水耕栽培を部屋のオブジェに。
今回はクラウドファンディングサービス「Kickstarter」で発表された、「GroBox One」というプロダクトをご紹介します。これは室内向け水耕栽培キットですが、同時に部屋を飾るオブジェとしての役割も担っています。
これを使って、室内に緑を加えてみましょう。
食用植物も栽培可能
GroBox Oneは組み立てが非常に簡単で、なおかつあらゆる植物を栽培できます。
水耕栽培で育てられるものですから、トマトやレタス、ハーブといった日常の食材でも問題ありません。もちろん、食用ではない観賞植物を育てるのもよいでしょう。
常にLED照明を当て続けることで、食物はグングン成長します。また、箱を上に積み重ねるようなデザインですから、使わない時は簡単に分解して収納することもできます。
水の循環を自動で
最大のポイントは、水の供給や循環を自動で行うという点です。水道管につなげば、あとは面倒な作業なく植物を管理できます。
また、4つのサーキュレーターで常に換気を行う機能も備え、植物を最良のコンディションに保つことができます。
プロジェクトは大成功
部屋の雰囲気を壊さず、むしろ調和できるデザインのGroBox One。
Kickstarterでの目標調達額は1万ドル(約110万円)ですが、期限残り40日の段階では7万2500ドル(約800万円)もの資金が集まっています。プロジェクトは大成功です。
GroBox Oneのフルセットの定価は1299ドル(約14万4000円)。ですがKickstarterでは999ドル(約11万円)の出資枠が出ています。
配送は今年12月を予定しているそうです。
植物の緑は、我々の心を癒やしてくれます。ですが室内用の観賞植物は、管理が大変という欠点があります。その欠点を完全に補うGroBox Oneは、日本でも話題になるかもしれません。