スマホを一眼レフカメラに!
今現在のスマホは、かつての携帯電話搭載カメラよりも遥かに性能が向上しました。これは画像を取り込むセンサーが改良された結果で、技術的に困難とされた裏面照射型センサーも今や当たり前のものになっています。
また、スマホに取りつけるファインダーも登場しています。この記事では折りたたみ式ファインダー「OKO」をご紹介します。
正確な撮影に必須のファインダー
それにしても、「折りたたみ式のファインダー」とは聞き慣れない言葉です。
そもそもなぜカメラにファインダーがあるかと言えば、撮影後の画像のイメージをその場で確認するため。デジカメには別に液晶画面があるとはいえ、ファインダーを除けばより正確な構成やピントが把握できます。また、撮影中のブレも軽減させる効果もあります。
OKOをスマホに装着すれば、対象物をブレなく確実に捉えることができます。OKOがあるのとないのとでは、下の写真のような違いが現れます。
外付けレンズを用意
また、OKOには外付けのレンズも用意されています。
レンズは魚眼・3倍望遠・広角・マクロの4種類。これを駆使すれば、まるで一眼レフカメラのような撮影ができます。
ビデオ撮影の際も、特にスポーツなどの動きのある映像にはファインダーが欠かせません。夏のレジャーにもOKOが大活躍するはずです。
誰でもカメラマンに!
数年前までは「画質=センサーサイズ」という認識で、スマホは一眼レフカメラにはどうしても勝てないと言われていました。ですが今ではセンサーそのものの質がよくなり、スマホでもプロ顔負けの写真が撮影できるようになっています。
OKOがあれば、あなたもプロカメラマンになれるかも!
OKOはクラウドファンディング「Kickstarter」で出資を受け付けています。出資額は39ドル(約4300円)から。
咄嗟のシャッターチャンスを捕まえたり、近距離のものを撮る場面では立派な一眼レフよりもむしろスマホのほうが有効だったりします。そこでOKOがあれば、撮った本人でもびっくりするような写真が生まれるかもしれません。