さまざまな悪に立ち向かう警察官の活躍を描いた「刑事・警察漫画」。犯罪捜査を繰り広げる正統派なモノから、警察官の等身大の姿やアングラな世界を描いたモノまで、多彩な切り口の作品が揃っています。映像化されている人気作が多いのも特徴です。

今回は、刑事・警察漫画のおすすめを連載中と完結済みのモノに分けてピックアップしました。メディア化予定の注目作もご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

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• 目次
• 刑事・警察漫画のおすすめ｜連載中
• 刑事・警察漫画のおすすめ｜完結済み

刑事・警察漫画のおすすめ｜連載中

ハコヅメ 〜交番女子の逆襲〜

講談社 著者：秦三子 既刊23巻

アニメ化やドラマ化もされた話題のお仕事コメディー。女子警察官2人によるリアルな交番勤務の日々を描き、第46回講談社漫画賞・第66回小学館漫画賞に輝いた秀作です。2022年に第1部が完結し、第2部としての連載が予定されています。

安定を求めて警察官になった新米女性警察官・川合麻依は、ハードな勤務に嫌気がさし、辞表の提出を決意。そんな川合が勤める交番に、なぜか元刑事課のエース・藤聖子が異動してきます。辞める機会を逃した川合は、やがて藤と名コンビとして成長していき……。

かつて県警に10年間勤めていた著者。女性警察官の視点から見たさまざまな「警察官あるある」が鋭いセリフ回しでコミカルに描かれています。警察官の人間味あふれる日常模様が笑いと涙を誘う、おすすめの刑事・警察漫画です。

土竜の唄

小学館 著者：高橋のぼる 既刊81巻

ヤクザの組織に潜入する「モグラ（潜入捜査官）」の奮闘を描いた、刑事・警察漫画の長編大作。2014年に第59回小学館漫画賞を受賞しました。実写映画も3作品制作され、累計部数は1000万部を突破した大ヒット作品です。

熱い正義感を持つために、やりすぎてしまうこともある交番勤務の警察官・菊川玲二が主人公。ある日、署長から呼び出された玲二は突然の懲戒免職を言い渡されます。それは、モグラとしてヤクザ「数寄矢会」に潜入する超極秘任務の始まりだったのです。

日本一の武闘派ヤクザ組織に警察官が潜入する、ハラハラドキドキのアクションストーリーが見どころ。正義と仁義を通す、男たちの熱いドラマが描かれます。勢いのあるギャグやお色気要素も楽しめる、おすすめの刑事・警察漫画です。

ギフテッド

講談社 原作：天樹征丸 作画：雨宮理真 既刊5巻

『金田一少年の事件簿』『BLOODY MONDAY』を手掛けた天樹征丸がおくる、本格バディミステリー。2022年から「なかよし」で連載されている、刑事・警察漫画の話題作です。2023年にドラマ化され、2期にわたって放送されています。

警視庁の若手のホープと期待される天才・天草那月は、ある日、殺人事件の現場で不思議な高校生・四鬼夕也に出会います。夕也は通りすがりにもかかわらず、奇妙な殺人事件の犯人を簡単に導き出してみせたのです。実は夕也は、ある秘密の能力を持っており……。

天才的な推理力を持つ刑事と異能を持つ高校生がタッグを組んで、さまざまな事件の真相を明らかにしていきます。犯人のアリバイ崩しや証拠探しに重点を置いているのが本作品の特徴。本格ミステリーが好きな方にもおすすめの刑事・警察漫画です。

院内警察 アスクレピオスの蛇

秋田書店 原作：酒井義 作画：林いち 既刊5巻

「院内交番」が設置された総合病院を舞台に、病院内での暴力やクレームに対応する職業「院内刑事」の活躍を描いた刑事・警察漫画です。現在「ヤングチャンピオン」で連載中。2024年にドラマ化も予定されている注目作です。

日本でも珍しい院内交番が設置されている阿栖暮総合病院。交番の事務として採用された川本は、何やら訳がありそうな若き院内刑事・武良井に出会います。さらに、天才外科医・榊原も海外から帰国。川本を待ち受けていたのは、武良井と榊原による修羅場の日々でした。

院内刑事と天才外科医が織りなす、命の現場のドラマを描いたおすすめの刑事・警察漫画。患者や家族の心の闇と病を、それぞれの立場から暴き出します。刑事ドラマと医療ドラマを掛け合わせた新感覚のヒューマンドラマが気になる方は、ぜひ手に取ってみてください。

ブルータル 殺人警察官の告白

コミアックス 原作：古賀慶 作画：伊澤了 既刊5巻

エリート警察官が、法で裁けない悪人に私刑を下すサスペンスフルな刑事・警察漫画。全国書店員が選んだおすすめコミック2022などにもランクインし、累計100万部を突破しました。『トレース 科捜研法医研究員の追想』のスピンオフ作品ですが、本作品単独でも楽しめます。

警視庁捜査第一課・壇浩輝は、元警視総監を父に持ち、キャリア組のエリートとして出世街道を進む警察官。そんな彼には、100人以上もの悪人たちを自ら殺してきたシリアルキラーという、裏の顔があったのです。

警察として犯罪捜査をする裏で、悪人たちに極刑を自ら与えていく、殺人警察官の所業を描いたマーダーサスペンス。グロテスクでダークな展開が繰り広げられますが、思わず行末を見たくなる魅力があります。悪への制裁にスカッとするという読者も多い、おすすめの刑事・警察漫画です。

刑事・警察漫画のおすすめ｜完結済み

攻殻機動隊

講談社 著者：士郎正宗 全3巻完結

近未来の犯罪に対処していく公安の特殊部隊「攻殻機動隊」の奮闘を描く、大ヒットシリーズの原典。1989年に「ヤングマガジン海賊版」に連載されていた刑事・警察漫画の傑作です。アニメのほか、ハリウッドで実写映画化されるなど、世界的にも高い評価を集めています。

時代は西暦2029年。世界中を飛び交う通信ネットワークによって超高度情報化社会が実現されたものの、犯罪は複雑化の一途を辿っていました。より高度な犯罪に対応するため、公安9課は特別組織「攻殻機動隊」を結成します。

階級「少佐」の草薙素子を中心に、公安警察が凶悪犯罪に立ち向かっていく姿を追う刑事・警察漫画。電脳化やサイボーグなど、本格SFの要素を緻密な画風のなかに取り入れた、壮大なスケールの世界観を楽しめます。”近未来SFの金字塔”とも評されるおすすめの傑作です。

ウロボロス ー警察ヲ裁クハ我ニアリー

新潮社 著者：神崎裕也 全24巻完結

日本の警察機構へ復讐を誓う刑事と極道の闘いを描いた、本格警察エンターテインメント。「週刊コミックバンチ」や「月刊コミック＠バンチ」で連載されていた刑事・警察漫画の衝撃作です。2015年に『ウロボロス～この愛こそ、正義。』としてテレビドラマ化もされています。

15年前、最愛の人が殺された事件を警察に隠蔽された龍崎イクオと段野竜哉。日本の警察機構に守られた因縁の男を探し出し、復讐を果たすため、成長した2人は互いに刑事と極道という正反対の道へと進みます。

刑事・龍崎と極道・段野が、15年前の真相を明らかにするために陰で共闘するユニークな設定が見どころ。警察内部の闇に挑むミステリー性と、異色のコンビ捜査が読者の心を揺さぶります。勧善懲悪的なストーリーが好きな方におすすめの刑事・警察漫画です。

機動警察パトレイバー

小学館 著者：ゆうきまさみ 全22巻完結

アニメから始まった、メディアミックスプロジェクトのコミカライズ作品です。近未来を舞台に、ロボットによる犯罪を取り締まる警察の日常を描いた刑事・警察漫画。1988〜1994年にかけて「週刊少年サンデー」にて連載され、第36回小学館漫画賞も受賞しています。

近未来の東京では、汎用人間型作業機械「レイバー」が社会生活に普及。しかし、レイバーによる事故や犯罪が増加する事態に陥っていました。警視庁はそんなレイバー犯罪に対抗するため、警視庁特車部隊こと「特車2課」を設立します。

レイバー犯罪に警察任務用のレイバーで対処する特殊部隊「パトレイバー」の日常と活躍を描いた1作。ロボットや社会背景の設定が緻密に作り込まれており、SFとしても読み応えがあります。ロボット犯罪に焦点を当てたユニークな刑事・警察漫画が気になる方におすすめです。

・小学館 愛蔵版 全16巻完結

こちら葛飾区亀有公園前派出所

集英社 著者：秋本治 全201巻完結

最強の不良警官・両津勘吉の日常を追いかけるギャグ系刑事・警察漫画。1976年に「週刊少年ジャンプ」で連載開始され、40年以上連載されていた少年漫画の伝説的名作です。さまざまなメディアミックス作品も展開され、累計部数は1億5650万部を記録しています。

何よりお金儲けを愛する両津勘吉は、亀有公園前派出所に勤務する警察官。すぐに拳銃を発砲しがちな荒くれ者の両さんが、超絶セレブの同僚や超堅物上司といった個性豊かな仲間たちとともに、笑いと人情に満ちたドタバタ劇を繰り広げる物語です。

さまざまな騒動に首をつっこむ型破りな警察官・両津勘吉の、お茶目で義理人情に厚いキャラクター性が高い支持を集めました。隙間時間に読みやすいのも魅力。警察官たちのパワフルな日常模様に笑えて活力をもらえる、おすすめの刑事・警察漫画です。

監視官 常守朱

集英社 原作：サイコパス製作委員会 作画：三好輝 全6巻完結

人間の精神が数値化されるようになった近未来を舞台に、犯罪捜査に挑む新人刑事・常守朱の活躍を描いた刑事・警察漫画。劇場版も制作された大ヒットアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』のコミカライズ作品です。

人間の心理状態や性格的傾向を計測し、監視する「シビュラシステム」が、社会の治安を維持している世界。数値によって事前に割り出された犯罪者たちは「潜在犯」と呼ばれていました。常守朱は、そんな潜在犯を取り締まる公安局刑事課の監視官を務めることになります。

犯罪者を取り締まる実働部隊「執行官」が中心であるアニメのストーリーを、執行官を統制する「監視官」の立場から描いているのがポイント。刑事・警察漫画の醍醐味である犯罪捜査だけでなく、独特な社会システムが生む人間ドラマにも注目したいおすすめの1作です。

S エス -最後の警官-

小学館 原作：小森陽一 作画：藤堂裕 全20巻完結

凶悪犯の確保を目的とした架空の部隊の活躍を描く刑事・警察漫画です。原作の担当は『海猿』『DOG POLICE』などを手掛けた小森陽一。「ビッグコミック」で連載され、ドラマ化や映画化もされた人気作です。

SATとSITに並ぶ、”第3のS”として新設された架空の組織・警察庁特殊急襲捜査班「NPS」。機動力と捜査力を併せ持ち、犯人を生きたまま確保することを命題とする特殊部隊です。プロボクサーから警察官になった神御蔵一號は、このNPSに入隊することになり……。

凶悪犯を殺さずに捕らえなければならないという、条件付きの設定がポイント。犯人を確保するまでの緊迫した頭脳戦や、ダイナミックなアクションが繰り広げられます。警察の特殊部隊を本格的に描いた刑事・警察漫画が読みたい方におすすめの人気作です。

サイレーン

講談社 著者：山崎紗也夏 全7巻完結

「モーニング」で連載され、ドラマ化でも注目を集めたクライム・ラブサスペンス。相棒兼恋人である2人の刑事が、謎の美女に翻弄されていくスリリングなドラマを描いた刑事・警察漫画の異色作です。

主人公は、さまざまな事件の初動捜査をする機動捜査隊所属の猪熊夕貴と里見偲。2人は仕事の相棒でありながら、職場には秘密の恋人関係を築いていました。しかし、ある変死体発見現場で出会ったサイコパスな美女・橘カラの標的にされてしまい……。

謎の美女との出会いから事件に巻き込まれていく、恋人同士の刑事の奮闘を描いた本作品。犯人が明らかになった状態で繰り広げられるスリリングな展開と、謎の数々が見どころになっています。ハラハラドキドキできる刑事・警察漫画が読みたい方におすすめです。

クロコーチ

日本文芸社 原作：リチャード・ウー 作画：コウノコウジ 全23巻完結

警察官を主人公に、数々の未解決事件に新たな解釈を提示していく異色のダークミステリーです。「週刊漫画ゴラク」での連載中にドラマ化もされた人気作。『20世紀少年』を手掛けた長崎尚志が、別名義で原作を手掛けている点にも注目してみてください。

県警・捜査二課に所属する黒河内圭太は、「県警最悪の警察官」と評される悪徳刑事。政治家や実業家たちの弱みを握ることで、莫大な権力を得てきました。若手のキャリア刑事・清家真吾は、そんな黒河内を嫌悪しますが、実は黒河内には大きな目的があったのです。

あくどい捜査で不正に金と情報を得る前代未聞の刑事・黒河内が、日本のさまざまな未解決事件の真相をあぶり出していく新感覚のクライム・サスペンス。刑事をダークヒーローとした斬新な設定の刑事・警察漫画を読んでみたい方におすすめです。

トレース 科捜研法医研究員の追想

コアミックス 著者：古賀慶 全13巻完結

現場に残された血痕や毛髪などを鑑定し、犯罪捜査を担う警察組織・科学捜査研究所を舞台にした、本格警察サスペンスストーリーです。著者・古賀慶は実際に科捜研で鑑定していた元研究員。2018年にドラマ化もされています。

警察組織に属しながら、客観的な真実のみを追求する特異な機関・科学捜査研究所こと「科捜研」。目的もなく科捜研へ所属することになった新人法医研究員・沢口ノンナは、研究員・真野礼二に出会います。真野には、幼い頃に両親を殺された暗い過去があり……。

科学捜査を用いてさまざまな事件を解決していくとともに、過去の事件の真相に迫るミステリー性も本作品の魅力。犯罪捜査の最前線の現場が、元研究員ならではのリアルな筆致で描かれます。読者の知的好奇心も刺激する、おすすめの刑事・警察漫画です。

刑事ゆがみ

小学館 著者：井浦秀夫 全10巻完結

先入観を持たず、独特の推理を繰り広げる天才刑事が、現代社会のさまざまな闇を暴いていく刑事・警察漫画。「ビッグコミックオリジナル」で連載され、ドラマも高い評価を集めた名作です。

マンションから1人の男が転落死を遂げる事件が発生。彼は、かつて刑事・弓神適当が逮捕した元泥棒でした。刑事課では、男の死因は自らの過失による転落死であると判断しますが……。

真相を解明するためなら違法捜査も行う刑事・弓神の斬新な着眼点が、さまざまな事件を解決に導いていきます。成績優秀で真面目な後輩刑事との凸凹なバディも魅力のひとつ。巧みな話術で人間の心の闇を見抜く、刑事の手腕に注目しながら読みたいおすすめの刑事・警察漫画です。

シバトラ

講談社 原作：安童夕馬 作画：朝基まさし 全15巻完結

2006〜2009年にかけて「週刊少年マガジン」で連載されていた刑事・警察漫画。非行少年たちの更生に奮闘する新米刑事を主人公にしたヒューマンドラマです。ドラマ化もされています。

生活安全課少年係に勤める新米刑事・柴田竹虎は、中学生にしか見えない童顔の持ち主ながら、実は剣道の達人。さらに、死が近づく人に現れる「死神の手」が視える特殊能力を持っていました。そんな竹虎が、熱い正義感で非行に走る少年少女を更生へと導いていきます。

少年少女にまつわるさまざまな凶悪事件を解決していく、優しく熱血漢な少年係刑事の奮闘記。ひたむきに子供たちの心と向き合う竹虎の、人情味あふれるドラマが描かれます。少年事件をメインテーマにした刑事・警察漫画としておすすめの1作です。

明智警部の事件簿

講談社 作画：佐藤友生 原作：天樹征丸/さとうふみや 全5巻完結

本格推理漫画の大ヒット作『金田一少年の事件簿』の公式スピンオフ作品。警視庁のエリート警部・明智健悟を主人公に据えた、本格警察ミステリー漫画です。

ある日、捜査一課の若手刑事・小林竜太郎が、万引きした高校生を現行犯逮捕します。しかし、大物政治家である親の圧力によって、高校生は釈放。怒る小林に対し、熱い心を内に秘める相棒・明智は、正義を貫こうと行動に移します。

天才的な知能と正義の心を武器に、明智と相棒・小林が巨悪に挑む、ミステリーテイストな刑事・警察漫画。明智と名探偵・金田一一が出会う前を舞台にしており、本作品からでも楽しめます。正統派の刑事ドラマが好きな方にもおすすめのスピンオフ作品です。

新装版 逮捕しちゃうぞ

講談社 著者：藤島康介 全5巻完結

交通課に勤務する2人の女性警察官の日常を描いたコメディー。『ああっ女神さまっ』などを手掛けた藤島康介が、1986〜1992年にかけて連載していた刑事・警察漫画のヒット作です。アニメやドラマのほか、ゲームなども展開されました。

本作品のメインは、墨東署交通課に勤める辻本夏実と小早川美幸。パワフルな夏実と冷静で機械好きな美幸という元気な凸凹コンビが、迷惑駐車から恋のトラブルまで、体当たりで解決していく物語です。

女性警察官のコミカルな日常とアクションを楽しめる1作。バイクや車、登場人物のファッションなど、細部までこだわり抜かれた小道具の描写にも定評があります。昔懐かしい刑事・警察漫画を読んでみたい方におすすめの名作です。

秘密 THE TOP SECRET

白泉社 著者：清水玲子 全12巻完結

他人の脳内の記憶を用いて犯罪捜査に挑む、近未来サイコ・サスペンス。第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞を受賞した刑事・警察漫画の秀作です。アニメ化のほか、実写映画化もされています。

近未来の日本では、死んだ人の脳内にある生前の記憶を映像として再現する「MRI捜査」の技術が確立されていました。警察庁の特別機関・科学警察研究所法医第九研究室こと「第九」の捜査員たちは、この技術を用いて、手掛かりのない難事件の真相究明を目指します。

被害者や事件の犯人の脳を覗き、さまざまな「秘密」を暴いていくという、近未来の犯罪捜査が見どころ。グロテスクな描写も織り交ぜながら、記憶の中に隠された深い人間ドラマが表現されています。権力と正義をめぐる深いテーマ性も魅力的な、おすすめの刑事・警察漫画です。

・白泉社 文庫版 全12巻完結

ドロ刑

集英社 著者：福田秀 全7巻完結

盗犯捜査のスペシャリスト・警視庁捜査三課の新米刑事が、伝説の大泥棒とコンビを組んで事件を解決していく刑事・警察漫画です。「週刊ヤングジャンプ」で連載され、『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』としてドラマ化もされました。

窃盗などの犯罪に関して高い検挙率を誇り、「ドロ刑」と呼ばれる警視庁捜査三課。そんな三課で腐っていた新米刑事・斑目勉は、ある日、幻の大泥棒・煙鴉と思われる男・ハルトに出会います。捉えどころのないハルトは、なぜか斑目に捜査のヒントを与えてくれるようになるのです。

神出鬼没な紳士・ハルトと新米刑事・斑目という、凸凹コンビの活躍がコミカルに描かれるおすすめの刑事・警察漫画。さまざまな職業泥棒たちをどのように捕まえていくのか、捜査に助言を与えてくれるハルトの真の目的とは何なのか、ぜひ読んで確かめてみてください。