イタリアの老舗照明器具メーカーのフォンタナアルテ社が、数々の斬新なプロダクトデザインを手掛けてきたカリム・ラシッド氏に依頼して完成したのがこのkinxです。
フォンタナアルテ社がカリム氏へ提示した条件は「住宅と公共どちらの場であっても使える、3種類のランプをデザイン」すること。デザイン以外にも執筆活動や芸術大学・研究所などで教鞭をとっている程活躍しているカリム氏。
斬新なだけでなくその機能の細部に至るまで精密に設計されたデザインがこちら。

卓上用の”kinx”

kinx_table

天井用の”apex”

apex_01

壁面用の”flex”

flex_01


フラットなデザインの美しさはもちろんですが、3種類それぞれのライトが放つ圧倒的な統一感には見事の一言。3種類全てLED照明が採用されており、光が照らす範囲・角度に至るまで計算されつくしています。
卓上用のkinxには土台に小物を置けるスペースや、USB充電スロットが用意されているのも嬉しいですね。

計算された光は幻想的で雰囲気抜群

apex_light

それぞれ3種類の色を用意

flex_light

まるで浮かび上がってくるような視覚効果も、全て意図されて設計されているそうです。

3種類のライトは「光州国際デザインビエンナーレ2015」とDesignboomが共同で行っている「happy LED life!(海外サイト)」コンペティションにも提出されたもの。
「著名デザイナーによるデザインインテリア家具」だなんて、市販されることになればお値段はとんでもないことになりそうですね……

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