家庭用ゲーム機PlayStation用のヘッドマウントディスプレイ「PlayStation VR」が2016年10月26日に発売されました。事前予約でも多くの人が殺到し、店頭販売でも列を作るほどの人気でしたね。それに伴い、ますます注目が集まるヘッドマウントディスプレイとVR(バーチャルリアリティ)業界。

SF映画でたびたび登場していた、頭に装着し両目や片目部分にディスプレイがあるような姿を、街中でも時々見かけるようになってきました。

今回は、ヘッドマウントディスプレイの特徴とおすすめの機種などを比較してご紹介します。

ヘッドマウントディスプレイとは

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By: samsung.com

ヘッドマウントディスプレイとは文字通り、頭部に装着するディスプレイのことでウェアラブルコンピューターの一種。

両目用や片目用がありますが、家庭で楽しむものは両目を全て覆うもので、主にVR用に使用されています。3D映像をあたかも大画面で見ているような感覚で人気があります。しかし、現状では一人でしか楽しめないという側面もあります。

おすすめのヘッドマウントディスプレイ12選

サムスン(Samsung) Galaxy Gear VR SM-R322NZWAXJP

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商品価格 ¥ 8,530

スマートフォンのGalaxy S6/S6 edgeを装着するだけで、手軽に360度のVR体験ができるヘッドマウントディスプレイ。VRを体験できるゲームは100以上あり、スマートフォンの専用アプリからインストールして楽しめます。NetflixやHuluなどの動画も大画面で楽しむことが可能。

YouTubeでは、通常の動画以外にも360度動画に対応しています。Galaxy S6/S6 edgeをお持ちの方におすすめの1台。

エクセルヴァン(Excelvan) 3Dヘッドマウントディスプレイ IVS-2

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商品価格 ¥ 39,880

98インチの大画面が楽しめる3D対応ヘッドマウントディスプレイ。眼鏡型で本体重量はわずか114g。高音質イヤホンが付いているので、臨場感がある音を楽しめます。TV、DVDなどの家電やPSP、PS4、Xbox、Wiiなどのゲーム機に接続可能。

本体は8GBフラッシュメモリを内蔵し、本体だけでもコンテンツの視聴可能。また、32GBのmicroSDカードも使用できます。手軽に大画面を楽しみたい方におすすめ。

Galaxy Microsystems GALAX VISION

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商品価格 ¥ 79,388

ビデオカードメーカーのGalaxy Microsystemsが販売するVR対応のヘッドマウントディスプレイ。フルハイビジョンに対応し、視野角100度のダイナミックな3D映像が楽しめるのでおすすめです。本体はヘッドホンジャックを搭載し、自分の好きなヘッドホンを接続可能。

HDMI端子があるグラフィックカードを搭載したPCに接続し使います。VR専用で、ジャイロスコープ、加速度センサー、磁力センサーなども搭載しています。

ソニー(SONY) Personal 3D Viewer HMZ-T3W

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商品価格 ¥ 124,000

バッテリーを搭載し、ワイヤレスで使用できるソニーのヘッドマウントディスプレイ。3つのユニットに分かれており、視聴するヘッドマウントユニットとバッテリーユニットはケーブルで接続。再生機器に接続したプロセッサーユニットとバッテリーユニットはワイヤレスで接続できます。

仮想画面サイズは750インチ、3D映像対応、7.1chバーチャルサラウンド技術の機能は充実。映画もゲームも楽しめますね。

オキュラス(Oculus) リフト

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商品価格 ¥ 83,400

ヘッドマウントディスプレイの大本命と言われているオキュラス・リフト。2016年1月に予約が開始され、2016年3月から出荷されています。本体には専用VRオーディオシステムとマイクを搭載。

付属品として、ユーザーの動きをVR環境の動きに反映するスタンド付きVRセンサーと、リモコン型入力デバイスと、Xboxのコントローラーがあります。また、パソコン専用ゲームも付属しており、購入後すぐにVRの世界を体験可能。パソコンの動作環境がハイスペックなので、本格的なVRを楽しみたい方におすすめです。

エイチティーシー(HTC) Vive

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商品価格 ¥ 122,070

2015年に発表され2016年4月から出荷開始になった台湾のHTCが開発・製造しているHTC Vive。大きな特徴は二つあります。

ひとつがヘッドマウントディスプレイを付けたまま最大5x5mの場所を歩きながらVRを体験できる機能。

そしてもうひとつが、両手ごとにあるハンドコントローラーで物をバーチャルに触れられる機能。歩いたり触れたりと一連の操作が楽しめますが、最低でも1.5x2mの空間を準備する必要があります。

仮想スクリーンの表示機能ではスクリーン上に仮想パソコンが表示されブラウザが使えたり、接続しているパソコンの仮想デスクトップを表示できたりします。また、バーチャルキーボードの表示もできます。SF映画のワンシーンのような使い方ができますね。

ある程度の場所が確保でき、最新のVRを体験したい方におすすめ。

ソニー(SONY) PlayStation VR

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商品価格 ¥ 64,000

家庭用ゲーム機PS4に特化したPlayStation VR。他のVRヘッドマウントディスプレイではパソコンが必要ですが、このヘッドマウントディスプレイはPS4とVR専用ゲームで手軽にVR体験ができます。

また、価格も他のVRヘッドマウントディスプレイより半分の値段で、PS4を同時に揃えても10万以下で楽しめるので、おすすめです。既存のモーションコントローラーやカメラなどにも対応。既存のものを使用することで価格も抑えられる仕様になっています。

PS4をお持ちの方、手軽にVRゲームを楽しみたい方、あらゆる方におすすめ。PlayStation VR向けソフトウェアタイトルの開発は230社以上が参入表明していて、現在160本以上のコンテンツが開発中。

FOVE

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By: getfove.com

商品価格 $ 599

世界初の視線追跡型VRヘッドマウントディスプレイのFOVE。現在のヘッドマウントディスプレイはヘッドの動きを感知しコントロールを行うのがメイン。しかし、このヘッドマウントディスプレイは視線を追跡することで次世代のバーチャルリアリティを体感できます。

具体的にはシューティングゲームの視線による照準合わせや、見ている位置に反応し背景にピントを合わすなどです。残念ながらまだ販売はされていませんが、2017年1月に配送予定。

Docooler VR07

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商品価格 ¥ 21,990

重力、ジャイロ、マグネットと9軸のセンサーを搭載。あらゆる環境で3D映画や3Dゲームが楽しめます。1080pの高解像度ディスプレイのほか、オクタコアの高性能CPU、Nibiru操作システム、5.5インチのタッチスクリーンなども装備。

操作感にストレスがかかることはほとんどありません。Google PlayストアでVRのアプリをダウンロードできるので、ヘッドマウントディスプレイとしてだけでなく、VRを手軽に始めるきっかけとしても楽しめます。

カールツァイス(Carl Zeiss) シネマイザー

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商品価格 ¥ 168,000

ヘッドマウントディスプレイは折り畳みができなかったり、映像出力部分が大型だったりする製品が多いです。しかし、その中でシネマイザーは他の商品とは一線を画しています。特徴は何と言ってもそのサイズ。このコンパクトさで各種3Dフォーマットに対応。

スマートフォンでも使われている有機ELを採用し、高精細870×500ピクセルの映像を見せてくれます。HDMIからiPhone、iPad、3.2mmなど各種AVインプットにも対応。また、デザインも非常に特徴的で軽量、持ち運びでも場所を取りません。

リチウムイオンバッテリー充電式で、外出先でも使えるおすすめのヘッドマウントディスプレイ。

JAPAN AVE. VRヘッドセット

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商品価格 ¥ 3,980

「日本品質の製品とサービス」を提供することをミッションに立ち上げられたブランド、JAPAN AVE.のヘッドマウントディスプレイ。人間工学に基づくゴーグル設計で、顔に自然にフィットするデザインが特徴です。

さらに、この製品を生産している工場もVRに関する特許を取得しており、高品質が保証されています。メガネを装着したままでも使えるので、焦点調節もしやすいですよ。手に入りやすい価格設定で、Play Station VRの前にVRを体験する入門編として購入する人も多いです。

ヘッドホンやイヤフォンなどを別に用意しなくてはならないので、注意してくださいね。

Yukiss VR CASE

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商品価格 ¥ 3,180

Yukissが提供するVR CASEの5代目モデル。VRの長時間連続使用による3D酔いを大幅に軽減する、特殊なスーパークリアレンズを採用しているのが大きな特徴。横2箇所、縦1箇所で固定するベルトで、不安定さを感じず、顔としっかり固定できる設計です。

加えて、個人差が大きい、焦点距離と瞳孔間距離も調節可能。従来の同社の製品よりもより使いやすく、3D酔いも気にすることなく長時間対応できるので、おすすめです。

ヘッドマウントディスプレイの選び方

ポイント1:形状をチェック

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映画でたびたび登場するヘッドマウントディスプレイは、役者の表情を見せやすくするために片目のタイプが一般的。しかし、実際に家庭用で販売されているヘッドマウントディスプレイの形状は二種類あります。

眼鏡を少し大きくしたような眼鏡型と、目の周りをすっぽり覆うゴーグル型です。また、ヘッドホン付きのものもあります。外の世界を完全に見えなくし、視覚、聴覚を制御すすることで、完全に近いVRを実現できます。

ポイント2:使用用途をチェック

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By: amazon.co.jp

ヘッドマウントディスプレイには大きく分けて二種類の用途があります。ひとつは、映像や3Dなどをあたかも大画面で鑑賞している気分になれるヘッドマウントディスプレイ。これはTVやDVDなどの家電やゲーム機に接続して楽しめます。

もうひとつは、VRを体験できるVRヘッドマウントディスプレイ。主にゲームや仮想現実コンテンツを楽しむことができます。VRヘッドマウントディスプレイにはパソコンに接続するもの、ゲーム専用機に接続するもの、スマートフォンに接続するものなどがあります。

ポイント3:ディスプレイをチェック

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By: htcvive.com

ヘッドマウントディスプレイ内には、文字通りディスプレイパネルがあります。右目と左目を別々に対応させるために、パネルが分割されています。よって、普通のモニターやテレビに比べ、横の解像度が半分です。

そのため、片目あたりの解像度をチェックするといいですね。また、パネルが液晶なのか有機ELなのか同時にチェックすることをおすすめします。有機ELの方が高機能です。視野角も重要なチェックポイント。視野角が高いほど広い範囲を視野内に収められます。

ポイント4:トラッキング機能をチェック

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By: getfove.com

VRを体験する上で、一番重要なポイントはトラッキング機能。ヘッドマウントディスプレイに搭載されているセンサーやカメラで、位置情報を取得できます。すると、頭の動きに反応しバーチャル空間が変化します。例えば、右に向けばバーチャル空間も右に、上を向けばバーチャル空間も上にというように自由自在に視点を変えられるのです。

同じく、外部カメラを使用するヘッドマウントディスプレイでは、自分の位置情報が取得可能。これにより、自分が歩けば、バーチャル空間内でも歩いていることになります。専用コントローラーにもセンサーが搭載。そのため、コントローラーを動かすとバーチャル空間にも腕が表示され、同じような動きが実現できます。

コンテンツにもよりますが、センサーやカメラの有無によりバーチャルリアリティのレベルが変わります。

ポイント5:使用環境をチェック

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PlayStation VRはPS4専用ですが、その他の高価格VRヘッドマウントディスプレイはパソコンに接続して使用することが前提条件。各VRヘッドマウントディスプレイに接続するパソコンには高いスペックが求められます。現在お使いのパソコンのスペックが要求を満たしているかチェックしましょう。

ポイント6:コンテンツをチェック

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PlayStation VRはPS4専用ですが、たくさんのゲームソフトメーカーが現在VRゲームを開発中。その他のVRヘッドマウントディスプレイは、各メーカーごとに専用サイトでコンテンツをダウンロードするようになっています。どのようなコンテンツがあるか事前にチェックしましょう。

プレイしたいコンテンツから、VRヘッドマウントディスプレイを選ぶのも選び方のひとつでしょう。