絵を描くのは得意ですか? 上手でなくても、うまく描けたものが一つや二つあり、保存しておきたいなと思ったことはあるはず。それをコピーではなく、ペン描きで拡大縮小したり、球体に描いたりして保存できるとしたら!?
今回ご紹介するのは、ちょっとしたイラストを描くことに興味があり、自作好きな人の心をくすぐる、お絵かきロボット組み立てキット mDrawBot です。
4つのロボットにトランスフォーム
mDrawBotの組立キットは用途に合わせて、同じパーツから4つの違うロボットを組み立てることが可能!さながら「トランスフォーマー」のようです。上の画像から分かるように、60以上のパーツで構成。テンション上がりませんか!?
まず1番目のロボットはmScaraです。ペンを持たせて、平らな面に描くことができます。レーザーを装着すると、自分で描いた絵が精密なレーザー彫刻で仕上がります。
2番目のロボットはmSpider。スパイダーのように壁やホワイトボードなどの垂直面に描くのが得意。上の二つのローラーからペンの部分をぶら下げている紐を伸ばせば、長い寸法の垂直面に描けます。いろいろ用途が広がりそう!
3番目のロボットはmEggBotです。卵やピンポン玉に描けるので、アイデアが膨らみませんか?気に入っている自分で描いた絵を球面に転写するのは、なかなか難しいですよね。
4番目のロボットはmCar。そのままですが、車の走る軌跡が絵となります。広い床面に自作のイラストを描けれるのは、圧巻に違いありません!
どのように描かせるのか?
やり方は簡単!専用ソフトをパソコンにインストールし、描かせたいイラストなどをインポートし、ケーブルで接続したmDrawBotにデータを転送! イラストを自由に拡大縮小できるので、描く面の選択肢が増えます。
組み立てるだけでも楽しそうなmDrawBot。この機会に眠っている絵心も起こしませんか!?
ソフトウェアはもちろん、オープンソース。色々なアイデアでパーツを追加し、上記の4つのロボットよりもすごいドローボットを開発できるかも!