どこから音が鳴るかわからない。
スピーカーは大抵箱型をしていてそこから音が鳴るものだ、というイメージがあります。でもそんな常識を覆す、超薄型スピーカー素材が誕生しました。
PR
紙のように薄い
PVDF Piezo Filmの厚みはわずか80ミクロン。ほとんど紙のようです。Piezoelectric(圧電性物質)素材と通電コーティングによりスピーカーとしての機能を備えています。ただし通電といっても触っても感電することはなく、また水も湿気程度なら耐性があります。様々な化学物質にも不活性です。
応用すると面白そう
PVDF Piezo Filmは様々な製品を生み出すのに使えそうです。例えば紙製のヘッドホンを作って重さほぼ0にしてみたり、この素材で名刺をつくれば音の出る名刺ができたりします。現在も素材の質とコストを改良中とのことで、さらに色々な応用ができるようになるといいですね。
お化け屋敷などでスピーカーが置いてあると、ここから音がなるのね、とわかりますがこれを使うともっとびっくりしそう。他にも意外な使われ方をしそうな気がしますね。