離乳食の作り方や保存方法が掲載されている「離乳食のレシピ本」。赤ちゃんの発達段階に応じた食品の種類や大きさ、かたさなども確認できて便利です。
本記事では、おすすめの離乳食レシピ本をご紹介。月齢別のレシピが載っているモノや、フリージング・取り分けに適したレシピが載っているモノなど幅広くピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてください。
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離乳食のレシピ本の選び方
離乳食の基本をおさえた本を選ぶ

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離乳初期の赤ちゃんは、まだ消化機能が発達していません。そのため、成長段階にあわせて離乳食のレシピを変える必要があります。赤ちゃんが食べられるモノや食べてはいけないモノなど、離乳食の基本情報をしっかりとおさえたレシピ本を選ぶのがおすすめ。レシピとともに、離乳食に必要な知識を学べる本を選ぶと安心です。
また、離乳食の基本情報は、時が経つと変わってくる場合も。古い知識を頭に入れてしまわないように、できるだけ刊行年が新しい本を選んでみてください。
月齢別に分けられている本を選ぶ

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基本的には、生後5〜6ヶ月頃から与え始めるとされている離乳食ですが、与える食べ物の大きさやかたさは月齢によって変えていきます。初期・中期・後期・完了期の4段階に分けて進めるのが一般的です。
初期は生後5~6ヶ月頃、中期は生後7~8ヶ月頃、後期は生後9~11ヶ月頃。そして、完了期は生後12~18ヶ月頃です。月齢別のレシピが掲載されている本を選べば、赤ちゃんの発達段階に適した食事を提供できます。
ただし、月齢はあくまで目安なので、赤ちゃんの様子を確認しながらゆったりした気持ちで進めることが大切です。
大きな写真が載っているとわかりやすい

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工程が文字のみで書いてあるレシピ本の場合、調理方法がわかりにくいことも。材料や調理後のサイズ、形状など、実際の写真が大きく掲載されていると、具体的に完成品をイメージしながら作れるためおすすめです。
生後数ヶ月の赤ちゃんは消化機能が発達しきっていないので、食材の大きさや滑らかさなどに注意が必要。写真が少ないと、レシピ考案者の意図と違った離乳食になってしまう可能性もあります。
一食の食材消費量を文字だけでなく写真でも見られれば、調達する際にも役立ちます。調理のポイントも視覚的に理解できるので、料理が得意ではない方も安心して離乳食を作れるのがメリットです。
フリージングや作り置き、取り分けなど目的別に選ぶ

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離乳食を作るのに懸念点がある方は、目的別のレシピ本がおすすめ。例えば、共働きなどで毎日離乳食を作るのが難しい場合は、フリージングや作り置き、取り分けレシピに特化した本を選ぶと活用しやすいのがポイントです。
離乳食を小分けで冷凍しておけば、解凍してすぐに赤ちゃんに与えられます。作り置きも同様で、毎食時間をかけて調理する必要がなくなるのがメリットです。
また、大人用の料理に使う食材から離乳食に使う食材を取り分けて調理する「取り分けレシピ」は、多忙で家事を時短したい方に役立ちます。
離乳食のレシピ本おすすめ|人気
主婦の友社 はじめてママ&パパの離乳食
基本を網羅した離乳食のレシピ本。人気育児誌「Baby-mo」に寄せられた疑問に、現役ママの編集者チームが答える形で制作された実用性が高い指南書です。
最初に始めるおかゆの作り方から、1歳半頃の離乳食完了、その後の幼児食までを扱っているのが特徴。月齢別の献立例や進め方、よく使う食材を使ったメニューをオールカラーで掲載しています。
掲載されている簡単レシピは300品目。時期ごとにまとめた、1回に食べる量の目安シートもついています。食べてよいモノと悪いモノも、ひと目でわかる1冊です。
KADOKAWA 365日マネするだけ離乳食 離乳食はこの1冊でまるごと解決!
1日1ページで、見たまま真似するだけの離乳食レシピ本です。レシピだけでなく献立まで助けてくれる1冊で、離乳食初日から1日ごとにレシピ・献立を掲載しているのが特徴。1日目の10倍がゆ小さじ1杯から始まり、徐々に量や食材を変えていく過程までわかりやすく解説されています。
監修は離乳食教室を多数開催している中村美穂氏で、時期にあわせたポイントや注意事項もしっかりとおさえています。レシピ以外に、赤ちゃんが食べられる食材リストや、離乳食に必要なアイテムリストも確認できるのがメリットです。
主婦の友社 はじめてママ&パパの見てマネするだけ366日の離乳食
実物大の写真が掲載されている離乳食のレシピ本です。赤ちゃんの成長にあった量がひと目でわかります。離乳食レシピだけでなく、月齢ごとの食べやすい量や形状まで知りたい方におすすめです。
毎日作る離乳食を可能な限り簡単にするためのメニューが豊富で、離乳食初期から完了期まで役立つ1冊。献立カレンダーがあるので、毎日の献立・レシピに悩まずに離乳食を作れます。
黄・緑・赤の栄養マークがわかりやすく、成長に欠かせない栄養素のバランスがひと目で把握できるのもメリット。解説されているのは、身近な食材で作れる簡単なレシピばかりです。
また、離乳食に使える食材「離乳食の食べていい時期チェックリスト」も付属しています。
ベネッセコーポレーション 初めてママ&パパのための365日の離乳食カレンダー
カレンダー形式でわかりやすくまとめられた、離乳食のレシピ本です。離乳食を開始する生後5〜6ヶ月頃から、完了期のとなる生後12〜18ヶ月頃までのレシピが掲載され、毎日使える1冊。真似するだけで、迷わずに離乳食の献立を決められるのがメリットです。
二次元コードがついており、読み取ると動画でも作り方がわかります。写真だけでなく、実際の調理シーンを見ながら離乳食を作りたい方におすすめです。
かたさ・大きさの目安が月齢別に確認できるシートなども付属していて便利。また、必要な調理器具やペースト状にする際の食材別のコツなども記載されており、参考になると評判です。
離乳食のレシピ本おすすめ|基本レシピ
Gakken 最新改訂版 らくらくあんしん離乳食
基礎情報がわかりやすく解説されている離乳食レシピ本です。厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」最新版に準拠した内容で、345レシピを収録しています。
卵の与え方や鉄・ビタミンDのとり方など、気になる情報をしっかりと解説。離乳食初期から完了期まで、月齢ごとに進め方やレシピを説明しているのもポイントです。
無料電子書籍版つきなので、本を持ち運ばずにスマホでチェックできるのもメリット。時期別の食べさせてよい食材一覧表や、離乳食の進め方早見表が付属しています。また、随所に散りばめられたワンポイントアドバイスが助かると評判です。
新星出版社 あんしん、やさしい 最新 離乳食オールガイド
デビューから卒業まで対応した離乳食レシピ本です。基礎的な離乳食のレシピを、月齢別・食材別にわかりやすく解説しています。
産婦人科・小児科の管理栄養士30人が考えた、栄養満点のレシピを263通り収録。調理テクニックや工程だけでなく、専門医からの成長にあわせた食べさせ方アドバイスも紹介されています。
QRコードを読み取れば、動画でも調理工程の確認が可能。オールカラーの写真だけでなく、動画でも調理方法を確認したい方におすすめです。
先輩ママに聞いた離乳食期のあるあるや、あると便利な道具などの細かい役立ち情報も掲載。赤ちゃんに食事の楽しさを教えられるレシピ本を探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ベネッセコーポレーション 最新 忙しいママ&パパのための 超かんたん離乳食
離乳食作りがグッと楽になるテクニックを解説したレシピ本です。家事や仕事に追われるママ・パパのための簡単レシピが盛り沢山。1品で栄養満点の主食・主菜を中心に紹介しています。
よく使う食材ばかりのレシピを掲載しており、作りやすいのもポイント。電子レンジでの調理や下ごしらえがいらない缶詰の活用方法など、手間をかけない技が多数解説されています。
取り分けレシピが紹介されているのもメリット。時短しながら、しっかりと離乳食を作りたい方におすすめの1冊です。
主婦の友社 改訂版 食物アレルギーをこわがらない! はじめての離乳食
離乳食のアレルギーが気になる方におすすめのレシピ本。アレルギーを怖がりすぎるあまり赤ちゃんの栄養が不足したり、知識なくアレルギー食材を大量に摂取させてしまったりするのを防ぐため、正しい知識を身につけられる1冊です。
始めの1さじからの進め方を丁寧に解説。下ごしらえのコツや簡単レシピなど、離乳食に関する嬉しい情報も充実しています。
離乳食を作るうえでの、アレルギーに関する不安がなくなったと好評。わかりやすい解説でアレルギーへの理解を深めたい方は、ぜひチェックしてみてください。
KADOKAWA 野菜まるごと、いれるだけ! 忙しママのための炊飯器こどもごはん
炊飯器を活用した、子供用ごはんのレシピが掲載された1冊です。火加減を心配する必要がない炊飯器レシピを多数収録しています。
離乳食においては、炊飯器でまとめて作り、冷凍保存できるレシピについて解説。野菜をまるごと入れるだけの幼児食や、家族で一緒に食べられるレシピも扱っているのがポイントです。
離乳食調理に炊飯器を使った際のご飯を炊くタイミングや、働くママやパパのためのタイムスケジュール例など、気になる疑問への回答も。目を離しても調理ができる炊飯器を活用して、離乳食をはじめとした幅広い料理を作ってみたい方におすすめです。
KADOKAWA マンガでわかる! 離乳食はじめてBOOK
漫画でわかりやすく離乳食の知識を学べるレシピ本です。2児の母である人気イラストレーター・モチコ氏が漫画を担当し、管理栄養士・太田百合子氏が離乳食の基本知識を全面監修。同じく管理栄養士の藤原朋未氏が、フリージングを基本とした離乳食レシピを制作しました。
離乳食を進めていくうえで最低限おさえておきたいポイントや、真似するだけの献立カレンダーを掲載。レシピも100種類以上を収録しています。
先輩ママからのアドバイスやテクニックも多数紹介。親しみやすい方法で離乳食の知識を身につけたい方におすすめです。
離乳食のレシピ本おすすめ|フリージング・取り分け
Gakken うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食
実際に2歳の娘を持つ著者が、離乳食のノウハウをギュッと詰めたレシピ本です。Instagramを中心に多くのSNSで支持を集めるうたまるごはん氏が、見た目にも味にも配慮したレシピについて解説しています。
手作りのご飯を少ない手間で食べさせられるように、著者が実践しているフリージング・作り置きノウハウも紹介。わかりやすいプロセス写真で、真似しやすいのも特徴です。
月齢別の献立例も掲載。真似するだけで、いろいろな離乳食が食べさせられると高く評価されています。味にも配慮した離乳食のレシピ本を探している方におすすめの1冊です。
西東社 まねしてラクラク迷わない! 365日のフリージング離乳食
365日分のフリージング離乳食レシピが掲載された1冊です。離乳食初期から完了期までの、真似するだけのレシピがわかりやすく解説されています。1週間分をまとめて冷凍でき、調理すればすぐに食べさせられるレシピが盛り沢山です。
アレンジや味変え、ちょい足しレシピなど、バリエーションを豊富にするコラムも掲載。離乳食の考え方やアレルギーについてなど、基本をしっかりとおさえた解説もされています。
「この食材いつからOK?」早見表もついており、食材を与えてもよいタイミングで迷う心配はありません。また、時期ごとの食べさせたい食材や調理ポイントなども細かく説明しています。
マイナビ出版 がんばりすぎない離乳食 フリージングでラクラク&栄養バッチリ!
時期にあわせて、フリージング食材を使用した離乳食を紹介するレシピ本です。初期・中期・後期・完了期の4つに分け、食材を使いまわせる1週間分の離乳食レシピを紹介しています。
初期の後半からは、1日2〜3回食×3週間分のレシピを収録。ローテーションすることで、迷うことなく献立を決められるのが特徴です。時期にあわせて食べさせたい食材や必要な栄養素が、真似するだけで摂取させられる1冊です。
フリージングレシピだけでなく、大人の料理から取り分けるレシピや、市販のベビーフードをアレンジするちょい足しレシピも掲載。離乳食の不安を解消する、Q&Aも多く収録されています。日々の離乳食調理を、少しでも楽にしたい方におすすめです。
日東書院本社 おとなごはんと一緒に作るあかちゃんごはん 離乳食編
ジャンルごとに取り分けレシピを解説した離乳食レシピ本です。乳幼児を育てた経験があるチームが、助産師の先生とともに作成した1冊。レシピの作成は、フードコーディネーターが務めています。
おかゆや汁物、野菜が大好きになるレシピから、小麦粉レシピやおやつレシピ、イベントごはんまで解説。レシピのほかにも、離乳食の進め方や取り分けテクニック、アレルギーについてなど役立ち情報が満載です。
取り分けるタイミングの記載が役立つと、高く評価されています。赤ちゃんごはんとともに、大人ごはんのレシピもチェックしたい方におすすめです。
主婦の友社 みきママのおやこ離乳食
経験から得た知識をベースに、フリージングと取り分けを駆使したレシピを紹介している1冊です。3人の子供を育てたみきママ氏が、簡単な離乳食レシピを解説しています。
離乳食初期用には、製氷皿を使ってのフリージングを紹介。離乳食後期や完了期用には、大人メニューからの取り分けレシピを紹介しているのがポイントです。
身近な材料を使用し、フライパンや電子レンジで簡単に調理できるレシピを掲載。料理が苦手な方にもおすすめの離乳食のレシピ本です。
誠文堂新光社 いっぺんに作る赤ちゃんと大人のごはん
赤ちゃんと大人のごはんを同時に作る、取り分けレシピに特化した離乳食レシピ本です。赤ちゃんにごはんを作り食べさせたあとで、自分や家族の料理を作るという手間が省ける1冊。家事や育児で忙しく、離乳食を調理する時間を時短したい方におすすめです。
初期から完了期まで、離乳食期を網羅。初期は昆布だしを中心にしたレシピ、後期は煮干しをプラスした和だしを活用するレシピを多く掲載しています。大人ごはんも、だしを使ったやさしい味の和食レシピを紹介しているのが特徴です。
取り分けテクニック以外に、離乳食の基礎知識や食材の下処理方法など、基本的な情報もしっかりと解説。なるべく手間を減らしながら美味しい離乳食を作りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
離乳食のレシピ本の売れ筋ランキングをチェック
離乳食のレシピ本のランキングをチェックしたい方はこちら。
離乳食のレシピ本は、基本知識を丁寧に解説したモノから時短や簡単調理をテーマにしたモノまで、さまざまな種類があります。今回、ご紹介したおすすめのレシピ本のなかに気になる1冊があった方は、ぜひ離乳食作りに役立ててみてください。