地球を苦しめるペットボトル。
ある統計によると、年間800億本が生産され、そのうちの80%が海で、また埋め立てとして、ゴミになるペットボトル。分解されるまでにはなんと800年かかるという試算も。たしかに地球の環境はペットボトルひとつを取ってみても、苦境に立たされていると言わざるを得ません。
そんな苦しむ地球を救うべく立ち上がったのが、紙でできたペーパーウォーターボトル。さっそくご紹介しましょう!
堆肥にもできるボトル
ペーパーウォーターボトルは、その名のとおり紙でできたボトル。使用した後は、一般家庭の庭に埋めても、たったの80日で分解されて肥料にもなってしまうという、地球に超やさしいボトルなのです。
どんなつくり?
では、ペーパーウォーターボトルの構造を簡単にご説明。いくつかあるバージョンのうち第1世代であるEco-1は、バンブー材やパピルス、サトウキビを使用した100%オーガニックな再生可能な外装。だから簡単に分解できるのです!
そして内部は液体が漏れ出さないように、100%リサイクルされた非常に薄い樹脂の層でパック。キャップも「パルプ・グリッパー」と呼ばれるしっかりしたつくりで、がっちり内容物を守ります。
使い道はイロイロ
70ml、250ml、750ml、1L、2Lのバリエーションがあるペーパーウォーターボトルは飲料のみならず、シャンプーや手洗いソープなど、使い道イロイロなオールマイティ。広がる可能性が無限大ですね!
究極の目標が、すべてが紙製のオールペーパーを完成させることである、ペーパーウォーターボトルはKickstarterで30ドル!(バンブー材仕様)近所のスーパーに紙製ボトルがならぶ日も近いかもしれません!
すでに16もの特許を取得しているペーパーウォーターボトル。はやく本格的な製品化を実現して、地球やその上の生物を守ってほしいですね。