頑張ってほしい研究。

筋委縮と進行性の筋力低下により、子どもの命にかかわる事態を招く脊髄性筋萎縮症。スペイン科学研究高等会議(CSIC)のエンジニアたちの研究が一筋の希望の光をもたらしています。パワードスーツによって体に障がいのある子どもだけでなく、特定の命を救う可能性があるというのです。さっそく見てみましょう。

子ども用のパワードスーツを開発

開発されたのは、特に脊髄性筋萎縮症を発症している3-14歳の子どもが装着することが意図された、外骨格型パワードスーツ。12kgもあるアルミニウム・チタン製のロボットはどのように役立つのでしょうか?

どのように「救う」のか?

脊髄性筋萎縮症には発症する幾つかの種類の型が存在。開発チームによると、子どもの場合、横たわったままになることにより、脊柱変性や肺の機能不全などさまざまな症状が現れます。そして悲しいことに命を落とすことつながってしまうことも。

そこで、この開発中のパワードスーツを装着することにより、通常に近い姿勢での歩行をアシストすることに。その「筋肉トレーニング」により、骨粗しょう症などをはじめとした症状を抑えることが可能になるとのこと。

このパワードスーツは内蔵されたマイクロプロセッサにより、装着者の筋肉の動きを検知すると、5つのモーターで足の動きをブースト。歩行を助けるというわけです。

フル充電で5時間動くので、1回のリハビリには十分なバッテリーパワー。現在のところ臨床試験中ですが、ぜひ開発に成功してほしいです!