オフィスで弁当を持参した際に「炊きたてホカホカのごはんが食べたい」と思ったことはありませんか? 保温機能を搭載した弁当箱は多くあるけれど、忙しい朝にごはんを炊いて弁当箱に詰めるのが面倒だという方も多いはず。
そんなわがままを叶えてくれるのが、レンジさえあれば生米からごはんを炊けるという画期的な機能を備えたサーモスの「ごはんが炊ける弁当箱」です。
本当に手軽にごはんを炊けるのか、編集部で購入して実際に試してみました!
弁当箱の構造
まずは箱の中身をチェック! 大きく分類すると、炊飯パーツとごはん容器、ステンレス製真空二重構造の保温ケース、さらに持ち運びに便利な専用ケースが入っています。意外にもシンプルな構造。
各パーツを細かく確認
ごはん容器と炊飯パーツを分解すると、6つのパーツで構成されていることが分かります。ちなみに、一番外側の保温ケースだけは水洗い禁止なので、お手入れの際は注意が必要です。
炊飯プロセス
1.メモリを目安に米と水を投入
まずは半透明のごはん容器本体に、記載されているラインにしたがって米を入れます。普通米の場合はここで軽く研いでください。今回は無洗米を使用しているため省略しています。
「米+水」と書かれているラインまで水を入れます。ちなみに1食分として0.7合の米を炊くことが可能です。
2.必要なパーツを全て装着して電子レンジへ
ごはん容器本体に炊飯パーツを装着します。時計回りにしっかり閉めましょう。
炊飯パーツを取り付けたごはん容器を電子レンジの中に置き、500Wで8分間加熱します。なお、庫内の高さが150mm未満の電子レンジでは使用できないため注意してください。
3.加熱が終わったら30分ほど蒸らします
加熱が終わったら電子レンジから取り出します。本体が非常熱くなっているため、炊飯パーツのつまみを持って運びましょう。
ごはん容器をすぐに保温ケースに入れて炊飯パーツを外します。
ごはん容器のフタをカチッと音がするまで閉めて、30分以上保温します。この時点でスタートからおよそ10分弱の時間がかかりました。
4.持ち歩く際は専用ポーチにイン
シンプルでおしゃれなポーチが付属するのも嬉しいポイント。背面には箸などを収納できそうなミニポケットが付いています。職場に電子レンジがない方は、自宅でここまでの工程を行なってから持っていくのがおすすめです。
5.ついに完成
30分後にフタを開けると……しっかり炊けています! 炊飯器で炊いたお米と比べるとツヤは劣りますが、粒が立った絶妙な固さの美味しい米ができあがりました。
成人男性にも十分な量
大人用のお茶碗約1杯分の米が炊けました!
どこでも気軽に炊きたてのごはん食べられると話題を集めているサーモスの「ごはんが炊ける弁当箱」。ランチ時だけでなく、小腹が空いたときや夜遅くに帰宅した際など、米を炊くのが面倒なときに活躍してくれそうです。自炊をよくする方はぜひ試してみてください。