自転車の常識を覆す。
後輪とペダルがチェーンで繋がっていて、ペダルを漕げばチェーンが回転する。それが基本的な自転車の仕組みです。しかし、この「Driven」はそのような自転車の常識を覆すようなプロダクトなのです。さっそくご紹介していきましょう。
最も効率化された駆動システム
自転車の駆動系に必要不可欠なチェーンですが、従来のチェーンには摩擦抵抗など、どうしても解決できない欠点がありました。Drivenは、そんなチェーンをあえて排除することで、自転車をより効率的に動かすことを可能にしたドライブトレイン(駆動装置)なのです。
「チェーンに問題があるなら、チェーンを使わなければいい」という逆転の発想に驚かされますね!
摩擦抵抗を大幅に低減
Drivenは、ピニオンシャフト・システムを応用することで、ペダルの回転運動をタイヤへ伝えます。ペダルとチェーンを連結させた従来の駆動装置と比べると、エネルギー消費のもととなるチェーンの摩擦抵抗が49%も少なく、漕いだペダルの動力でタイヤを効率よく回します。
チェーンが外れない
当たり前のことかもしれませんが、チェーンがなければ、チェーンが外れることはありません。今まで手を油だらけにしながら、チェーンを修理していた人にとって、これはとてもありがたいことですよね。
スタイリッシュでカッコイイ
Drivenはチェーンを使わない分、ペダル周りの構造がスッキリとしています。デザインに関しては個人差があると思いますが、このシステムを用いることで無駄を省き、自転車をよりスタイリッシュにデザインすることができます。
また、Drivenはユーロバイク・アワード2018を受賞しており、そのデザイン性は世界に世界に認められています。現在はプロトタイプとなっており、近日中に発売予定とのことです。
見た瞬間「これ欲しい!」と思わせるようなプロダクトです。エネルギーの変換効率がよくて、チェーンが外れる心配もない。さらに、デザインがカッコいいなんて文句のつけどころがないです! ロードバイクを新調しようと思っている方、ぜひDrivenを使って、次世代のサイクリングライフを楽しんでみてはいかがでしょうか!