2台のパソコン間で、データの移行やコピーをしたいときに活躍するアイテムが「リンクケーブル」。USBメモリや外付けHDDを経由する手間を省き、データをダイレクトに転送できるため便利です。
そこで今回は、おすすめのリンクケーブルをご紹介します。選ぶ際のポイントついても解説するので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
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リンクケーブルとは?
リンクケーブルとは、2台のパソコンを接続するための製品です。データの移行やコピーといった操作をスムーズに実行したい方におすすめのアイテム。パソコンに保存したデータをバックアップしたり、新しく購入したパソコンにデータを移行したりなど、さまざまなシーンで活躍します。
USBメモリや外付けHDDを経由する必要がないほか、クラウドサービスを使うよりも時間を短縮しやすいのがメリットです。外出先でも手軽に作業をおこなえます。
また、1組のマウスやキーボードで、2台のパソコンを操作できるのも特徴。ノートパソコンと、オフィスのデスクトップPCを並べて作業するような場面などに重宝します。2組の入力デバイスを置く必要がないため、机の上をスッキリと使えるのも嬉しいポイントです。
リンクケーブルの選び方
対応OSをチェック
リンクケーブルを選ぶ際は、自分が使用しているパソコンのOSに対応しているかをチェックしましょう。WindowsとmacOSの両方に対応した製品が多いものの、なかにはmacOS非対応のモデルもあるので注意が必要です。
OSに対応していないモノを選ぶと、データを転送する際になって動作しない場合があります。利用するパソコンの種類がわからない場合は、両方のOSに対応したモデルを購入してみてください。
端子形状をチェック
パソコンが搭載しているUSBポートの形状には、Type-AとType-Cの2タイプがあります。ほとんどのリンクケーブルが採用している端子形状はType-Aです。Type-Aを採用したモデルの場合、Type-Cポートを搭載するパソコンにはダイレクトに接続できません。
MacBookなどのType-Cポートしか備えていない機器を利用する場合は、変換アダプターの準備を忘れないようにしましょう。なかには、Type-C変換アダプター付きの製品がラインナップされているので、気になる方はチェックしてみてください。
転送速度をチェック
リンクケーブルの転送速度にも注目しましょう。USB 2.0規格に対応した製品の最大転送速度は480Mbps。小容量データを扱う分には支障ありませんが、大容量データを移行する場合はUSB 3.0(USB 3.1 Gen1)の規格に対応したモデルがおすすめです。
USB 3.0規格の最大転送速度は5Gbpsと高速。古いデバイスから新しいパソコンへの引っ越しや、保存しているデータをまるごとバックアップするような作業を短縮できます。
デスクトップで使う場合はケーブルの長さに注意
リンクケーブルには、さまざまな長さの製品がラインナップされています。机の下に設置されたデスクトップとノートパソコンを接続する場合、余裕を持った長さが必要なので注意しましょう。
一方で、ケーブルが長すぎても作業の妨げになるため、長ければ長いほどよいわけではありません。利用する環境に応じて、適切な長さの製品を選ぶことが大切です。
リンクケーブルのおすすめモデル
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ドラッグ&ドロップ対応USB3.0リンクケーブル KB-USB-LINK4
USB 3.1 Gen1規格に対応したリンクケーブルです。最大5Gbpsの転送速度でスムーズにデータのやりとりが可能。端子の形状はUSB Type-Aを採用しており、WindowsとMacの両方で利用できます。
ケーブルの長さは約1.5mで、多少離れた距離にあるデスクトップPCとも接続可能。柔らかい素材を採用しているので、コンパクトに丸めてノートパソコン同士で接続したり、手軽に持ち運んだりできるのが魅力です。
リンクケーブル内にドライバを内蔵しているため、接続するだけで利用できます。簡単にファイルを転送できるモデルを選びたい方におすすめです。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) USBリンクケーブル 500-USB070
USB Type-AとType-Cの端子を採用したリンクケーブル。Type-Cに対応しているMacBookとWindowsPCでデータ転送したい方におすすめです。
転送速度が速いUSB 3.2 Gen1規格を採用しており、ゲームのデータや動画などの大容量データを転送するのにぴったり。また、ケーブルの長さは約1.5mなのでノートパソコン同士はもちろん、デスクトップPCと接続するのにも十分な長さがあります。
ひとつのマウスで画面間のカーソルを移動したり、コピー&ペーストしたりできるのも便利。タブレットとPCを接続してサブモニターとしても活用できるため、利便性に優れたモデルを選びたい方におすすめです。
サンワサプライ(SANWA SUPPLY) ドラッグ&ドロップ対応Type-Cリンクケーブル KB-USB-LINK5
最大5Gbpsの転送速度が期待できるUSB 3.1 Gen1を採用したリンクケーブルです。PC間のデータ転送をスムーズに実行できます。動画やゲームといった容量の多いデータを転送するのにおすすめです。
コネクタはUSB Type-AとType-Cに対応しており、異なるインターフェースのPC同士で接続できます。Type-CはMacbookに多い端子なので、WindowsPCとMacBook間でデータ転送したい方などにおすすめです。
エレコム(ELECOM) データ移行ケーブル UC-TV5BK
USB Type-Aの端子にType-Cの変換アダプターが付いているリンクケーブル。Type-A同士のPCや、Type-AとType-CのPCでデータを転送できるなど、汎用性に優れています。
1台のマウスやキーボードで2台の画面間を移動できるのが特徴です。コピー&ペーストで素材を移動したり、データを転送したりできて便利。タブレットでも利用できるため、所有しているデバイス間でデータを共有しやすいのが魅力です。
USB 2.0を採用しているため、音楽やファイルなど軽いデータを転送するのに適しています。ドライバ不要で接続するだけで利用できる、おすすめのモデルです。
エレコム(ELECOM) Type-C変換アダプタ付きリンクケーブル UC-TV6BK
USB Type-AとType-Cに対応しているリンクケーブル。Windowsはもちろん、Type-Cケーブルに対応しているMac製品でも利用できるのが魅力です。
USB 3.0規格に対応しており、2台のパソコン間でスムーズにデータを転送できるのが特徴。同梱ソフトを使うことで、接続したPCのデータ一覧を管理できます。
1台のマウスとキーボードで2台のPCを操作できるだけでなく、PC間でテキストのコピー&ペーストも可能。2台のPCを使って作業を効率化したい方におすすめです。
スターテック(StarTech.com) リンクケーブル USB3LINK
USB Type-Aを備えており、WindowsとMacの両方に対応しているリンクケーブル。USB 3.0規格により、容量の多いデータもスムーズに転送できます。
ケーブル内にソフトが保存されているためドライバを必要とせず、各PCに接続するだけで利用できるのが特徴。ケーブルの長さは2mと比較的長めなので、デスクトップPCと接続する場合などにも便利です。
スターテック(StarTech.com) USB-C – USB-A データリンクケーブル USBC3LINK
Type-C端子を採用しているリンクケーブル。WindowsとMacの双方に対応しており、異なる端子のデバイス間でデータ転送できるのが特徴です。
通信速度の速さと安定性に優れているUSB 3.2 Gen1を採用。最大5Gbpsの転送速度により、容量の大きい動画やゲームのデータでも快適に転送できるのが魅力です。
ケーブルの長さはリンクケーブルのなかでも比較的長い2mなので、デバイスの距離がある程度離れていても接続できます。使いやすくハイスペックなリンクケーブルを選びたい方におすすめです。
j5 create Wormhole Switchリンクケーブル JUC100
USB Type-Aに対応しているWindows OS専用のリンクケーブル。転送速度480MbpsのUSB 2.0規格に対応しており、ドキュメントや写真、音楽などの小容量データを転送するのに適しています。
ファイルやデータの転送だけでなく、PC間でカーソルを移動したりコピー&ペーストしたりできるのも魅力。ケーブルの長さは約1.8mなので、離れた距離にあるデスクトップPCに接続して利用できます。
リンクケーブルのなかでも比較的安い価格なので、コスパのよいモデルを選びたい方におすすめです。
j5create Wormhole Switchリンクケーブル JUC500-EJ
ドライバインストール不要なので、PCへ接続するだけで利用できるリンクケーブル。転送速度が最大5GbpsのUSB 3.0に対応しており、サイズの大きいファイルやデータをスムーズに転送できます。
USB Type-A端子を採用しており、OSはWindows・Macに対応。PC間でファイルやフォルダをドラッグ&ドロップで移動したり、マウスカーソルを移動したりできます。
j5create Wormhole SwitchリンクケーブルJUC400
転送速度480MbpsのUSB 2.0規格に採用したリンクケーブルです。ファイルや音楽、テキストなど比較的軽いデータを転送するのにぴったり。PC間で素材をコピー&ペーストしたり、マウスカーソルを共有したりできます。
端子はUSB Type-Aに対応しており、該当するWindowsやMacで利用可能。ドライバをインストールする必要がないため、リンクケーブルを接続するだけで利用できるのが魅力です。
また、ケーブルの長さは1.8mなので、PC同士が多少離れていても接続できます。リンクケーブルのなかでも、比較的安い価格で購入できるモデルを選びたい方におすすめです。
システムトークス(System TALKS) SUGOI CABLE ZDX SGC-20ULKZDX
2台のパソコン間でファイルのコピーが手軽におこなえる、おすすめのリンクケーブルです。片方のマウスで両方のパソコンが操作できるため、ドラッグアンドドロップで直感的に作業がおこなえます。コピーするファイル容量にサイズ制限がないのも便利です。
使い方がシンプルなのも特徴。両方のパソコンのUSBポートに挿すだけで利用できるため、ドライバーのインストールなど面倒な作業は不要です。
モニターの位置関係を設定できるのもポイントです。2台のパソコンを左右に並べている場合や、上下に設置している場合など、上下左右の設定を変更することでポインターがスムーズに移動させられます。MacからWindowsPCまたは、WindowsPCからMacへ乗り換えた際のデータ移行にもおすすめのモデルです。
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リンクケーブルを選ぶ際は、対応OSや転送速度などをチェックすることが重要です。よく確認せずに購入すると、転送に時間がかかり過ぎたり、使っているパソコンに対応していなかったりして損する場合があります。ぜひ本記事を参考に、目的や使い方に合った製品を選んでみてください。