植木鉢と水槽が、一つのインテリアに。

魚と植物を一緒に育てると聞くと水槽の中に水草を植える、といったシーンが想像できます。しかし、陸地に生える植物と魚をまとめて1つのハコで育てるという機会はあまり聞いたことがありません。

「EcoGarden」は「IoT化された自然」という、これまでとは全く異なる次世代のインテリアです。上下に組み合わされた植木鉢と水槽で、それぞれ植物や魚を育てることができるほか、アプリや声による操作で、植物の状態を確認したり、魚に餌をあげたりできます。

驚きの循環システム「アクアポニックス」

植木鉢と水槽が一体化しているのには、理由があります。水槽で飼われている熱帯魚の排泄物を、植物の栄養として使い、植物が水をろ過する「アクアポニックス」という特殊な循環システムを構築しているからです。

これにより化学肥料を使うことなく、人が魚に餌をやり、魚が植物に栄養を与え、植物の成長が促進される、という小さな生態系が生まれます。植物をハーブや野菜などの食べられるものにすれば、完全に循環した生態系にすることも可能です。

さらには水槽の水を綺麗に保つことができるので、掃除の手間を減らすこともできます!

アプリや声で操作できるので、外出時も安心


熱帯魚を飼っていると、餌をやり忘れてしまったり、旅行時に近所の人に世話を頼んだり、といったことも考えられます。

EcoGardenなら餌やりはもちろん、温度管理や照明の強さの調整、熱帯魚や植物の状態の確認といった動作を、全てスマホで行うことが可能です。

またWi-Fi対応の水槽が、水の入れ替えや掃除をするべきタイミングも知らせてくれるので、ほとんど手間をかけずにガーデニングと熱帯魚鑑賞を楽しめます。

都会に住む人々に自然の恩恵を


EcoGardenは最新のテクノロジーと自然をシームレスにつなぐことで、忙しい人々にも自然の癒やしを提供することを目的に作られました。

そのため初期設定もびっくりするくらい簡単で、水槽に水と熱帯魚を入れ、蓋のプラントに種を蒔くだけ。

現在KickStarterでプロジェクト進行中で、順調に行けば2018年12月から世界各国へ配送が開始される予定です!