かつてない簡単な位置決め。

引越や部屋の模様替えで必要になる、家具などの物や部屋の実寸の計測。それに加えて壁に一枚の絵をバランスよく飾るだけでも、試行錯誤を重ねてかなり苦労することも。そんな面倒な作業がかなり楽になるガジェットがあったらいいと思いませんか? ではさっそくスマートフォンカメラとアプリで計測と物の設置が劇的に楽しくなるスマートメジャー「Cubit」をご紹介しましょう!

Cubitとはどんなメジャー?

Cubitとは部屋や置く物をスマートフォンのカメラで撮影し、バーチャルの世界で位置決めをした後に”リアル”な世界で正確にその場所に設置することができる最高にスマートなメジャーです!

バーチャルな世界で位置決め

では仮に壁に新しく購入した絵を掛けるとしましょう。まず専用アプリからカメラでその壁を撮影。次にCubitをその壁の端に設置して水平と垂直方向のレーザーにより寸法を計測します。

するとその値は自動でアプリ内の壁の画像の該当部分に当てはめられます。今度は掛ける絵を撮影し、Cubitのゴムローラーセンサーで寸法を計測。同じように絵の画像に値が現れます。

次にアプリ内のバーチャルな世界の壁の上を、やはりバーチャルな絵をドラッグしながら最適な場所を決めます。あるいはアプリの機能を使ってセンタリングをすることも可能です。最後に絵の裏側を撮影して、実際に釘を掛ける位置を決めておきます。これで絵を掛けるための準備ができました。

リアルな世界で位置決め

さきほどアプリ内のバーチャルな世界で決めた位置に実際に絵を掛けるために何ができるでしょうか? ここからがCubitの非常に優れた特徴が発揮されるところです。

Cubitを「ガイドモード」に設定して壁に置くと、本体のディスプレイが釘を打つべき位置を矢印で表示。Cubitを移動させてその位置に来るとディスプレイがわかりやすくお知らせしてくれるので、あとはそこに釘を打ちましょう。

アプリは絵の側の釘を掛ける場所を考えて、壁の上の絵の位置を計算しているので、まさにアプリのバーチャルな世界で決めた通りの”最高の位置決め”が実現することに! もう試行錯誤することはありません!

どんな場面で使える?

前述のとおり、引越や部屋の模様替えでCubitは大活躍。床や壁を測ることで、さまざまな家具や家電製品を設置する場所をあらかじめアプリ上で考えて、確実に一発で置くことを可能にします。

また壁に複数の写真や絵を飾る場合、それぞれの位置を等間隔にしたりといったちょっと面倒な作業も、Cubitがあるならいとも簡単に仕上げてしまいます。ほかのさまざまな活用方法はユーザーの工夫次第です!

それに加えてCubitが優れているのは、直線やフラットな平面だけでなく、ソファなど不規則な形状の物をゴムローラーセンサーでその上を転がしながら計測できるところ。通常のメジャーではなかなか難しいですね。

レーザーやゴムローラーで計測するだけで、面倒な計算をすることなく正確な位置決めをすることができるCubitは、Indiegogoで49ドルです! これがあるならドンドン模様替えがしたくなるに決まってます!