焚き火の近くでも安心して使用できる「焚き火テーブル」。数多くのアウトドアメーカーが手掛けるキャンプアイテムで、形状や素材によって特徴や使い方はさまざまです。ラインナップが豊富で、製品選びに迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、おすすめの製品をご紹介。焚き火テーブルを選ぶ際のポイントも解説するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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焚き火テーブルとは?
焚き火テーブルとは、焚き火の近くでも使えるように作られた、アウトドアテーブルのことをいいます。耐熱性に優れているのが特徴。また、耐荷重が大きいモノも多く、一般的にはダッチオーブンなど重量のある調理器具も置けて便利です。
焚き火テーブルの魅力は、焚き火の楽しみ方を広げられること。焚き火を使って調理したいときや、焚き火をゆったり眺めながら食事をしたいときなど、さまざまなシーンで重宝します。
キャンプの醍醐味のひとつである焚き火を、思う存分楽しみたい方におすすめのアイテムです。
焚き火テーブルのおすすめブランド
ユニフレーム(UNIFLAME)
「ユニフレーム」は、1985年に創設されたアウトドアブランドです。「ユニークな炎(フレーム)を創造する」という理念のもと、タープ・テント・焚き火台・クッカーなど、さまざまなアウトドア製品を手掛けています。
ユニフレームの焚き火テーブルのなかには、ステンレス製の天板を搭載しているモノがラインナップ。熱や傷に強いため、アウトドアのタフなシチュエーションでも安心して使用できます。メンテナンスが簡単なのもメリットです。
シンプルで洗練されたデザインも魅力のひとつ。機能性だけでなく、見た目にもこだわりたい方におすすめです。
ロゴス(LOGOS)
1985年に設立した日本のアウトドアブランド「ロゴス」。「エンジョイ・アウティング!」を合言葉として、ファミリー層に向けたキャンプ・アウトドア用品を中心に、さまざまなアイテムを製造・販売しています。
なかでも焚き火テーブルは、サイドテーブル型・囲炉裏型のいずれも豊富なラインナップを展開。サイズや素材の種類にもバリエーションがあることから、ソロからグループまで、幅広いキャンプスタイルの方におすすめのブランドです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
キャンプ・サイクリング・カヌー・ガーデニングなど、多岐に渡るアウトドア・レジャー用品を手掛ける「キャプテンスタッグ」。「使いやすさ」と「購入しやすさ」を追求した、コストパフォーマンスの高いアイテムが人気のブランドです。
キャプテンスタッグの焚き火テーブルは、使い勝手のよいモデルが多いのが魅力。吊り下げ収納に便利なハンガーを搭載したモデルや、薪ラックが一体化したモデルなど、多機能なアイテムが豊富に展開されています。
焚き火テーブルのおすすめ|サイドテーブル型
ユニフレーム(UNIFLAME) 焚き火テーブル 682104
熱に強いステンレス製天板を搭載した焚き火テーブル。焚き火の横で安心して使用できるのはもちろん、調理で熱した鍋などを直接置けるのも便利なポイントです。また、天板表面には、傷が目立たないよう「特殊エンボス加工」が施されています。
安全面に配慮したデザインにも注目。金属エッジを隠すために、天板長手の端部には折り返しを施し、サイドには天然木のプレートが取り付けられています。
使用時のサイズは、約55×35×高さ37cm。分散耐荷重約50kgの強度があるため、重いモノを置いても安定して使用できます。
本体収納時には、脚部を天板裏にぴったり収められるのが特徴。約55×35×厚さ2.5cmと超薄の収納状態を実現します。嵩張らずに持ち運びやすい焚き火テーブルを探している方にぴったり。別売りの追加天板「レッグラック」とセットで使うのもおすすめです。
ロゴス(LOGOS) 薪ラックテーブル 81064154
薪ラックが一体化した焚き火テーブル。サイドテーブルとして便利なのはもちろん、薪を地面の湿気から守る棚としても活躍します。棚部分は、耐荷重約10kgの強度があるため、薪を束ごと置けるのが特徴です。
天板のサイズは、約縦32×横30cm。マグやグラスなどの小物を置いて、焚き火をゆったり楽しむのにおすすめのサイズ感です。さらに、耐熱仕様の天板なので、熱したダッチオーブンなどの直置きもできます。
本製品は折りたたみ式で、コンパクトに収納可能。持ち運びや保管の際に、嵩張りにくいのが嬉しいポイントです。また、シンプルな構造でセッティングがしやすいため、設営・撤収の手間も軽減できます。
ロゴス(LOGOS) アイアンたき火テーブル 81064182
軽くて丈夫なパンチング天板を搭載した焚き火テーブル。スチール製でありながら、無数の穴を開けたメッシュ仕様にすることで、強度と軽量化を両立しています。さらに、熱に強い性質があるため、熱した調理道具をそのまま置くことも可能です。
ブラックで統一された本体は、重厚感があり、無骨な雰囲気を演出できます。落ち着きのあるかっこいいデザインの焚き火テーブルを探している方におすすめです。
使用時のサイズは、約幅60.8×奥行29.5×高さ28.5cm。焚き火台の高さに合わせて使いやすい、ロータイプのサイドテーブルです。使用後は、折りたたみ式の脚部を天板内に収めて、薄型かつフラットに収納できます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ステンレス ハンギングテーブル 2段 UC-586
上下2段の天板で構成された焚き火テーブルです。上段の天板には、熱に強いステンレス素材を使用。火にかけた鍋やダッチオーブンを直接置けるのがメリットです。また、天板自体に脚が付いているため、フレームから取り外して単体でも使用できます。
下段の天板には、メッシュ仕様の鉄素材を使用。焚き火用の薪を置いたり、収納ボックスを置いたり、シーンに応じてさまざまな使い方ができます。
吊り下げ収納に便利なハンガーラックを搭載しているのも嬉しいポイント。使用頻度が高い調理器具やランタンを吊るしておくのに重宝します。多機能で使い勝手がよい焚き火テーブルを探している方におすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ステンレス ソロテーブル UC-556
ソロキャンプにおすすめの焚き火テーブルです。折りたたみ式の本体は、約29.5×10.5×厚さ2.5cmまでコンパクトに収納可能。重量約680gと軽量性にも優れています。専用の収納ケースが付属しており、気軽に持ち運べるのが魅力です。
天板の素材には、高い耐熱性を持つステンレスを採用。熱した調理器具のほか、小型グリルなどを天板上で使用することもできます。
耐荷重10kgの強度に加えて、天板の高さが9.5cmと低めに設計されているのもポイント。重量のあるモノを置いても、優れた安定性を発揮します。さらに、天板の長手部分に「転落防止構造」を採用しており、モノが落ちにくいのも特徴です。
ネイチャーハイク(NatureHike) キャンプテーブル CNK23JU011
2種類の天板で構成された焚き火テーブルです。ちょうど半分の大きさで、耐熱性に優れたアイアンメッシュ天板と、フラットに使えるMDF天板に分かれているのが特徴。用途に応じて使い分けられるのがメリットです。
天板の全体サイズは幅60×長さ40cm。高さは27.5cm・35cmの2段階に調節できます。収納時には、脚部と天板を折りたためるのが便利なポイント。本体側面には、持ち運びに便利なキャリングハンドルが搭載されています。
脚部には、使用時の揺れを軽減する「三角形構造」を採用。スタイリッシュなデザインでありながら、耐荷重30kgの高強度を実現しています。安定性を重視する方におすすめの焚き火テーブルです。
スノーピーク(snow peak) TAKIBI Myテーブル LV-039
オールステンレス製天板と、アルミ合金製スタンドで構成された焚き火テーブルです。熱に強く頑丈であることから、調理直後の熱くて重いダッチオーブンも安心してのせられます。
天板の両サイドには「ハンギングバー」を配置。シェラカップや調理グッズなど、細かいツールを引っ掛けておくのに重宝します。テーブル周りを綺麗に整理して使用したい方におすすめです。
スタンド部分には、別売りのステンレストレーを装着することが可能。荷物を置くスペースを拡張できるほか、火の粉に当てたくないモノを置いておくのにも便利です。
ディーオーディー(DOD) テキーララック TB2-477-BK
焚き火の上でも使用できる鉄製焚き火テーブルです。厚さ3mmのスチール素材で作られたプレートには、炎が当たっても剥げにくい特殊な耐火塗装が施されています。焚き火の近くでも安心して使用できる、タフなスペックのモノを探している方におすすめです。
プレートの両端には「ウッドハンドル」を搭載。プレート部分が熱くなった状態でも持ちやすいよう配慮されています。スチール素材の無骨さと相まって、ヴィンテージな雰囲気を演出できるのも魅力のひとつです。
使用時の本体サイズは、約幅115×奥行32.5×高さ41cm。焚き火テーブルとしてはもちろん、ラックとしても使いやすいサイズ感です。また、本製品を2セット組み合わせることで、2段ラックとしても使用できます。
ディーオーディー(DOD) ソトメシンガーZ TB1-567
シーンに合わせて、使い方をカスタムできる焚き火テーブルです。フレーム部分を横にスライドさせることで、本体幅を約52.5〜78cmの範囲で無段階に調節できます。さらに、脚部の高さを8段階に調節することも可能です。
着脱式の天板と五徳が2枚ずつ付属しているのもポイント。組み合わせを変えることで、焚き火用の特大五徳や、ソロキャンプ用のシステムキッチンとして使用できます。使い方のバリエーションが幅広い、拡張性の高いモノを探している方におすすめです。
収納サイズは、約幅23×奥行48×高さ4cm。専用の収納袋を使用することで、本体と全ての付属品をコンパクトにまとめられます。
山善(YAMAZEN) タフライトアクションテーブル 86×40cm TAT-8640
タフに使用できるアイアンメッシュ天板を搭載した焚き火テーブル。耐熱性に優れているため、加熱した鉄鍋などを直接置いたり、焚き火の近くで使用したりできるのが特徴です。
耐水性に優れているのも大きなポイント。キャンプ中の急な雨でも気にせず使用できます。また、本体を水で丸洗いすることも可能。調理で付いた油汚れや、焚き火の煤汚れなどを簡単に洗い流せます。
本体の展開方法は、折りたたみ式の天板を開いて、脚部を引き出すのみ。天板と脚部が連動するように設計されているため、簡単に開閉できます。設置・撤収がスムーズに行える焚き火テーブルを探している方におすすめです。
天板サイズは幅87.5×奥行40.5cm。高さは35.5cm・50cm・60cmの3段階に調節可能です。比較的軽量な重量3kgを実現。本体側面にハンドルが搭載されているため、持ち運びも楽に行えます。
マウントスミ(Mt.SUMI) 焚き火サイドタフテーブル ミニ OA2106TT-M
折りたたみ式でありながら、耐荷重20kgの高強度を実現した焚き火テーブルです。折り曲げ部分に、強度が高いヒンジを搭載しているのが特徴。3つの留め具でしっかり固定することで、優れた安定性を発揮します。
収納時のサイズは、幅16×奥行20×厚さ3cmとコンパクト。専用の収納バッグが付属しているうえ、重量700gと軽量性にも優れているため、気軽に持ち運べます。荷物を圧迫しにくい、ミニサイズの焚き火テーブルを探している方におすすめです。
本製品のメイン素材には、耐熱性に優れたステンレスを使用。エンボス加工が施されており、細かい傷や汚れが付きにくいのが魅力です。本体両サイドには、おしゃれなワンポイントデザインとして、無垢の木材が配置されています。
ヴァストランド(VASTLAND) 焚き火メッシュテーブル
「600℃耐熱塗装仕上げ」を施した焚き火テーブルです。優れた耐熱性に加えて、天板がメッシュタイプであることから、焚き火調理用の五徳としても活躍します。
本体部分とメッシュ天板の素材には、厚み1.4mmの強固な鉄板を採用。さらに、天板裏に補強バーを配置することで、剛性を向上しています。耐荷重約15kgの強度を確保できるため、クーラーボックスなどの大きな荷物を置いておくのにもおすすめです。
使用時の本体サイズは、約高さ18.5×幅68.5×奥行31cm。メインテーブルとしても、サブテーブルとしても、使い勝手がよいサイズ感です。
比較的安い価格で手に入るのも大きなメリット。コストパフォーマンスを重視する方はもちろん、初めて焚き火テーブルを購入する方にもぴったりのモデルです。
焚き火テーブルのおすすめ|囲炉裏型
ロゴス(LOGOS) アイアンウッド囲炉裏サークルテーブルL 81064106
サークルタイプの囲炉裏型焚き火テーブルです。四角形タイプよりも、大人数で使用しやすいのがメリット。また、角がなく安全性が高いことから、小さな子供連れでキャンプをする方にもおすすめです。
天板には、落ち着いた風合いの木製素材を使用。自然と調和しやすいうえ、あたたかみのある優しい雰囲気を演出できるのが魅力です。脚部には、ブラックのスチール素材を使用しています。
スリムかつ、フラットに収納できるのも大きな特徴。天板は4枚に分解でき、脚部は天板裏に折りたたんで収納できます。持ち運びや車載時に重宝する、収納バッグが付属しているのも嬉しいポイントです。
ロゴス(LOGOS) イージーステン囲炉裏テーブル 73561001
ワンアクションで簡単に組み立てられる焚き火テーブルです。天板の連結や、脚を組み立てる必要がないのが便利なポイント。キャンプの準備や撤収の手間を軽減したい方におすすめです。
オールステンレス製の本体は、優れた耐熱性とサビに強い性質を備えているのが特徴。食べ物や飲み物をこぼしても、拭き取るだけで清潔さをキープできます。さらに、洗剤を使った丸洗いにも対応しているため、頑固な汚れも手軽にお手入れ可能です。
使用時の本体サイズは、約幅87×奥行86.5×高さ27.5cm。大人4人以上で囲める囲炉裏型の焚き火テーブルです。大型モデルでありながら、コンパクトかつ軽量で持ち運びやすいのが大きな魅力。力に自信がない方でも比較的簡単に取り扱えます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ステンレス 焚火ぐるりテーブル UC-599
3台の台形型焚き火テーブルで構成されたモデルです。組み合わせにバリエーションがあるため、囲炉裏型をはじめ、さまざまなスタイルで使用できます。シーンに合わせてカスタムできるモノを探している方におすすめです。
テーブル1台あたりのサイズは、約幅86×奥行24×高さ27cm。脚部は折りたたみ式で、本体と一体化されているのが特徴です。天板1枚あたりの耐荷重は20kg。単体で使用する場合でも、優れた安定性を発揮します。
天板の素材には、耐熱性のあるステンレス鋼を使用。そのほかの部分には、クロムめっきを施した鉄素材を使用しています。全体のデザインに統一感があるのも魅力のひとつです。
キャンピングムーン(CAMPINGMOON) 囲炉裏テーブル T-503
真ん中の開口部を埋められる囲炉裏型焚き火テーブルです。付属の鉄板3枚を開口部にはめ込むことで、大型のテーブルとしても使用できます。キャンプの人数やシチュエーションに応じて、使い分けられるのが魅力です。
オールステンレス製の本体は、「特殊エンボス加工」を施しているのが特徴。熱や傷に強いため、タフに使用できます。長期間愛用できる丈夫な焚き火テーブルを探している方におすすめです。
本体の天板を4つに分解できるのも嬉しいポイント。付属のキャリーバッグに一式まとめて収納できるため、嵩張らずに持ち運べます。収納サイズは86×19×8cmです。
RcrCamp ヘキサゴンテーブル
六角形にデザインされた囲炉裏型焚き火テーブル。最大6人で焚き火台を囲んで、一緒に食事を楽しめます。真ん中の開口部には、灯油ストーブや薪ストーブを入れることも可能。ワンポールテントのセンターテーブルとして使用するのもおすすめです。
天板表面には、シェラカップなどを引っ掛けておくのに便利な切り込みを配置。小物を整理しやすく、テーブル上が散らかりにくいのが嬉しいポイントです。
本体の素材には竹を使用。カラーバリエーションは、ブラウン・ブラックの2種類が展開されています。付属の収納袋は、劣化しにくいコットン生地で作られており、長期間使い続けられるのが魅力です。
尾上製作所(ONOE) BBQテーブル 4683 II
使用時の高さを30cm・70cmの2段階に調節できる焚き火テーブルです。立ち状態と座り状態のどちらでも使えるのが大きな魅力。焚き火だけでなく、バーベキューを楽しみたいときにも重宝するアイテムです。
使用時の天板サイズは、約幅117×奥行80cm。開口部のサイズは、約46×83cmです。折りたたみ式の本体は、約幅84×奥行62×高さ10cmまでコンパクトに収納可能。収納式の持ち手が搭載されているため、持ち運びも楽に行えます。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 焚き火テーブル TKB-TB98
用途に応じて形状を変えられる焚き火テーブルです。本製品は、独立した4台のテーブルで構成されているのが特徴。囲炉裏型のほか、ローテーブルやラックなどさまざまな使い方に対応できます。
工具不要で簡単に組み立てられるのも便利なポイント。機能性の高さと、使い勝手のよさが両立した焚き火テーブルを探している方におすすめです。
付属の網棚は、テーブルの脚部にセットできるのが特徴。薪やトングなど、汚れが気になるモノを分けて置きたいときに重宝します。
フィールドア(FIELDOOR) パネル式木製囲炉裏テーブル
木製パネルで構成された囲炉裏型の焚き火テーブルです。天板パーツ4枚と、脚部パーツ4枚を組み合わせて使用します。
天板パネルの素材には、厚さ1.5cmの丈夫なプライウッドを採用。塗装などの加工をあえて施していないため、ナチュラルな雰囲気を演出できます。DIYによって、自分好みのカラーにカスタマイズするのもおすすめです。
地面から天板までの高さは約25cm。一般的な焚き火台の火の位置に対して、やや低めに設計されているのが特徴です。本体の開口内寸は約60×60cm。さまざまなタイプの焚き火台に対応できます。
焚き火テーブルの選び方
用途に合ったタイプを選ぶ
サイドテーブル型
サイドテーブル型の焚き火テーブルは、一般的なテーブルのようにシンプルな形状をしているのが特徴です。サイドテーブルとして使用するのはもちろん、食卓や調理台としても幅広く活用できます。
耐熱性素材を用いた天板を搭載しているモデルが多いのもポイント。熱くなった調理器具をそのまま置けるため、焚き火を使った料理を快適に楽しめます。
また、コンパクトに収納できるモデルも数多くラインナップ。持ち運びがしやすいため、ソロキャンプなど、荷物の量を減らしたい場面で重宝します。自宅の保管スペースが限られている場合にもおすすめです。
囲炉裏型
ファミリーやグループでキャンプする際には、囲炉裏型の焚き火テーブルがおすすめ。テーブルの真ん中をくり抜き、囲炉裏のような形状をしています。複数人で焚き火を囲みながら、調理や食事、団欒を楽しめるのが魅力です。
本タイプの焚き火テーブルは、複数のパーツから構成される組み立て式のモデルが多い傾向があります。組み合わせ方次第では、囲炉裏型とは異なるレイアウトにカスタムすることも可能。さらに、パーツ単体でサイドテーブルとして使用できるモノもあります。
囲炉裏型のテーブルを使うことで、物理的に焚き火と距離を取れるのもメリット。火傷などのリスクを軽減でき、思わぬ事故の防止に繋がります。子供連れキャンプにぴったりです。
素材をチェック
ステンレス製
ステンレス製の焚き火テーブルは、サビや汚れに強く、お手入れの手間が掛かりにくいのがメリットです。ほかのタイプに比べて値段はやや高い傾向があるものの、扱いやすいのが魅力。キャンプ初心者や、手軽に使える焚き火テーブルを探している方におすすめです。
耐熱性にも優れており、熱くなった調理器具を直接天板に置けるため、調理台として使用したい場合にぴったり。また、比較的軽量で、持ち運びやすいのも嬉しいポイントです。
スチール製
コストパフォーマンスを重視する方には、スチール製の焚き火テーブルがおすすめ。手頃な価格で購入できるモデルが豊富に展開されています。
スチール製のモノは、作りが頑丈で安定感に優れているのが魅力です。耐荷重の大きいモデルが多く、重いアイテムをのせてもぐらつきにくいのがメリット。しかし、本体に重さがあり、持ち運びにくい点はデメリットです。
サビやすい点にも留意しておきましょう。雨や調理で濡れてしまった場合は、水分や汚れをしっかりと拭き取る必要があります。
木製
木製の焚き火テーブルは、木製ならではのあたたかみや風合いなど、ナチュラルな雰囲気を演出できるのが魅力。デザイン性や雰囲気を重視して焚き火テーブルを選びたい方におすすめです。
なお、ステンレス製やスチール製に比べて火に弱く、本体が焦げたり燃えたりしてしまうリスクが伴います。使用時は、焚き火との距離に気をつけて設置することが大切です。
また、汚れや水分が付着した場合、カビが生えてしまう可能性も。お手入れに手間が掛かりやすい点にも留意しておきましょう。
焚き火の大きさに適したサイズ・高さを選ぶ
焚き火テーブルは、焚き火の大きさに見合ったサイズ・高さのモノを選ぶことが大切です。
サイドテーブル型の場合、使用用途に合わせるのがポイント。主にサイドテーブルとして使用するなら、必要以上のスペースを圧迫しないよう、大きすぎないモノが適しています。調理台としても使うのであれば、作業のしやすさを重視して選びましょう。
囲炉裏型は、中央の空いたスペースによって、設置できる焚き火台の大きさが決まります。サイズ選びの目安は、使用する焚き火台が収まるのはもちろん、10〜20cm程度の隙間を確保できるモノがおすすめ。本体の高さは、焚き火台に合わせます。
焚き火テーブルのなかには、高さ調節が可能なモデルもラインナップ。さまざまなキャンプスタイルに対応できるモデルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
コンパクトに折りたたみできるタイプがおすすめ
コンパクトに折りたためる焚き火テーブルは、持ち運びやすいうえ、大きな保管スペースを確保する必要がないのがメリットです。本体を簡単に展開できるモデルであれば、設営・撤収の手間も軽減できます。
収納ケースの有無にも注目。専用のケースに入れることで、携帯しやすいのはもちろん、ほかのキャンプギアと接触して傷が付いたり、音が出たりするリスクを抑えられます。
よりコンパクトに収納したい場合は、分解式の焚き火テーブルもチェックしてみてください。特に、ソロキャンプやツーリングキャンプなど、荷物の量を最小限に抑えたいシーンにおすすめです。
便利な付属機能にも注目
焚き火テーブルを選ぶ際は、付属機能にも注目してみてください。サイドバーやハンガーを搭載したモデルは、シェラカップなどの小物を吊り下げられて便利。特に、調理台として使う場合に使用する調理グッズを引っ掛けておけるため、使い勝手が向上します。
天板下に棚を備えたモデルは、不要なアイテムを置いておけるので、天板をより広く使えるのがメリット。薪を積み上げておけるラックと一体化したモデルであれば、焚き火で新しい薪を焚べる際にスムーズに作業を行えます。
そのほか、複数のテーブルを重ねてラックのように使えるモデルや、焚き火の上に設置して五徳として使えるモデルなど、さまざまな便利機能を有した焚き火テーブルが展開されています。
焚き火テーブルは、キャンプスタイルなどに合ったモノを選ぶことで、快適な焚き火を楽しめるのが魅力。また、木製やスチール製など素材はさまざまで、おしゃれなキャンプサイトづくりにも貢献します。ぜひ、自分の気分が盛り上がるお気に入りのアイテムを見つけてみてください。