琵琶湖が育んだ滋賀県の地域資源である湖東麻織物。江戸時代からの長い歴史を持つこの織物を使用し、滋賀県の魅力を県内外に伝えたいという思いから、2015年に「1/6fabric」というファブリックブランドが誕生しました。

今回は、「1/6fabric」が製造した色鮮やかな御朱印帳をご紹介します。使用素材、デザインのモチーフ、製造工程のすべてを滋賀県で行ったメイドイン滋賀の本製品。一般の御朱印帳とは違った御朱印帳を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

江戸時代からの長い歴史を持つ湖東麻織物を使用

周囲を山々に囲まれ、湧き出た水が琵琶湖へと流れ込む滋賀県。この琵琶湖がもたらす適度な湿度と豊富な水のおかげで、滋賀県は昔から織物の産地として発展してきました。

今回の御朱印帳の素材として使用される湖東麻織物は、江戸時代からの長い歴史を持つ滋賀県の地域資源の一つ。近江上布とも呼ばれ、近江商人によって全国に広まるとともに、彦根藩に上納されていた歴史もあります。

そんな麻織物を使用した御朱印帳の手触りの良さは、一般の御朱印帳にはない魅力です。

滋賀県にゆかりのある4柄のデザイン

今回の御朱印帳では、梅花藻・瀬田しじみ・近江妙蓮・糸切餅の4柄展開されています。

梅花藻は、米原市醒ヶ井の地蔵川に存在している、たいへん珍しい水中花。梅の花に似た、白い小さい花を咲かせます。

瀬田しじみは、琵琶湖から淀川へと向かって流れ出る瀬田川にのみ生息しているとされる固有種。

近江妙蓮は、通常の蓮と違い、一茎に2〜12の花が咲き、花びらは2,000〜5,000枚に達する珍しい蓮。

糸切餅は多賀大社の門前町、多賀町で製造販売される和菓子。

どれも滋賀県にゆかりのあるものをモチーフにしており、色使いの鮮やかさが目を引くデザインになっています。

まさしくメイドイン滋賀!製造工程のすべてを滋賀県で

滋賀県の地域資源である湖東麻織物と滋賀県にゆかりのあるデザイン。これだけでも十分に滋賀県を感じられる製品ですが、「1/6fabric」では、製造工程のすべてを滋賀県内で完結することにもこだわっています。

生地の織りは滋賀県愛知川で、生地へのデザインのプリントは滋賀県東近江市で、御朱印帳への加工は滋賀県野洲市で製造。素材やデザイン、そして製造工程までを滋賀県にこだわり魅力を伝えていく、まさしくメイドイン滋賀の製品になっています。

本製品は、応援購入サービス「Makuake」にて購入可能です。