スマートフォンを衛星通信デバイスに!
「Bivystick」は、手持ちのスマホを衛星回線に接続するための機器です。これを使えば、携帯電話の電波が届かない場所にいても他者と連絡を取ることができます。
アウトドアレジャーの最中、いざという時の救命ツールとしても注目されているプロダクトです。
人工衛星に接続して通信できる!
まずは、BivystickのPR動画をご覧ください。
アメリカという国がいかに広大かがよく分かる動画です。町から町まで行くのに、まるで西部劇のような荒野を車で何時間も走ることだってザラです。そんな時、エンストしてしまったら?
Bivystickを持っていれば、携帯電波が届かない場所でもテキストメッセージを送ることができます。これはBivystickが人工衛星通信を利用しているから。理論上、地球のどこでも通信が可能です。
モバイルバッテリーとしても
動画では、とんでもない断崖絶壁をロッククライミングするシーンも出てきます。PR動画なのに、結構身体を張っています。
こういう時に事故があった場合、Bivystickを使って位置情報を送信することもできます。このデバイスを通じて天気予報をチェックすることも。
また、Bivystick自体が5200mAh容量のモバイルバッテリーにもなります。
広大な国土が作った通信デバイス
アメリカ西海岸、東海岸の都市はともかく、南部や中西部となるとそこはどこまでも続く大自然。日常生活においても、遭難の危険性は常にあります。
Bivystickは、アメリカの地理条件故に開発された製品と言えます。
この製品は現在、クラウドファンディング「Kickstarter」で259ドル(約2万8700円)からの出資枠を公開しています。
アメリカは荒野の国。どこまでも広がる岩場のような土地を、昔は幌馬車で走っていました。今は自動車があるとはいえ、道半ばでエンストしたら命に関わります。Bivystickには、そうした地理上の背景があります。