ドローンといえばその軽量化のためか、長時間は飛んでいられないのが一般的ですよね。30分も持たない、というのは珍しくもないことです。でも、今回ご紹介するするHycopterはなんと4時間もの飛行が可能なんです。
秘訣は水素
そんな長時間飛べるなんて、どれだけの大容量バッテリーを積んでいるのか? と思いますよね。でも、Hycopterの長時間の飛行を可能としているのは、筒に積まれている水素ガスなんです。筒には、120gの水素ガスが入っています。そして、その水素ガスを電気へと組み替えることでバッテリーとしているんです。120gの水素ガスで、リチウムバッテリーにすると3キロの電源に相当するそうです。
軽い!
Hycopterの重量はたったの5キロです。そして、最大1キロまで荷物を載せることもできちゃうんです。もっとも、1キロまで重みが加わると飛行時間は2.5時間まで短くなってしまいます。
水素ガスがバッテリーになるなんてスゴイですよね!この技術はあらゆる場面で活躍してくれそうです。