コーヒーの強い苦みが苦手な方でも飲みやすいといわれる「水出しコーヒー」。コーヒー豆本来の華やかな味と香りと楽しめるとして人気ですが、水出し用のコーヒーは多くの商品があるため、どれを選べばよいかわからない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、水出しコーヒーのおすすめをご紹介。自分にあった商品の選び方や水出しコーヒーの作り方もあわせて解説していますので、選ぶ際や作る際の参考にしてみてください。
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水出しコーヒーとは?

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水出しコーヒーとは、別名「コールドブリュー」や「ダッチコーヒー」とも呼ばれるモノ。水で長時間かけて作られるのが特徴です。通常のコーヒーは、お湯を使って短時間で抽出しますが、水出しコーヒーは数時間から半日程度かけてじっくりと成分を抽出します。
一般的なコーヒーはお湯で抽出されるので、カフェインやタンニンがしっかりと出ることから、苦み・渋みを強く感じます。一方、水出しコーヒーは、まろやかですっきりとした味わいが魅力。苦みが抑えられており、コーヒー豆の持つ甘みがしっかりと引き立つことで、飲みやすくなります。
また、冷蔵庫で保存しやすく酸化しにくいことから、風味が長持ちするのもメリット。自宅でも手軽に作れるため、特に暑い季節にはおすすめの淹れ方です。
水出しコーヒーの選び方
焙煎度で選ぶ

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焙煎度は、大きく浅煎り・中煎り・深煎りの三段階に分かれます。焙煎度が浅いほど酸味が際立ち、深いほど苦みやコクを感じられるのがポイント。それぞれ水出しコーヒーにしたときの味わいが異なるため、好みにあわせて選ぶのがおすすめです。
浅煎りは、華やかな酸味とフルーティーな香りが特徴。爽やかな水出しコーヒーを飲みたい方や、コーヒーの苦みが苦手な方におすすめです。中煎りは比較的万人受けしやすい味で、酸味を感じつつも程よい苦みとコクがあります。
よりコーヒーらしい濃厚な風味を楽しめるのが、深煎り。水出しコーヒーでも苦さや香ばしさをしっかりと味わいたい方は、深煎りをチョイスしてみてください。
原産地ごとの特徴もチェック

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コーヒー豆は原産地による味わいも異なり、主にアジア産・中南米産・アフリカ産に分けられます。特にアジア産のコーヒー豆は、味が強くコクもしっかりと感じられるため、氷を入れて飲むことの多い水出しコーヒーにしても味わいが変わりにくく、おすすめです。
中南米産は、苦みと酸味のバランスがとれた品種が多いのが特徴。水出しコーヒーにすることで甘みも感じやすくなるので、王道のコーヒーらしい味わいが好みの方に適しています。
アフリカ産は、爽やかな酸味を感じられるコーヒー豆が多く、口当たりが軽やか。水出しコーヒーにすると、香ばしさとフルーティーさが共存した風味を楽しめます。気分によって豆を変えることで、さまざまな味を堪能できます。
抽出時間にも注目

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水出しコーヒーは、水につけている抽出時間によっても味わいが変化します。作る分量にもよりますが、500ml作る場合の目安時間は、常温の場合は6~8時間、冷蔵の場合は12時間前後とされています。
浅煎りは味が出にくいため、浅煎りのコーヒー豆を使う場合は目安より1~2時間程度プラスで抽出するのがポイント。一方、20時間以上抽出してしまうと雑味を感じやすくなることから、避けた方がよいといわれています。
水出しコーヒーのおすすめ
澤井珈琲 水出し珈琲
水でじっくり抽出して作る本格的な水出しコーヒーです。まろやかな口当たりと渋みを抑えた甘みのある味わいが特徴で、冷たい飲み物が恋しくなる暑い季節におすすめ。40年以上の歴史を重ねてきたコーヒー専門店ならではの味わい深さを感じられます。
コーヒーバッグ1つを水に入れて冷蔵庫で5~8時間冷やすだけで、専門店の味が楽しめます。時間が経過しても味の変化が少なく、個包装なので香りと鮮度も長持ち。手軽に本格的な一杯を味わえる商品です。
キーコーヒー 香味まろやか水出し珈琲
本格的な味わいを手軽に楽しめる水出しコーヒーバッグです。ブラジルやコロンビア産の厳選された豆を使用しており、水出しならではのまろやかな風味が特徴。すっきりとした味わいながら豊かなコーヒーの香りを感じられます。
冷蔵庫で4時間以上つけるだけで美味しいアイスコーヒーが完成するので、暑い季節に重宝します。飲みやすい味わいで満足度が高く、さっぱりとした後味を好む方におすすめの商品。500mlから1000mlまで、お好みの濃さで抽出できます。
ドリップコーヒーファクトリー(DRIP COFFEE FACTORY) 水出しコーヒー
日本第1位の焙煎士が監修する、本格的な水出しコーヒーです。爽やかな味わいが魅力で、そのままストレートで飲んでも美味しい軽めの口当たり。ミルクとあわせれば、コーヒーの香りとミルクの甘さが絶妙にマッチし、穏やかな味わいに変化します。
酸味や甘み、苦みやコクといった味のバランスに優れているのが特徴。酸味のあるフルーツやピールを使った焼き菓子などと相性がよく、朝食シーンとも相性は良好です。カフェオレで飲む場合は、ベリー系のスイーツと組み合わせるのがおすすめです。
加藤珈琲店 魔法の水出しアイスコーヒーバッグ
水出し専用に開発された香り高いコーヒーバッグです。マイルドな味わいと豊かなコクが特徴で、水に浸すだけの手軽な作り方ながら、美味しいアイスコーヒーを楽しめます。暑い季節にあう冷たい飲み物を探している方におすすめの商品です。
個包装することにより、コーヒー豆本来の香りと鮮度を保っています。水600mlに1バッグを入れて一晩待つだけで、水出しコーヒーの完成。朝に仕込んでおけば夕方には飲める便利な商品です。
ティーライフ 水出しコーヒー
冷蔵庫で4~8時間置くだけで、本格的なアイスコーヒーを楽しめる水出しコーヒーです。ベトナムとブラジル産の厳選された豆を使用し、フルシティローストで丁寧に焙煎されたコーヒーは深いコクが特徴。簡単な作り方ながら本格的な味わいを楽しめます。
中挽き加工された豆から引き出される甘みとまろやかな苦みが、絶妙なハーモニーを奏でます。そのままストレートで飲むのはもちろん、ミルクを加えてアイスカフェオレにするなどのアレンジも楽しめる、暑い季節におすすめの商品です。
TOKYO COFFEE オーガニック ダッチブレンド
水出しコーヒー専用にブレンドされた有機認証コーヒー豆です。深いコクのある苦みとほのかな甘さが調和した味わいが楽しめます。すっきりとした後味で、爽やかさを感じられる一杯です。
深煎りに焙煎することで、強い苦みに加え、豊かな香りと味わいを引き出しています。できるだけ焙煎したての新鮮な状態でお届けするため、風味も格別。アイスコーヒーを愛飲する方におすすめの、味わい深いひと品です。
ブルーボトルコーヒー ホールビーン ブライト ブレンド
東アフリカ産の豆を贅沢に使用した、スペシャリティコーヒーです。ペルーとエチオピアの上質な豆をブレンドすることで、フルーティーで爽やかな酸味が引き立つ味わいを実現しました。
豆の個性を活かすライトローストで丁寧に焙煎し、豊かな香りと繊細な風味を引き出しています。世界中から季節ごとに旬の豆を買い付け、よりよい状態で味わえるよう管理している店舗から販売されている、コーヒー通におすすめの一杯です。
信州珈琲 水出しコーヒー専用豆 アイスブレンド
水出しコーヒー専用にブレンドされた自家焙煎のコーヒー豆です。長野県の小さな珈琲工房で店長が毎日丁寧に焙煎しており、マイルドな味わいが特徴。幅広い年代にとって飲みやすい風味に仕上げています。
深煎りに焙煎することで、豊かな香りを引き出しています。火加減や焙煎釜の気圧にもこだわり、注文を受けてから焙煎する製法で新鮮さを保っているのが魅力。夏のアイスコーヒーにおすすめの商品です。
澤井珈琲 アイスコーヒーdeマンデリン
マンデリン豆をベースにした、本格的なアイスコーヒー用コーヒー豆です。濃厚なコクと香ばしさが広がる一方、すっきりとした後味で飲みやすいのが特徴。深いうまみを引き出す焙煎により、豊かな味わいを実現しています。
水出しでじっくり抽出することで、爽やかな清涼感と豊かな香りを楽しめます。氷を入れても薄まりにくく、豆本来の風味がしっかりと感じられるため、アイスコーヒー好きの方におすすめの商品です。
藤田珈琲 アイスコーヒーブレンド
夏の暑い日にぴったりの、爽快なアイスコーヒー用ブレンドです。ラオス産を中心にブレンドされた豆は、深い苦みとキリッとした味わいが特徴で、氷を入れてしっかりと冷やして飲むのがおすすめです。
香り高いコクと深い苦みが楽しめる、深煎りタイプに仕上げられています。創業60年の実績を持つ焙煎所ならではの技術で引き出されたさっぱりとした後味は、アイスコーヒーをより一層美味しく感じさせます。
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水出しコーヒーの作り方

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水出しコーヒーにコーヒー豆を使う場合は、ミルで細挽きから中挽き程度の粉にしましょう。粗挽きでもかまいませんが、挽き方が細かい方が味が出やすいとされています。量の目安は、水500mlに対してコーヒー粉50g程度です。
水出しコーヒー用のポットがある場合、まずポットのフィルター部分に粉を入れます。次にその上から水をゆっくりと注ぎ、溢れないように注意しながら注ぎ足します。すべての水を入れ終わったら、コーヒーが抽出されるまで待てば完成です。
専用ポットがなくても、ピッチャーとお茶用パックで代用できます。お茶用パックの中にコーヒー粉を入れ、ピッチャーに入れたら静かに水を注ぎます。後は同じくコーヒーが抽出されれば出来上がりです。
水出しコーヒー用のポットは1,000円前後から販売されており、比較的手に入れやすいのがポイント。また、ピッチャーやお茶用パックはさらに簡単に手に入るため、家庭で手軽に試せます。
豆の種類や焙煎度によってさまざまな味わいを楽しめる、水出しコーヒー。基本的には苦みを抑えた爽やかな味わいですが、商品によってはコーヒーらしく深い苦みとコクを楽しめるモノもあります。好みにあわせてぴったりの商品を選んでみてください。