これぞ新発想のモバイルバッテリー。
スマホが広く普及しはじめた現代人にとって、モバイルバッテリーは必須のアイテムとなりました。今もさまざまなバリエーションのモバイルバッテリーがリリースされていますが、今回ご紹介する「Finger Pow」は今までにない斬新なモバイルバッテリーとして世界から注目を浴びています。一体どのような製品なのでしょうか?
小さなバッテリーが4つ
Finger Powは、4つの楕円形バッテリーとそれを収納するマザーポートで構成されています。
小さなバッテリーの容量はそれぞれ600mAh。これをマグネット接着式アダプタと組み合わせることで、スマホに電力を送ります。このバッテリーへの充電はマザーポートの役目ですが、これ自体も5000mAh容量のバッテリーになっているのが特徴です。
イメージとしては「予備電力を切り取って使う」という感じでしょうか。誰かに「モバイルバッテリー貸して」と頼まれたとき、これひとつ渡しておけば十分に役目を果たすことができます。
この発想はなかった!
600mAhとは、iPhone 8のバッテリーでは約25%に相当します。つまり、これを4つ集めればちょうど1台分です。
ひとつのバッテリーを大容量化するのではなく、小さなバッテリーをいくつも並べるというこの発想。誰かが思いつきそうで、誰も思いつかなかったという意味では、モバイルバッテリーの「コロンブスの卵」と言っても過言ではありません!
さまざまな端子に対応!
しかもこのFinger Powは、前述のマグネット接着式アダプタを採用していることにより、Micro USB・USB Type-C・Lightningの各端子に対応します。スムーズな接続により、充電にまつわるストレスも大きく軽減されることでしょう!
本製品はKickstarterでクラウドファンディング中。価格は40ドル(約4500円)からです。なお、日本への配送は、これに別途15ドル(約1700円)が加算されます。
スマホが普及した今、電力は常に携帯しておくべきものになりました。また、先述の通り誰かから電力をせがまれる機会も当然あり得ます。そんな時、少量の電力を小分けにして渡すことができるFinger Powは大いに重宝するはずです!