泥棒から家を守るスピーカー!
「Kevin」は留守中の家に空き巣が侵入しないよう、さまざまな機能を搭載した新型スマートスピーカーです。これ1台あれば、もう泥棒は怖くない!?
生活音を流すスピーカー
静かな部屋と賑やかな部屋。どちらが泥棒に入られにくいかといえば、やはり後者です。
Kevinは家主のスマートフォンと連携し、誰もいない家にあらゆる生活音を流します。食器がぶつかり合う音、シャワーを浴びる音、歯を磨く音、ピアノの練習などなど……。それらを予め設定したタイミングで流し、泥棒を食い止めようという思惑です。
専用アプリでいつでも設定変更ができるので、音がワンパターンになる心配もありません。
生活照明の演出も
さらに、Kevinには複数のLEDライトが搭載されています。
これを使って、まるで部屋に人がいるかのように「演出」することも可能。照明のON/OFFや微妙な影の差し具合を再現することにより、「この家にはまだ住人がいる」と泥棒に思わせます。
防犯のために、あえて室内の照明やテレビを付けっぱなしにする人もいます。しかしそれでは、パターンが読み取られて侵入を許してしまいます。Kevinはそうしたことを考慮しているため、とことんまで追求した「擬似的生活感」を家にもたらすことができます。
1台3万円から
Kevinはクラウドファンディングサービス「Kickstarter」でプレオーダーを受け付けている最中です。
価格は1台249スイスフラン(約3万円)。大きい家に向けた3台セットの枠は599フラン(約7万1000円)です。配送は今年12月を予定しています。
泥棒は生活音を嫌います。丈夫な錠前よりも、「そこに住人がいる」ということをアピールしたほうが大きな防犯効果を得ることができます。それを追求したKevinは、世界のテクノロジーメディアが注目しています。