運転中も身だしなみは大切。
車内に搭載されているシガーソケットは、もはや「シガーソケット」ではなくなりつつあります。それは結局、車内で煙草を吸う人が減ったということですが、同時にシガーソケットは新たな役割を与えられるようになりました。
クラウドファンディング「Indiegogo」に登場した「Ymax In-Car」は、シガーソケットに接続するちょっと変わった最先端機器です。
USBポート増設にひと役
Ymax In-Carは3つの機能を持っています。まずこの製品自体に300mAhのバッテリーが内蔵されていて、シガーソケットから取り外した状態でもモバイル機器の充電が可能です。
今や車は、スマートフォンの充電スタンドのような存在と化しています。車内にUSBポートを増設する意味でも、このYmax In-Carは大いに役立ちます。
2つ目の機能は、緊急脱出用のガラス割りハンマーです。なにかしらの事故により、一刻も早く車外へ脱出しなければならない時、この機能は文字通り命を救います。
いざという時の電気シェーバーに
そして3つ目の機能は、電気シェーバーです。いざという時には髭剃りにもなるというこの製品、先述の内蔵バッテリーにより最大90分間のシェービングが可能です。
フォーマルな場へ出向く時、Ymax In-Carを使って車内で髭を整えることができます。一見変わった組み合わせですが、意外と使用頻度はあるかもしれません。
1台20ドルで提供
Ymax In-Carは決して高価なものではなく、Indiegogoでは20ドル(約2260円)で提供されています。数量限定品ですが、在庫にはまだ余裕があるようです。配送は2018年2月を予定しています。
喫煙者は少なくなっていますが、車内に装備されているシガーソケットは今もなくてはならないものです。Ymax In-Carのような独創的なガジェットが、それを証明しています。