モスクワから北京までたった3時間!
超音速で飛行するなんて憧れです。一度はロンドンからニューヨークまでコンコルドで旅をしてみたかったと思った人もいるはずです。それをジェット機ではなく軍用超大型輸送機で実現させようとする企画があります。
ロシア軍事産業委員会は超音速大型輸送機、PAK-TAを2024年までに開発する予定だとロシア国営テレビ局が発表しました。200トンまで輸送可能な超大型輸送機で、現在では80機製造予定なので、最低でも400台の戦車を世界中に輸送できることになります。アメリカの最大軍用超大型輸送機C−5ギャラクシーが時速518マイルで飛行可能であり、戦闘機F−22ラプターが時速1500マイルと考えるとかなり野望的な企画だということが伺えます。
さらに驚きなのが電気飛行機の予定だからです。近年の技術の進歩により電気飛行機の時代もそう遠い未来ではないのかもしれませんが、超大型さらには超音速となると10年後に実現するのは少し無理があるかもしれません。
残念ながら夢のような飛行機は本当に夢で終わってしまうかもしれません。超音速輸送機よりも一般市民が気軽に大空を自由に飛べる研究をして欲しいと思うのは私だけではないはずです。