デジタル化が進む現代だからこそ、アナログで文字を書くことを大切にしたいと考える方が増えてきました。とくに、コロナ禍で自分の時間が増えたことで、その風潮はより広がったように思います。

そこで今回は、書くことが楽しくなる万年筆「Maiora」をご紹介。2017年に活動を停止し、世界中のイタリア筆記具愛好家に衝撃を与えたデルタのDNAを引き継ぐ本製品。書くことの楽しみを味わいたい方はぜひチェックしてみてください。

2017年に活動を停止したデルタのDNAを受け継ぐ万年筆

「Maiora」は世界中のイタリア筆記具愛好家を魅了してきたデルタの創業者の一人である、ニノ・マリノ氏によって立ち上げられました。

デルタは2017年に活動を停止。2022年にニノ・マリノ氏によって復活が宣言されました。本製品は伝統的なイタリア万年筆ブランドの再起を目指す想いの詰まったモノとなっています。

独自の美意識とスタイルにこだわった3つのブランド

「Maiora」は、ネットゥーノ・マイオーラ・ニノ・マリノの3つのブランドを新たに立ち上げています。

ネットゥーノは、元々はイタリア最古の万年筆ブランド。胴軸やキャップの装飾につながるリングの仕上げといった細部にもこだわりが詰まっています。

マイオーラは、社名を冠し、デルタのDNAを一番色濃く体現したブランド。素材や細かなパーツへのこだわりと南イタリアの伝統職人の手仕事が感じられる仕上がりです。

ニノ・マリノは、創業者であるニノ氏自身の名前を冠した特別なブランド。ペン先や専用の化粧箱にはニノ氏自身のイニシャルが施されています。

デルタ40周年記念モデルも登場

「39+1」は、デルタの40周年を記念した限定モデル。限定品という希少性だけでなく、ライトバランスシステムという新たな機構を採用することで機能性も兼ね備えています。

ライトバランスシステムとは、後端のキャップの中の約2gの小さなパーツを利用して、書き手に合ったバランスに調節できるシステム。書き心地を楽しめる万年筆となっています。

全8色のオリジナルボトルインクを展開

今回「Maiora」では、豊富なカラー展開のオリジナルインクを用意。カラー展開は、ターコイズ・パープル・レッド・ブラウン・イエロー・グリーン・ブルー・ブラックの全8色です。

インクボトルには、20世紀初頭に整髪料のために製造されたガラス瓶に発想を得た個性的なデザインを採用しています。

容量は通常67mlですが、今回さまざまなインク・カラーを楽しんでほしいという思いから、日本限定で15mlのスペシャルサイズボトルが用意されています。日本のインク愛好家にぜひおすすめしたいインクボトルです。

本製品は、応援購入サービス
Makuake」にて購入可能です。