原点回帰の自転車が登場!
「Bellcycles」という名の新型自転車が、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」に登場しました。これは大きな前輪と小さな後輪を持った自転車。まるで19世紀のような発想ですが、じつはその方が合理的な設計ではないかと思わせる製品でもあります。
前輪駆動の自転車
一般的な自転車は、ペダルのギアと後輪がチェーンにより接続しています。つまり、後輪駆動です。
ですがBellcyclesは前輪駆動。前輪中心軸両脇に設置されたペダルが、ギアとチェーンを通じて前輪を動かします。昔の自転車のように、ペダルの動きをそのまま前輪に伝えるわけではないということに注目です。見た目としては一輪車にも近いかもしれません。
広い視野を確保
ハンドルはサドルの両脇部分についていて、こちらも独特な設計になっています。
搭乗者の前方には、何もありません。上手に乗りこなすには少し練習が必要かもしれませんが、設計上広い視界を確保することができます。
また、後輪は別の種類に取り替えることも可能。カーゴ専用の後輪を設置すれば、重い荷物を運ぶこともできます。
手頃な価格設定
Bellcyclesは、決して高価格の製品というわけではないようです。
現在、Kickstarterでは349ドル(約3万8000円)の出資で製品が提供されることになっています。しかも、つい先日までこれよりもさらに安い枠が存在していました。一般的なスポーツバイクよりもかなり安い価格設定です。
出資者への配送は6月から。
自転車にもさまざまな種類がありますが、今回ご紹介したBellcyclesは価格も安く、もしかしたら日本でも愛好者が現れるかもしれません。