キャンプで使うランタンのなかでも、あたたかみのある灯りが魅力の「ハリケーンランタン」。“ハリケーンのような強い風でも消えない高い防風性能を備えていること”が名前の由来です。アンティーク調のデザインなので、おしゃれなキャンプギアとしても人気を集めています。

そこで今回は、ハリケーンランタンのおすすめモデルをご紹介。最近ではアウトドアシーンだけでなく、屋内のインテリア雑貨としても注目されているアイテムなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

ハリケーンランタンとは?

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ハリケーンランタンは100年以上の歴史がある、代表的なランタンのひとつです。下部のオイルタンクや炎を覆うガラス製のホヤ、ハンドルといった部品から構成されています。

燃料が芯に染み込んで炎が灯ると、たまった空気が煙突から放出されて上昇気流が発生。上昇気流によって空気が両側のパイプを通ってバーナーに送り込まれることで、燃焼を促進させる仕組みです。燃料には灯油やパラフィンオイルを使用します。

一度点火させると突然の強風や雨で火が消えにくく、風の影響が気になる屋外でも安定した明かりを灯すのが特徴。テントの場所を示す目印や虫除けとしても役立ちます。

ハリケーンランタンは、やわらかい明かりで落ち着いた空間を演出可能。静かにゆらゆらと揺れる炎を眺めて、ゆっくりした時間を過ごしたい方におすすめです。レトロなアンティークデザインのモデルが多く、使わないときもインテリアとして置いておけます。

ハリケーンランタンの特徴

雨風の影響を受けにくい

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ハリケーンランタンは中の炎が外気に触れにくい仕組みになっており、雨風の影響を受けにくいのが特徴です。LEDランタンはある程度の防水性を備えているモデルが多いものの、電池ボックス内やコード接続部に水が侵入すると故障の原因になります。

一方で、ハリケーンランタンなら電気を使用しないため、雨による故障を心配せずに使用可能。キャンプの最中に強風や大雨に見舞われても、慌てず安心して使えます。耐久性にも優れており、災害時の緊急用としても活躍。光量は少ないものの、文字を読む程度なら問題なく使えるモノが多くあります。

燃焼時間が長い

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燃焼時間の長さもハリケーンランタンの魅力。連続燃焼時間はタンクの容量によって異なりますが、たっぷりと燃料を入れられるタイプなら長時間の使用も可能。なかには、20時間以上連続で使用できるモデルもあり、連泊のキャンプで活躍します。

ただし、タンク容量が大きくても芯が太いモデルほど燃焼時間が短くなる点に留意しておきましょう。

初心者でも簡単に使える

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ハリケーンランタンは女性や初心者の方でも簡単に利用できる手軽さが特徴です。ガソリンを使用する加圧式ランタンは明るいものの、予熱や加圧する必要があり、失敗すると炎上する可能性もあるため注意が必要。ベテランキャンパーには人気ですが、価格も高く初心者の方には向いていません。

ハリケーンランタンなら手軽に購入しやすい価格のモデルが多いうえ、燃料をタンクに入れてライターなどで点火するだけと使い方も簡単です。着火したあとは様子を見ながら、火力調節ハンドルを操作して炎を調節します。

家のストーブで使用している灯油を燃料に使える手軽さも魅力。灯油を入れるボトルも販売されているのでチェックしてみてください。

灯油特有のニオイが気になる場合は、無臭のパラフィンオイルがおすすめです。持ち運びやすいボトルに入った状態で販売されています。はじめて使用する際は芯に燃料を10分ほど染み込ませてから着火してください。

ハリケーンランタンの選び方

燃焼時間はタンク容量をチェック

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ランタンの燃焼時間は、オイルタンクの容量で決まります。容量と燃焼時間の目安は、340mlで約20時間、500mlで約24時間、930mlで約25時間程度。大容量になると芯が大きくなるので明るさは増しますが、灯油の使用量も多くなります。

明るさは芯の太さで判断する

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ハリケーンランタンの明るさは「平芯」と呼ばれる、きしめんのような形をした芯の幅によって異なります。幅の広さと明るさの目安として、2分芯は幅約6mmで約4W相当、5分芯は幅が約15mmで約8W相当、7分芯は幅が約21mmで約15W相当。なお、15Wは読書ができる程度の明るさです。

芯の幅が太くなるほど、光量としては明るく、本体サイズも大きくなります。製品を選ぶ際はしっかりとチェックしましょう。

見た目を重視するなら素材やデザインにこだわる

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ハリケーンランタンの魅力として挙げられるのが、味わい深いレトロなデザイン。アウトドアはもちろん、室内のインテリアとして飾る方もいます。

見た目を左右するのは材質。現在はほとんどが鉄をベースに強度を上げた特殊鋼板製ですが、デザイン性を重視する方には、使い込むほどに味わい深くなるブロンズ製がおすすめです。

ハリケーンランタンのおすすめメーカー

デイツ(DIETZ)

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1840年にアメリカのニューヨークで創業したランプとランタンの老舗メーカー「デイツ」。ハリケーンランタンとして風に強いのはもちろん、使いやすくて優れた耐久性をもっているのが特徴で、信頼性の高いメーカーとして知られています。

フュアーハンド(Feuer Hand)

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ドイツの老舗ランタンメーカー「フュアーハンド」です。創業は1902年で、ハリケーンランタンの基本的なデザインを100年以上変えていないのが特徴。厳しい環境下で使用できる製品をラインナップしているのがポイントです。

ハリケーンランタンのおすすめモデル

デイツ(DIETZ) ハリケーンランタン 90

ランプとランタンの老舗メーカー「デイツ」のハリケーンランタンです。高さ約350mmで大容量タンクを備えた大型モデル。7分芯タイプで約20時間と、長時間の連続燃焼を可能にしています。連泊のキャンプなど、なるべく長く使えるモデルを探している方におすすめです。

グリーンのカラーリングはアウトドアの雰囲気にぴったり。レトロでアンティークなデザインとゴールド仕上げのパーツがおしゃれな1台です。グリーンGT・クリアー・黒GTといったバリエーションをラインナップしています。

フュアーハンド(Feuer Hand) ハリケーンランタン ベイビースペシャル 276 ジンク

高さ260mm、重さ520gのハリケーンランタンです。マットシルバーのレトロな外観が魅力。亜鉛メッキ処理を施した本体は錆びにくく、耐久性に優れたおすすめモデルです。タンク容量は340mlで約20時間の連続燃焼を実現しています。

燃焼であたためられた空気が上昇し、本体横のパイプを通ってバーナー部分へ。安定して空気を得られる仕組みで、少々の風が吹いても燃焼を維持します。高品質ながらも、比較的買い求めやすい手頃な価格も魅力。はじめてハリケーンランタンを購入する方にもおすすめの1台です。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) CS オイルランタン 中 UK-506

リーズナブルな価格ながら、高品質なアウトドア用品を展開している人気メーカー「キャプテンスタッグ」のハリケーンランタンです。本体サイズ約幅160×奥行120×高さ250mm、重さ約370gと同モデルにおいては「中」のサイズ。フックにかけて吊り下げられる大きさのモデルを求めている方におすすめです。

本体は鉄に銅メッキを施した素材で、ホヤには耐熱ガラスを採用した耐久性に優れた仕様。ホヤに同社のマークをあしらっているおしゃれなデザインも魅力です。芯の長さは130mmで約14時間の連続燃焼を可能にしており、日帰りのキャンプや自宅での使用に適しています。

カラーはシックなブロンズをラインナップ。部屋で使用する場合など、インテリアとの調和を重視したい方にもおすすめです。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) CS オイルランタン 大 UK-507

本体サイズ約幅170×奥行140×高さ305mmのハリケーンランタンで、シリーズ内では「大」のモデルです。芯の長さは140mmで、約20時間の連続燃焼が可能。連泊のキャンプにおすすめです。

オールド感のある飽きのこないデザインも魅力。芯に着火するだけと手軽に使えるため、キャンプなどのアウトドアシーンでゆらめく炎をゆっくり眺めたいときにも重宝します。火力調節はリングを回すだけと操作も簡単。緊急時の防災グッズとしても、備えておくと便利な1台です。

JFEIBLUE ハリケーンランタン

素材に鉄を採用しているハリケーンランタンです。ポータブルリングに錬鉄製を採用しているなど、耐久性に優れているのが特徴。高さ380mmの大型タイプで夜間の作業や夜釣りの明かりなど、本格的に周囲を照らしたいシーンにおすすめのモデルです。

トップカバーは引き上げできるほか、ガラスランプシェードなどを分解してメンテナンスできるのも便利。グリーン・レッド・ブラック・シルバー・ブロンズ・ブルーのカラーバリエーションから選択できるため、部屋のインテリアと合わせやすいのもおすすめポイントです。

SM SunniMix ハリケーンランタン

高さ約245mmのコンパクトなハリケーンランタンです。ビンテージ感のあるレトロなデザインが魅力。ゆらゆらと揺れるほのかな炎でゆっくり過ごせます。雨や雪に当たっても割れにくい耐熱仕様で、キャンプで安心して使用できるおすすめモデルです。

電池を使用せず、自宅のストーブで使っている灯油が使える手軽さもおすすめポイント。屋内で使用する場合や灯油特有のニオイが気になる場合には、パラフィンオイルを使ってみてください。

カラーはブラックとレッドの2カラーをラインナップしています。はじめてハリケーンランタンを購入する初心者の方でも買い求めやすい価格にも注目です。

YOGOGO ケロシン ハリケーンランタン

本体材質に鉄、ホヤに合成ガラスを採用しているハリケーンランタン。本体の高さが240mm、底の直径が115mmの手頃なサイズです。20時間の連続燃焼を可能にしているため、連泊のキャンプで燃料切れしにくいのが魅力。はじめてハリケーンランタンを購入する方におすすめのモデルです。

重さ約300gで吊り下げて使いたいシーンにもぴったり。シルバー・レッド・ブルー・ブラックからカラーを選択できます。

FLAMEER オイルランタン

本体サイズ約幅115×奥行155×高さ245mmのハリケーンランタンです。買い求めやすい価格ではじめて購入する方におすすめ。アンティーク感のあるレトロなデザインは、アウトドア好きな方へのギフトにもぴったりです。

上部には鉄線を備え、吊り下げて使用したいシチュエーションで便利。ゆらめく炎はのんびりした時間を過ごしたいときにぴったりで、キャンプはもちろん自宅用としても活躍します。レッドやブラックといったカラーから選択可能です。

DreamYS ハリケーンランタン

高さ310mmで比較的大きめサイズのハリケーンランタン。当モデルのほか、190mm・250mm・280mmモデルもラインナップしています。20時間以上の連続燃焼が可能で連泊のキャンプにおすすめ。災害時にロウソク代わりとしても役立つ1台です。

本体の素材は鉄製でホヤには合成ガラスを採用。タンクに入れる燃料の量は70%ほどが適量で、フルに入れると故障する可能性があるため注意しましょう。ブラック・レッド・グリーン・ダークブルー・ライトブルー・シルバー・青銅から好みのカラーを選択できます。

Qiilu ハリケーンランタン

錬鉄製の使い込まれたような雰囲気が特徴のハリケーンランタン。アンティーク感のあるヨーロッパスタイルの外観が魅力です。耐久性に優れており、キャンプや釣りなどアウトドアシーンでの使用にぴったり。高さ240mm、重さ約406gの手頃なサイズで吊り下げての使用にも適しています。

普段、石油ストーブで使用している灯油を燃料に使用できる手軽さも便利。灯油のニオイが苦手な場合には、パラフィンオイルを試してみてください。

イスイ(YISHUI) ハリケーンランタン

ブロンズカラーを採用した、アンティーク感のあるレトロなデザインが印象的なハリケーンランタンです。本体は鋼板をスズで表面処理したブリキ製で、ホヤには合成ガラスを採用。キャンプなどのアウトドアシーンで安心して使えるおすすめモデルです。

テーブルに置くほか、吊り下げて周囲を照らすことも可能。高さ約250mmの手頃な大きさで、屋外での使用はもちろん、屋内にインテリアとして飾るのにも適しています。

Gelory オイルランタン

高さ190mmのコンパクトなハリケーンランタン。ほどよい明るさでテーブル上を照らしたり、テントのそばで読書したりなど、ほのかな明かりを求めている方におすすめのモデルです。当モデルにくわえて、250mm・280mm・310mmからサイズを選択できます。

飽きのこないレトロなデザインでアウトドアシーンはもちろん、室内のインテリアとしても活躍。自宅のバルコニーなどで、ゆらめく炎を眺めながらゆっくりした時間を過ごせます。リングを回すだけで火力調節できるなど、はじめての方でも使いやすいハリケーンランタンです。

番外編:ハリケーンランタンの使い方

使用前に芯を整える

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使用前に、平芯の両端を斜めにカットします。こうすることで美しい山型の炎となり、燃焼効率をアップさせることが可能。毛羽立っていたり、余分な糸が出ていたりする部分も切っておきましょう。

また、使いはじめは芯に十分にオイルが染みこまないまま点火すると、芯の減りが早くなる原因になってしまうので注意が必要です。

燃料は8分目を目安に注入

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ハリケーンランタンに入れる燃料は、最大でも8分目までにしておきましょう。ほとんどのモデルのオイルタンクには、容量の上限を示すラインがあるので、目安にしてみてください。入れすぎると燃料がこぼれやすくなり、危険です。

炎を調節

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点火の直後は、ホヤ内の空気があたたまり、燃料が活発に吸い上げられるので、炎が大きくなりがちです。炎が安定するまで、しばらく芯の長さを調節してみてください。

明るさを求めて芯を出し過ぎるとススが出やすくなります。また、芯の減りを早めることにもなるので、芯の出し過ぎには注意しましょう。

持ち運び方

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ハリケーンランタンは、燃料を完全に密閉できない構造なので、オイルを入れたまま持ち運ぶと漏れることがあります。キャンプの際には、現地に着いてから使用する前にオイルを給油するようにしましょう。

使用後は、余ったオイルはスポイトでタンクから抜き取るか、新聞紙などに吸わせてタンクを空の状態にしてから持ち運ぶようにしてみてください。なお、持ち運ぶ際はガラスのホヤが割れやすいので、保管方法にも気を配る必要があります。