まるで両肩にのってささやいてくる天使と悪魔!?
いいえ、肩の上にのるのは天使以上に的確に指示やアドバイスをささやいてくれる小型のロボットGraspです。
ウェブカメラ、スピーカー、マイク、遠隔操作が可能なレーザーポインタで構成されているGraspは、肩の上にのせている人と同じ目線にたって、離れた場所にいる別の人がGraspを通じてさまざまな助言や指導ができるというものです。
それは例えば機械の修理だったりピアノの修理、パソコン操作や外科手術に至るまであらゆるシーンでの活用を想定しています。WiFi経由で離れた場所にいる人と音声のやりとりをできますが、それだけではなくタッチスクリーン操作でレーザーポインタを遠隔操作も可能。明確な位置を指し示すことができるので、音声のやりとりよりもより正確で分かりやすい情報伝達ができますね。
これはデンマークコペンハーゲンの大学に通う学生が修士論文の一環で試作品をつくったものであり、これ以上改良を重ねて新たにつくる予定はないとのことです。
同じように遠隔できるデバイスは多々ありますが、レーザーポインタで具体的な位置を示せるのは良いですね。