その形はまるでスペースシップ。でも、それが活躍するのは宇宙ではなく、人間が単体で滞在するのに厳しい条件がそろう海洋。海において、長期間にわたって24時間体制での研究、探索活動を可能にする海洋ステーション。
今回ご紹介するのは、フランスの先進的な構想を持つ建築家 jacques rougerie のコンセプトで、人類に多大の益をもたらすであろうリサーチを可能にする、海のスペースシップ seaorbiter です。

上部デッキ「the eye」

宇宙の探査に各国が多くのエネルギーを傾けていますが、わたしたちの地球の海を研究することにより、気候変動がもたらす影響や海洋生物の多様性の減少傾向など、人類の将来にかかわる有益な情報が得られます。宇宙に滞在して研究するユニットが宇宙ステーションなので、seaorbiterは海で活躍する海洋ステーションとすると分かり易いかもしれません。

seaorbiterは海より上の the eye 呼ばれている上部デッキと海中の水中デッキで構成されています。上部デッキには通常の船などでアクセス可能です。収容可能人数は18-22人。

水中デッキもすごい

水中デッキのアドバンテージは海の研究や探査に必要な水中デバイス、潜水艇などを、比較的容易にリリースして、探査部隊を配置できる点ではないでしょうか。seaorbiterは非常に安定しているので、研究クルーのタイバーたちも、seaorbiterへの出入りを安全に行うことができるかもしれませんね。seaorbiterでの探査は水深6000メートルまで可能。

seaorbiterにより、海洋で、今までよりも継続的で詳細にわたる研究が可能に。その研究は、栄養学、バイオテクノロジー、海洋の再生可能エネルギー使用の動力など、様々な分野での前進を目標としてます。見た目はスペースシップみたいでカッコいい!と派手な感じですが、seaorbiterでの研究探査は地道で好感が持てますね。ぜひ頑張ってほしいです!