野菜を塩などで漬け込んだ保存食「漬物」。日本では昔から親しまれている食品で、漬け込む素材や漬け込みの仕方によってバリエーション豊かな味わいを楽しめます。地域ならではのモノや、季節感を楽しめるモノも展開されているのがポイント。そのまま食べるのはもちろん、料理の具材に使えるのも魅力です。
そこで今回は、おすすめの漬物をご紹介します。さまざまな商品のなかから、贈答用に適した商品もピックアップ。ぜひ漬物選びの参考にしてみてください。
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漬物のおすすめ
田丸屋本店 金印わさび漬
国産のわさびと香りのよい酒粕を利用した、伝統的なわさびの漬物です。厳選したわさびがおいしさの秘密。品質・色・形をチェックし、本商品に適したわさびをメーカーの職人が直接選別しています。
一般的なわさび漬よりも根の配合を多く使うことで、風味や辛さを強く引き出しているのも特徴です。合わせる酒粕も、熟成期間の長い上等なモノを使用しています。
醤油や削り節をかけて、ご飯のお供に食べるのがおすすめ。材料にこだわって作られたわさび漬が気になる方はチェックしてみてください。
中園久太郎商店 久太郎のお漬物セット 6種6品
6種類の漬物をセットにした商品。内容は「山川漬三杯酢」「さくらつぼ漬」「高菜」「国産割干し大根かりんこ」「つぼ漬」「さつま漬のふりかけ」です。「つぼ漬」は恵まれた環境で育った大根を寒中長期間吊り干し、塩蔵密閉しているのが特徴。乳酸醗酵した風味のよい大根を薄切りにし、特製の調味液に漬け込んで仕上げています。
1品目ずつ小袋に入っており、使い勝手がよい点も魅力。ギフト用にも適しています。贈答用に使いやすい漬物を探している方におすすめです。
茎屋 無添加京漬物 人気漬物6種
定番の漬物を6種類セットにした商品です。内容は「京みぶ菜」が100g、「都しば」が90g、「五色浅しば」が142g、「撫々すぐき」が90g、「わりぼしたまり」が90g、「ちりめん山椒」が70g。「京みぶ菜」は、京野菜を使った漬物のなかでも人気の高い商品です。
素材の持つ辛みを活かしつつ爽やかな味わいに仕上げており、お茶漬けの具材としてもおすすめ。「撫々すぐき」は、京都上賀茂のすぐきを刻み、少量のりんご果汁を加えることで食べやすく仕上げています。
「わりぼしたまり」は割り干し大根をたまり醤油・唐辛子・ゴマで味付けした、風味のよい漬物。1品ずつこだわりの詰まった漬物の詰合せを探している方はチェックしてみてください。
西野屋食品 竹の子山くらげ
濃厚な味付けの漬物です。具材は竹の子・山くらげ・きくらげ。素材の食感と風味を楽しめます。かつおの風味を活かした味付けで、ご飯のおかずとしてはもちろんおつまみやお弁当にも使える汎用性の高さも魅力です。
メディアでも紹介された実績があり、話のネタになる漬物を手土産にしたい方にもおすすめ。賞味期限は、製造日から150日です。冷蔵庫に常備しておくと便利な漬物が気になる方は、検討してみてください。
土井志ば漬本舗 大原の里
志ば漬けと京野菜の漬物をセットにした商品。内容は、「志ば漬きざみ」「すぐききざみ」が2個ずつ、「志そ漬きゅうり」「胡瓜からし漬」「志ば漬醤油味」「はりはり漬」「ぶぶ漬しぐれ」「在所漬きざみ」「志そ風味漬」「里のごぼう」が40gずつです。
「志ば漬きざみ」は、ナス・きゅうり・みょうがといった夏野菜をちりめん赤しそで漬け込んだ乳酸発酵のおいしさが詰まった漬物。「ぶぶ漬しぐれ」はメーカーが100年以上作り続けている伝統の漬物で、山蕗・山椒の実・筍・椎茸・昆布を煮合わせています。
賞味期限の目安は、製造日を含む80日。バラエティ豊かな漬物を楽しめる商品を探している方におすすめです。
ヤマモト食品 ダイヤ漬
数の子を使った漬物です。「海のダイヤ」とも称される数の子を厳選しているのがポイント。粘り気のある昆布とスルメを加え、メーカー独自のレシピで丁寧に漬け込んでいます。数の子の旨みが引き出されているのが魅力。味付けは醤油ベースです。
容量は、250g・500g・1000gがラインナップ。贈答用の250gも展開しています。海の幸を使った漬物が気になる方におすすめの商品です。
浅舞婦人漬物研究会 あさ舞 酢漬
複数の野菜を使った酢漬タイプの漬物です。きゅうり・大根・かたうり・ナス・みょうが・ちょろぎ・菊・しその実・生姜の9種類の野菜を使っているのがポイント。蜂蜜と酢で漬け込んでおり、爽やかな味わいを楽しめます。
容量は120g。賞味期限は150日です。手がけているのは、秋田県横手市浅舞地区の漬物を広めることを目的に漬物作りを続ける浅舞婦人漬物研究会。地域の個性が感じられる漬物を食べたい方はぜひチェックしてみてください。
西利 ラブレ糠漬・四葉胡瓜 あっさりタイプ
ラブレ乳酸菌で発酵させた糠床に漬け込んだきゅうりの漬物。やさしい酸味が特徴です。本商品は京都の伝統的な漬物「すぐき」から発見された、ラブレ乳酸菌を用いた漬物シリーズのひとつです。
野菜とラブレ乳酸菌を同時に摂取できるのが魅力。同シリーズは2000年には京都中小企業優秀技術賞を受賞しています。着色料・保存料は不使用です。
メーカーの徹底した品質管理のもとで作られているのも魅力。商品到着後、1週間程度で食べ切ることを推奨しています。ラブレ乳酸菌を使った漬物を食べてみたい方におすすめです。
西野屋食品 松前白菜漬
旬の白菜のみで作られる、秋冬限定の漬物です。小気味よい白菜の食感と、昆布のとろみを堪能できるのが特徴。白菜の葉の間に、味を付けた昆布・大根・人参・スルメイカ・ネギを挟んで熟成させています。
白菜は、甘みのある茨城県産の地域品種にこだわっているのがポイント。風味と食感のよい漬物に仕上がっています。昆布は、北海道の室蘭や釧路産のモノを厳選しているのが魅力。メーカーが創業当時から作り続けている漬物です。
揃えるようにしてカットされた断面もこだわりのひとつ。高級感がある見た目で、ギフトにもぴったりです。メディアでも多数取り上げられている人気の商品。こだわりの詰まった白菜の漬物を楽しみたい方におすすめです。
ニシダや 柚子大根
柚子の豊かな香りを活かした大根の漬物です。皮を剥いた大根をカットし、厳選した国産柚子で漬け込んでいます。余韻も爽やかで、箸休めにも適した味わいです。京料理で多用される柚子を用いた本商品は、京都らしい漬物のひとつ。京都在住の方から観光客の方まで、幅広く人気がある漬物です。
ご飯のおかずとしてはもちろん、お茶請け・おにぎり・お酒のおつまみにもぴったり。容量は130g、賞味期限は7日です。
京都で80年以上親しまれ続けている老舗漬物店が手がけています。伝統を大切にしながら、現代に合った漬物作りを続けるメーカーの商品が気になる方におすすめです。
竹田食品 数の子松前
数の子をふんだんに用いた、松前漬タイプの漬物です。大きな数の子と粘りが強いがごめ昆布を使っているのが特徴。スルメと真昆布を加え、メーカーオリジナルの醤油ダレに漬け込んでいます。
大ぶりで柔らかい数の子を厳選することで、味わいがしみ込んでいるのがポイント。食べごたえある漬物を楽しめます。
モンドセレクション金賞を多数受賞しているほか、第6回全国水産加工総合品質審査会で水産庁長官賞も受賞。実績も多い漬物を選びたい方はぜひチェックしてみてください。
雄勝野きむらや いぶりがっこ
秋田県の郷土料理であるいぶりがっこです。燻製したたくあんの漬物。もともとは県内陸部の農家で作られていましたが、今では秋田県を代表する食品として知られています。
本商品は、メーカーならではの製法で仕上げているのが特徴。ナラの木、桜の焚き木干しを行っており、秋田の風土を感じられる独特の味わいを楽しめます。
食べる際は、薄く切って食べてみてください。賞味期限は120日です。個性的な風味を備えた漬物を探している方はチェックしてみてください。
とみき漬物 野沢菜漬け
長野県の郷土食でもある野沢菜漬けです。冬になると青い野菜が畑から収穫できなくなる長野県では、晩秋に大量の漬物を作る風習があります。なかでも野沢菜漬けは県を代表する漬物として、地元の方に親しまれている漬物のひとつです。
本商品は、マイナス3℃の中で丁寧に熟成させているのが特徴。本来の味わいを活かすため天日塩を用いて繊細な味付けに仕上げており、野沢菜の魅力を存分に堪能できます。
200gと400gがラインナップ。信州を代表する冬の味覚を味わってみたい方におすすめの漬物です。
東海漬物 きゅうりのキューちゃん
きゅうりを使った漬物です。食感のよい四葉胡瓜と国産生姜のコンビネーションが魅力。こだわりのブレンド醤油を使っているのもポイントです。4種類の本醸造醤油をブレンドしており、風味・コク・旨みを堪能できます。
ガパオライスやパスタなど、さまざまな調理の具材に用いるのもおすすめ。2020年には製法をマイナーチェンジすることで、醤油の芳醇な香りをより感じられるようになったと謳われています。汎用性が高いので、自宅に常備しておくと便利です。
賞味期限は未開封の状態で120日。容量は90gです。幅広い世代の方が楽しめるきゅうりの漬物が気になる方はチェックしてみてください。
佐藤漬物工業 高菜漬
日本三大漬け菜のひとつ「高菜漬」を楽しめる商品です。高菜は主に九州から近畿で栽培されており、本商品は宮崎県のメーカーが手がけています。醤油ベースの味付け。熟成した高菜のやさしい酸味が加わり、深みのある味わいを楽しめます。
高菜漬はおにぎりの具にしたりご飯のお供として食べるのはもちろん、炒め物に加えるのもおすすめの食べ方。とくにチャーハンとの相性がよく、高菜のおいしい食べ方として知られています。
内容量は220g。賞味期限は製造から150日です。九州で定番の漬物「高菜漬」を楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。
・2袋セット
・3袋セット
きしかん 水なすのお漬物
A級品の水ナスを贅沢に使った漬物です。大阪・泉州の環境を活かして育てた、質の高いナスを使用。ハウス栽培で管理しており、冬場でも灰汁が少なくみずみずしいナスに育っています。
握ると皮の裂け目から果汁のように水分がしたたる、ジューシーな味わいが特徴です。食感を楽しめるのも魅力。子供から年配の方までおいしく味わえる漬物です。
メーカーオリジナルの化粧箱に入っているため、贈答用などにも適しています。賞味期限は製造日から7日間。水ナスが好きな方におすすめです。
漬物の選び方
各地の名産品をチェック
漬物を楽しむ際は、昔から地域に根付いているモノに注目するのがおすすめです。たとえば、秋田県では「いぶりがっこ」が有名。いぶりがっこはたくあんを燻して作られる漬物で、もともとは秋田県内陸部で作られていましたが、現在では秋田県を代表する食文化として知られています。
長野県では、冬の間の保存食として「野沢菜漬」が食されているのが特徴。野沢菜漬と並んで日本を代表する漬け菜として知られる「高菜漬」は、主に九州から近畿地方で親しまれています。
京都では、「京みぶ菜」などの京野菜を用いた漬物が人気。ほかにも、地域に伝わる伝統的な漬物を広めるために漬物を作り続けているメーカーなどが存在します。気になる地域や縁のある場所の漬物を楽しんでみてください。
季節感を楽しむなら食材に注目
漬物を通して季節を感じたい方は、シーズンを象徴するような素材を使った商品を選ぶのがおすすめです。たとえば、ナス・きゅうり・みょうがなどは、漬物にもよく使われる夏野菜の代表格。暑い時期にチョイスする漬物として適しています。
もともとは冬場の青野菜不足をしのぐために信州で食べられていた野沢菜漬は、冬に楽しむのにぴったり。なかには、旬の素材を使った季節限定商品も存在するので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
贈り物にはセットや高級感のあるモノがおすすめ
漬物をギフトとして用いる場合は、高級感のある商品や詰合せをチョイスするのが大切。詰合せタイプの商品は、バリエーション豊かな漬物を楽しめるのが魅力です。贈る相手の好みが分からない場合でも、安心してプレゼントできるのがメリット。また、カットの方法にこだわって高級感を意識している漬物もあります。
ほかにも、パッケージデザインにこだわった商品も贈答用にぴったりです。熨斗対応やオリジナルの包装紙など、ギフト用に対応しているショップで購入するのもおすすめ。贈る相手に合わせて、適切な商品を選んでみてください。
添加物や化学調味料の有無をチェック
漬物を購入する際は、添加物や化学調味料の有無を確認するのがおすすめです。商品によっては、味わいを調節するためにアミノ酸・酸味料・着色料・酸化防止剤などを添加している場合も。一方で、化学調味料を使っていない漬物も存在します。
添加物や化学調味料をなるべく摂取したくない方は、購入する前に原材料表記をチェックしてみてください。
食べ切れる容量を選ぶ
漬物は商品によって容量が異なるので、食べ切れる容量のモノを選ぶことが大切です。同じ商品でも異なる容量をラインナップしている場合もあるので、シチュエーションに合わせて購入してみてください。
少しずつ多様な漬物を楽しみたい方は、詰合せタイプがおすすめ。1種類ずつ100g程度の容量で小袋に入っている商品もあり、少しずつ食べるのにも適しています。漬物の種類や味わいだけでなく、食べ切れる容量かどうかも注目して漬物を選んでみてください。
漬物を選ぶ際は、季節感を楽しめるモノや地域性を感じられるモノを選ぶのがおすすめ。さまざまな漬物を楽しみたい方は、複数の漬物をセットにした商品が適しています。贈答用に選ぶ場合は、高級感のある商品を探すのがポイント。添加物や化学調味料の有無にも注目して選んでみてください。