人類を救うのはロウソクの力!
クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に、すごい製品が登場しました。その名も「Luminiser Lantern」。アウトドアに使用するLEDランタンですが、電力供給源としてのバッテリーやソーラーパネルは一切装備していません。
使うエネルギーは、なんとロウソクの火です。
ロウソクの熱が電力供給源
アイスホッケーのパックのような円盤型ロウソク、いわゆるティーキャンドルがLuminiser Lanternの動力源です。
バッテリー内蔵製品は、充電という手間がかかります。また、その場に電源コンセントがあるとは限りません。ソーラーパネルの場合は、太陽が出ていなければ上手に電気を得ることができません。
しかし、ロウソクならば火をつけるだけ。そこで発生する熱がLuminiser LanternのLEDライトに電力をもたらします。
世界の問題を解決する製品
一般的な大きさのティーキャンドルで、およそ6時間の発電が可能というこの製品。
たとえば、このようなシーンを想定することができます。世界には電気インフラにまったく恵まれていない地域で暮らしている人もいて、当地の子どもたちはロウソクの明かりを頼りに勉強をします。教育こそが国の発展を促します。
そこにLuminiser Lanternがあればどうでしょうか。本体にそのロウソクを設置すれば、小さな火が放つ光よりも遥かに強力な照明が得られます。
そうした役割を期待されている製品でもあります。
8月から配送
Luminiser LanternはKickstarterで699ノルウェー・クローネ(約9900円)からのプレオーダーを開始しています。
資金調達も順調で、期限を迎えるまでには目標金額に達成すると見られています。配送は今年8月から。
バッテリーを内蔵せず、ソーラーパネルすらも使わないという斬新な発想のLuminiser Lantern。だからこそ、時と場所を問わず様々なシーンで活用することができます。