声で操作するドライブレコーダー!
クラウドファンディングサービス「Indiegogo」に、こんな製品が登場しました。持ち主の声を認識する「70MAI」というものです。
交通安全が改めて認識されている日本で、このような製品は大いに受け入れられるかもしれません。
操作は持ち主の声で
ドライブレコーダーは、その時の景色を常時録画する仕組みです。もちろん、それを無尽蔵にデータ保存するわけにはいかないので、ある一定の時間内の動画だけを一時保存し、それが過ぎたら自動消去するというシステムを採用しています。
70MAIは、任意のタイミングで動画をスマートフォンに保存することができます。その際の操作には、声を使います。音声を認識し、動画保存や写真撮影といった操作を行います。
たとえば、危険な運転をする車両が真横に現れたら、即座に「Record video」と言います。すると70MAIがその指示通り、動画の撮影とスマホへの保存を開始してくれるのです。
衝突時の緊急動画保存
では、衝突事故が発生した際はどうなるのでしょうか。
その場合も、70MAIは衝撃を感知して動画保存を行ってくれます。スマホに特別なフォルダを作成し、そこに事故発生時の動画を保存するという仕組みです。
日本では危険な煽り運転が問題視されていますが、同時にドライブレコーダーの重要性が叫ばれるようになりました。映像化された証拠に勝るものはありません。70MAIは、警察や保険会社に提出するための動画をバッチリ撮影してくれます。
日本へも配送対応
この70MAI、現在Indiegogoで49ドル(約5500円)からの出資を受け付けています。3月からの配送を予定していて、日本へは別途10ドル(約1130円)の手数料で対応するそうです。
https://youtu.be/B0dlmwFsv58
バスや業務用トラックには必需品のドライブレコーダーですが、今や一般車両にとってもなくてはならないものへと変化してきています。特に傍若無人なドライバーが問題視されている今、いざという時の証拠映像とそれを撮影する製品がユーザーから強く求められており、本製品が大いに活躍することでしょう。