全長5cmのゲーム機が登場!
「PocketStar」は、キーホルダーサイズの超小型ゲーム機です。これ1台で最低18のタイトルをプレイできるということで、各国のガジェットマニアが注目しています。
スマートフォンの性能が日毎に向上していく現在、こんな製品もアリなのかもしれません。
名作ゲームが楽しめる?
PocketStarは96×64ピクセルの画面を持ち、ストレージ容量は256KB。RAMは32KBという数字です。
現代の目で見れば、恐ろしくロースペックな製品かもしれません。しかし、このPocketStarが取り扱うのは大粒のピクセルだけで構成されたレトロ風ゲーム。それを鑑みれば、性能的には十分です。
フィールド上の餌を食べる「Pocketman」や、落ちてくるブロックを横一列に並べて消す「Pocketris」、玉を弾いてブロックを壊す「Brick Breaker」など、誰もが知っている名作タイトルに倣ったものが揃っています。あくまでも「○○風」であるということにご注意。
全長はゲームボーイの3分の1
PocketStarは満充電状態から2~3時間の連続プレイが可能です。充電はMicro-USBケーブルで行います。
そしてやはり、その小ささは驚愕すべきものがあります。任天堂のゲームボーイの全長が14.8cmですから、それと比べるとまるで小人のようです。
ちなみにストレージは、MicroSDを差し込むことで拡張可能としています。
5月に配送
PocketStarはクラウドファンディング「Kickstarter」に出展されています。
価格は1台39ユーロ(約5400円)から。5月からの配送開始とのこと。これを見るに、量産化の準備はすでに整っていると思われます。
今回ご紹介したPocketStarは、ちょっとした暇つぶしにも最適な製品かもしれません。スマホ向けのゲームは高クオリティー化の道を歩んでいますが、たまにはこうしたレトロ風ゲームで遊んでみましょう。