国内で唯一1〜3号クラスの厚手の帆布を織ることのできる株式会社タケヤリ。惜しまれながらも、織機の老朽化などの理由により、厚手の帆布の生産は終了されました。

そこで今回は、最後の1号帆布を使用したトートバッグ「1号帆布トートバッグ」についてご紹介します。1号帆布を使用し、硬さと強度に優れた本製品。日々使用できるトートバッグを探している方はぜひチェックしてみてください。

歴史から姿を消した極厚綿織物1号帆布を使用

帆布とは綿で織られた平織の生地のことを指し、古くは船の帆に使われていたことから帆布と呼ばれています。

1号から11号に分類されており、号数が小さくなるほど重く頑丈な帆布だとされていますが、1~3号クラスの厚手の帆布を織れるのは、実は国内では岡山県にある株式会社タケヤリのみといわれています。

1号帆布は旧式のシャトル織機を使い、太い糸を密度を入れてゆっくりと織り上げられるのですが、その織機が老朽化していることから安定した生産が難しくなっていました。

そのほかの事情もあり、生産が終了となったため、今後日本国内で1号帆布が生産されることは基本的にありません。

そんなタケヤリ最後の1号帆布で作られたのが「1号帆布トートバッグ」。1号帆布のスペックの高さはもちろんのこと、これまでのタケヤリの歴史も感じられるバッグとなっています。

分厚く硬い生地でしっかり自立する

1号帆布は、数ある生地の中でもとくに分厚く硬い生地です。その1号帆布を使用した「1号帆布トートバッグ」は、底面を下にして自立することはもちろんのこと、なんとハンドル部分ですら形を維持してしまいます。

さらに、1号帆布は硬いだけではなく、強度も非常に高いです。生地の強さを示す引張強度試験では、縦方向1792N、横方向2068Nと優れた結果を記録。180kgを超える荷重にも耐えられる耐久性です。

スッキリした見た目なのに大容量

「1号帆布トートバッグ」は、ベーシックでスッキリとしたデザインでありながら大容量。15.6インチのノートPCやダウンベスト、靴など、かさばるモノを詰め込んでも、余裕をもって入れられる容量です。

また、バッグの生地が硬く強度もあることから、いっぱいに詰め込んだとしても形を崩すことなく使用することが可能。一泊二日の旅行や、荷物の多いアウトドアシーンにもぴったりの製品となっています。

経年変化を楽しめるトートバッグ

使用していくなかでの経年変化を楽しめるのも、「1号帆布トートバッグ」の魅力のひとつ。ボディのバッグ部分の硬さがやわらぎ、馴染んでいく様子を楽しめます。

1号帆布という硬く丈夫な生地を使用しているからこそ、長く使えて経年変化を楽しめる本製品。プレゼントとしてもおすすめのアイテムです。

本製品は、応援購入サービス
Makuake」にて購入可能です。