自動車業界の巨人が電動スクーターに参入!
フォードという企業の名を知らない方は少ないと思います。世界で初めて自動車のライン生産を行い、世界中に多大な影響を与えました。
そのフォードが、電動スクーターの市場に参入しているということはご存知でしょうか?
最大時速32km
「OJO」はフォードのオフィシャルライセンス製品です。
アメ車というと、「ゴツくてデカイ」という印象がまだ残っている気がします。しかし、このOJOは曲線美が美しいスマートなデザインで、むしろ華奢な印象すら見受けられます。
最大時速は20マイル(約32km)、最大移動距離は25マイル(約40km)。日常のちょっとした遠出にはちょうどいい性能ではないでしょうか。
Bluetoothスピーカー搭載
ワイヤレスキーとアラーム機能で強固な防犯対策を施しているこのOJO。車体には何と、Bluetoothスピーカーも搭載されています。
走りながら音楽を流すことができるという、じつにアメリカの乗り物らしい機能です。
OJOは世界最大級のテクノロジー製品見本市であるCES2018に出展されました。自動車業界の名門フォードのロゴを関した電動スクーターとして、各国のメディアも大きく取り上げています。
22万円から
OJOは自社サイトでオーダーを受け付けています。価格は1999ドル99セント(約22万円)。これは本体価格で、バスケットやミラー、スペアタイヤなどは別途オプションという形で販売されています。
20世紀初頭、自動車の大量生産で各国のモータリゼーションを促したフォードですが、今度は電動スクーターで「革命」を起こすかもしれません。
世界の潮流は、電動モーターに向いています。各国政府も電動スクーターの開発を後押しする中、老舗メーカーの市場参入はたいへん大きなニュースです。