あらゆるシーンで活躍するレーザー距離計。
レーザー光であっという間に測定できるレーザー距離計。あらゆる作業の現場や調査などのプロフェッショナルな活用はもちろん、一般家庭でも大活躍まちがいなしの便利ツールです。でも瞬時に測れるとはいえ、動き回る必要があるのも事実。そこで注目したいのが、世界初の2方向レーザー距離計、VH-80。きっと劇的にはかどります!
通常のレーザー距離計との違い
ちょっと長いAB間の距離を測る場合、Aまで行き、そこから誰かの補助でメジャーをBまで伸ばすか、レーザーをBに当てることが必要。そして測定個所に応じて同じことを繰り返すことに…。
でもVH-80の一番の特徴は、本体の左右からのレーザー光の反射よる測定。そのおかげで、測定のためAまで行かなくても、つまり中間地点にいても、瞬時にAB間の距離を測定できてしまうのです!
測定が劇的にラクに!
では、具体例をもう少し見てみましょう。たとえば直方体である空間の体積を測る場合、適当なところに立って、その場から一歩も動かずに、VH-80で3方向の距離をあっという間に測定。あとは計算のみ!
また片方からのみのレーザー照射により、傾斜測定での「ピタゴラス測定モード」を活用して建物などの高さを測る、という従来のレーザー距離計でも活用されている測定法ももちろんOK!
ある試算例によると、通常のメジャーでは15工程で30分かかった測定が、VH-80を使うと3工程3分で済むとのこと…。言葉を失うほどの作業効率の改善です。
もっと便利な使い方
さらに「連続測定モード」なら、左右の測定地点までの距離をライブ表示。VH-80を動かしながら、左右までの距離が等しくなる地点が中間地点なので、ある面の中心に何かをディスプレイしたい場合などは重宝します。
そしてVH-80には専用アプリも準備されています。あらかじめ撮影しておいた測定対象物に、VH-80から送信された測定値をドラッグ&ドロップするだけでメモ完了! 直感的ではかどりそうです!
80mまでの距離を、±3mmの誤差という正確さで計測可能なVH-80はKickstarterで119ドル! これはまさに計測革命です!
ニコン、ライカ、ボッシュなどと、並みいるメーカーが存在するレーザー距離計。VH-80にどう反応するのか、非常に興味深いですね!