子供の想像力や感受性を育むアイテムとして人気がある絵本。飛び出す仕掛けを楽しめるモノや思わず笑ってしまう面白いストーリー、背筋がぞくっとするような怖い話などさまざまな作品があります。

そこで今回は、おすすめの絵本を有名作品・国内作品・海外作品の3つに分けてご紹介。『ぐりとぐら』や『はらぺこあおむし』など長く読みつがれている名作もピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください。

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絵本の魅力

最低限の言葉と静止している絵によって、子供の想像力や集中力を養える絵本。音の響きや言葉の表現などを、楽しみながら自然と学べるのが特徴です。

0歳児が絵や仕掛けで楽しめる作品から、小学校低学年ごろの子供が物語を理解してじっくり考えながら読む作品まで、年齢に合わせてさまざまな絵本があり、長期間楽しめます。

また、読み聞かせをすることで、大人と子供のコミュニケーションツールとして使えるのもポイント。物語に合わせてスキンシップを取れる作品や一緒に仕掛けを楽しめる作品もあり、親子間で共有体験をすることも可能です。

主に子供の学習のために作られた絵本ですが、大人にも人気が高まっています。『100万回生きたねこ』や『ぐりとぐら』など、多くの方が触れてきた名作を手に取って懐かしい気持ちに浸ったり、大人になって改めて読み返すことで物語の解釈が違ったりと、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力です。

絵本のおすすめ|有名

ボードブックはらぺこあおむし

偕成社 著者:エリック・カール

ボードブックはらぺこあおむし

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世界中で愛されているベストセラー絵本です。対象年齢は2歳から。頑丈な作りのボードブック版なので、小さい子供が自分でめくって読むのに適しています。お誕生日やクリスマスなどのプレゼントにもぴったりです。

主人公は、日曜日の朝に生まれた小さなあおむし。おなかをすかせたあおむしは、りんごやなしなどをたくさん食べて、どんどん大きくなっていきます。やがてさなぎになったあおむしは、最後に美しい姿へと変身するのでした。

ページには小さな穴の仕掛けが施されており、ストーリーが理解できない幼児でも指で触って楽しめるのが魅力。数や曜日の概念やさまざまな食べ物の名前を知るきっかけにもなるので知育にも役立ちます。毎日の読み聞かせにも重宝するおすすめの絵本です。

いないいないばあ

童心社 ぶん:松谷みよ子 え:瀬川康男

いないいないばあ

日本初といわれる本格的な赤ちゃん絵本で、0歳のファーストブックにぴったりなロングセラー作品です。1967年に出版され、2020年には日本の絵本で初の700万部を突破。”いないいないばあ絵本の金字塔”ともいわれています。

松谷みよ子の、”赤ちゃんだからこそ美しい日本語と最高の絵を”という思いで誕生した本作品。画家の瀬川康男が実際に赤ちゃんと向き合い、試作を重ねた結果、”ばあ”のページの動物たちが、赤ちゃんと目が合うように描かれているのも魅力です。

赤ちゃんも楽しみやすいよう、絵のタッチはやわらかくあたたかみがあり、刺激の強すぎない色合いで描かれているのがポイント。0歳から親子のコミュニケーションツールとしても役立つ、おすすめの絵本です。

だるまさんが

ブロンズ新社 著者:かがくいひろし

だるまさんが

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“0歳から読めるファーストブックの新定番”とされる「だるまさんシリーズ」。本作品と『だるまさんの』『だるまさんと』の計3冊で構成され、累計発行部数がシリーズ累計1000万部を突破している人気の絵本です。この絵本が好き!2009年版の国内絵本で2位を獲得するなど、さまざまな賞にランクインしています。

“だ・る・ま・さ・ん・が”のリズムに合わせて、左右に動くだるまさん。ストーリーがあるわけではなく、だるまさんの動き・表情・擬音のみで進んでいくシンプルな構成が特徴です。

ページをめくるたび、予想外の動きをするだるまさんの姿に、びっくりしたり大笑いできたりと多くの読者を楽しませています。子供へ最初に買い与える絵本としておすすめです。

100万回生きたねこ

講談社 著者:佐野洋子

100万回生きたねこ

何度も生死を繰り返したねこの運命を描いた名作絵本です。1977年に出版されて以来、子供から大人まで世代を超えて読み継がれているロングセラー作品で、累計発行部数は220万部を突破。ミュージカル化やドキュメンタリー映画化もされています。

100万回亡くなり、100万回生まれ変わり、そのたびさまざまな飼い主にかわいがられた立派なとらねこ。彼らはねこが亡くなったときに泣きましたが、ねこは1回も泣いたことがありません。飼い主の誰をも嫌い、死ぬことも平気でした。そんなねこがある白いめすねこと出会って…。

とらねこの姿を通じて、生きることや愛することについて考えさせられます。読むときによって印象が変わり、いつ何度読み返しても楽しめる名作。5歳ごろの子供から大人まで、哲学が詰まった絵本を求める方におすすめです。

じゃあじゃあびりびり

偕成社 著者:まついのりこ

じゃあじゃあびりびり

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1983年の発売以来、多くの親子に親しまれてきた定番絵本です。丈夫な作りのボードブック版。赤ちゃんがはじめて手にする「ファーストブック」として人気があります。出産祝いなどのプレゼントにぴったりの絵本です。

“みず じゃあじゃあじゃあ”や”いぬ わんわんわんわん”などのリズミカルな言葉で、身近なモノの様子を表しているのが特徴。赤ちゃんが喜ぶ擬音語を多く盛り込んでいるため、ページをめくりながら声に出して読み聞かせるのがおすすめです。

また、鮮やかではっきりとした色使いもポイント。ストーリーがないので、好きなページを開いて自由に楽しめます。さらに、本のサイズが14×14cmと小さめで、赤ちゃんが自分で手に持って読んだり、バッグに入れて持ち運んだりしやすいのも魅力です。

がたん ごとん がたん ごとん

福音館書店 著者:安西水丸

がたん ごとん がたん ごとん

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イラストレーターでもあり作家でもある安西水丸が手がけた絵本です。1987年の発売以来、多くの子供たちに愛されてきたロングセラー作品。白・黒・赤・緑・黄色などを用いたはっきりとした色使いと、シンプルな絵柄が特徴です。

黒い汽車が”がたんごとんがたんごとん”と走っていくと、駅には哺乳瓶が待っていました。哺乳瓶を乗せて再び走り出すと……。次の駅では、コップとスプーンが待っていました。

繰り返しのリズムを楽しめるのが魅力。次の展開が予想しやすいので、小さい子供も安心して絵本に集中できます。0歳から読み聞かせられるおすすめの作品です。

ねないこだれだ

福音館書店 著者:せなけいこ

ねないこだれだ

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おばけが夜になっても寝ない子を、おばけの世界に連れて行ってしまう物語を描いた名作絵本。1969年初版で半世紀以上にわたって愛され続け、”おばけ絵本の最高傑作”ともいわれるロングセラー作品です。累計発行部数は350万部を超えています。

夜の9時になり、”とけいがなりますボンボンボン”。夜中はおばけの時間ですが、まだ寝ていない女の子がいます。一体、女の子はどうなってしまうのでしょうか。

少し怖いものの、インパクトのあるおばけから目から離せない魅力があります。怖いけど好きという子供も多く、ドキドキしながら読めるおすすめの名作です。

しろくまちゃんのほっとけーき

こぐま社 著者:わかやまけん/もりひさし/わだよしおみ

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1970年に誕生した、シリーズ累計1000万部超えのロングセラー絵本「こぐまちゃんえほんシリーズ」のなかでも、特に人気の1冊。コラボ雑貨が発売されたり、展覧会が開催されたりと、老若男女問わず愛され続けています。

タイトル通り、しろくまちゃんがホットケーキを作る物語。卵を割って牛乳を入れて、粉を混ぜて、フライパンに生地を落とします。ホットケーキが焼きあがり、友達と仲よく食べて、お皿を洗うというシンプルなストーリーです。

ホットケーキ作りから後片付けまで、料理をする一連の流れを追体験できるため、子供の“自分でやりたい”という気持ちを満たせるのが魅力。2~3歳ごろから、食に興味を持ち始めた子供におすすめの絵本です。

きんぎょが にげた

福音館書店 著者:五味太郎

きんぎょが にげた

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逃げた金魚を見つける絵探しの絵本です。1982年に初版が発行され、世代や国を超えて愛され続けている名作。2歳ごろからの子供に適しています。

金魚が1匹、金魚鉢から逃げ出してしまいました。どこに逃げたのでしょうか。カーテンの赤い水玉模様のなか、鉢植えで赤い花のふり、キャンディの瓶…。ページをめくるたび、金魚がさまざまな場所に隠れています。

親子で金魚がどこに隠れているかを見つける内容で、子供の指を差す練習になるのがポイントです。五味太郎によるシンプルな形の絵と鮮やかな色彩も魅力。親子でコミュニケーションが取れる、参加型の絵本を探している方におすすめです。

わたしのワンピース

こぐま社 著者:にしまきかやこ

わたしのワンピース

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1969年に初版され、今や日本を代表するファンタジー絵本となっている1冊。シリーズは累計190万部を超えるロングセラー作品で、世代を超えて多くのファンを獲得しています。。

全国学校図書館協議会選定図書や厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財などに選ばれている名作。2023年には特別企画展の「『わたしのワンピース』西巻茅子展」が開催されました。

空から落ちてきた真っ白の布きれで、うさぎさんがワンピースを作ります。それを着てお花畑を通ると、真っ白なワンピースが花柄に早変わり。そして、雨が降ってくるとワンピースが水玉模様になるなど、次々と模様が変わっていきます。

ワンピースが次のページでどんな模様に変わるのか、子供と想像しながら一緒に読み進められるのが魅力。3~5歳ごろの子供におすすめの絵本です。

ぐりとぐら

福音館書店 作:なかがわりえこ 絵:おおむらゆりこ

ぐりとぐら

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ふたごの野ねずみ「ぐり」と「ぐら」を描いた国民的人気を誇る絵本。1963年に誕生してから、10か国語に翻訳されるなど世界中で愛され続けており、累計2500万部を超えるロングセラーシリーズです。

お料理をすることと、食べることが何よりも大好きなぐりとぐら。2匹は森で大きな卵を見つけ、目玉焼きにしようか卵焼きにしようか考えたすえに、カステラを作ることにします。

しかし、卵があまりに大きいため運べず、フライパンを持ってきてその場で料理をすることにしました。カステラを焼くにおいにつられ、森中から動物が集まってくるのです…。

自分が読んでいたため、子供にも読ませたいという声が多い名作です。かわいらしいほっこりする絵柄だけでなく、協力して何かを作り上げることや、おいしい気持ちを共有することなど大切なことを学べるのが魅力。3歳ごろからの読み聞かせにおすすめの絵本です。

かいじゅうたちのいるところ

冨山房 著者:モーリス・センダック

かいじゅうたちのいるところ

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コルデコット賞や国際アンデルセン賞など数々の受賞歴を持つ世界的に有名な絵本です。独特のタッチで描かれた個性的なイラストが特徴。”20世紀最高の絵本の一つ”と言われており、子供はもちろん大人にもファンの多い作品です。2009年には映画化もされています。

主人公はいたずらが大好きな男の子・マックス。オオカミのぬいぐるみを着て暴れていた罰として、夕飯抜きで寝室に閉じ込められます。そうこうしているうちに部屋の中に木が生えだし、やがて森になって……。

ワクワクするような、少し怖いような不思議な読後感を楽しめるのが魅力。物語の世界を楽しめるようになった幼児への読み聞かせにおすすめの絵本です。

こんとあき

福音館書店 著者:林明子

こんとあき

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女の子・あきがきつねのぬいぐるみ・こんと、電車で旅をする絵本です。4歳ごろから小学校低学年ごろの子供に向いています。1989年に出版されて以来、長年愛され続けている名作です。

こんは「さきゅうまち」に住むおばあちゃんの頼みで、生まれてくる赤ちゃんのお守りにやってきます。そして、こんは生まれてきた赤ちゃん・あきと一緒に仲良く暮らしていました。

しかし、あきが成長していくにつれて、こんはだんだんと古くなっていき、ある日腕がほころんでしまいます。あきはこんの腕を治してもらうために、電車に乗っておばあちゃんの家に向かいますが……。

子供だけで電車に乗って旅するドキドキやワクワクを追体験できる1冊。喜び・感動・緊張・不安・安心など、さまざまな心情を味わえます。子供が思いやりを学べる絵本を探している方におすすめです。

からすのパンやさん

偕成社 著者:かこさとし

からすのパンやさん

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全部で84種類のパンが登場する楽しい絵本。作家・かこさとしの代表作のひとつで、1973年の発売以来多くの子供たちに親しまれているロングセラー作品です。子供のころに読んだ懐かしい絵本として大人にも人気があります。4歳ごろからの読み聞かせにおすすめです。

いずみがもりでパン屋を営むからすの夫婦に4羽の赤ちゃんが生まれました。夫婦は4羽の子育てとお店の両立に奔走しますが、なかなかうまくいかず……。客足は遠のいていくばかりでした。

ページのすみずみまでこだわって描かれているイラストが魅力。特に、しまうまパン・だるまパン・とんかちパンなどのユニークなパンを見開きいっぱいに描いたページは圧巻です。長く愛読できる絵本を探している方はチェックしてみてください。

三びきのやぎのがらがらどん

福音館書店 著者:マーシャ・ブラウン

三びきのやぎのがらがらどん

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ノルウェーの有名な民話をベースにした絵本です。北欧の雄大な自然を感じさせる力強い絵と、瀬田貞二による巧みな訳が魅力。1965年の刊行から長きにわたって愛され続けている名作のひとつです。

あるところに体の大きさが違う3びきのヤギがいました。名前はどれも「がらがらどん」。橋の向こう側にある草を食べようと山へ向かいますが、橋をわたっている途中に気味の悪いトロルに出会ってしまいます。小さいヤギと中くらいのヤギは無事に橋をわたることができましたが……。

シンプルな言葉で展開される痛快なストーリーがポイント。特に、大きくて強いヤギとトロルの対決シーンが見どころです。読み聞かせるなら4歳ごろから。誕生日やクリスマスなどのプレゼントにもおすすめの1冊です。

新装版 Sassyのあかちゃんぬのえほん あーそーぼ

KADOKAWA 著者:La Zoo

新装版 Sassyのあかちゃんぬのえほん あーそーぼ

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人気おもちゃブランドの「Sassy」が手がけた布絵本です。発達心理学をベースにしてデザインされたカラフルなグラフィックと、個性的なキャラクターが特徴。専用の化粧箱に入っているため、自宅用にはもちろん出産祝いなどのベビーギフトにもおすすめです。

左右対称のにこにこ顔や白・黒・赤などを用いたコントラストの強い模様がポイント。触ると音が鳴ったり、紐やリボンを引っ張って遊んだり、さまざまな楽しみ方ができます。

また、軽量で持ち運びやすいのも魅力。ベビーカーなどに取り付けやすいループが付属しており、お出かけ時のおもちゃとしても活躍します。使用後は洗濯できるので衛生面が気になる方も安心。0歳から楽しめる布絵本を探している方はチェックしてみてください。

絵本のおすすめ|国内

アンパンマンのとびだすえほん だあれ?

フレーベル館 著者:やなせたかし

アンパンマンのとびだすえほん だあれ?

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国民的人気キャラクター「アンパンマン」の仕掛け絵本です。本のサイズは縦10×横10×背幅2cmと小さめで、小さい子供が自分で持って読んだり、バッグに入れて持ち歩いたりしやすいのが特徴。アンパンマンが好きな子供へのプレゼントにおすすめです。

公園にやってきたアンパンマン。ベンチにはかばおくんが座っています。おいしそうなソフトクリームを食べようとしてるかばおくんでしたが……。

すべり台をすべったり、砂場で穴をほったり、公園でのひとこまを楽しい仕掛けで表した飛び出す絵本。スライドを動かすとアンパンマンたちが飛び出してきます。0歳・1歳・2歳・3歳ごろの子供にぴったり。同シリーズには『どこかな?』や『のりもの』などがあります。

ぴょーん

ポプラ社 著者:まつおかたつひで

ぴょーん

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自然にまつわる絵本を数多く手がける作家・松岡達英の作品です。「はじめてのぼうけんシリーズ」の第1作目で、ほかに『あな』『あしあと』『しりとり』などがあります。自然科学をテーマにした小さい子供向けの絵本としておすすめです。

画面の中央に1ぴきのかえるが座っています。ページをめくると”ぴょーん”。1ぴきの子猫が座っています。ページをめくると……。

さまざまな生き物が飛び上がる様子をかわいいイラストで表現しているのが特徴。生き物の正確なフォルムを描きつつ、ユーモラスで面白い絵柄に仕上げているのが魅力です。また、縦に開いたときに、ジャンプの躍動感を感じられるのもポイント。0〜3歳ごろの子供にぴったりの絵本です。

しましまぐるぐる

Gakken 著者:柏原晃夫

しましまぐるぐる

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対象年齢が0歳からで、初めての絵本にぴったりなベストセラー絵本。実際にイラストを赤ちゃんに見せ、反応を見ながら制作されました。世界各国でも翻訳出版され、親が子供に与えるべき良質な商品に与えられる北米の賞、ナショナル・ペアレンティング・プロダクト・アワーズを受賞しています。

生後6か月未満の赤ちゃんでも注目しやすい、黒・白・赤など鮮やかでコントラストが強めの配色で、しましま柄やぐるぐる柄などのさまざまな絵が描かれているのがポイント。また、模様のなかには目と口のある顔が描かれています。

ほかにも、しっかりとした厚紙に耐水コーティングが施されており、よだれで濡れたり、手で引っ張ったりしても破れにくいのが魅力。仕掛け穴は手作業で紙の断面をつぶすなど、安全性にもこだわったおすすめの絵本です。

きょうの おやつは

福音館書店 著者:わたなべちなつ

きょうの おやつは

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特殊な紙を用いて作られた仕掛け絵本です。鏡のように反射する紙を使用しているため、直角に開くと両側のページが映り込み、絵が立体的に見えてくるのが特徴。不思議な視覚体験を楽しめるおすすめの絵本です。

ボウルに卵を割り入れたら、小麦粉・砂糖・牛乳を入れて……。さて、今日のおやつは一体なんでしょうか。

おやつ作りに使用する道具や材料を持つ手が描かれていないので、自分の手を添えることで実際におやつ作りをしているように見えるのがポイント。料理に興味を持ち始めた子供へのプレゼントとしても人気があります。5〜6歳ごろの子供に読み聞かせる絵本を探している方はチェックしてみてください。

もこ もこもこ

文研出版 作:谷川俊太郎 絵:元永定正

もこ もこもこ

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詩人・谷川俊太郎と異色の画家・元永定正による有名な絵本。擬音のみの構成や、不思議な抽象画が特徴です。全国学校図書館協議会選定図書になっています。

しーんと静まり返った世界に、“もこもこ、にょきにょき”とふくれあがったモノ。見る間に大きくなって、パチンとはじけるというシンプルな物語です。

鮮やかな色合いの不思議な絵と、谷川俊太郎のユーモアにあふれた擬音で、子供の心を掴んで離さない傑作。0歳からでも読み聞かせられる、おすすめの作品です。

くだもの

福音館書店 著者:平山和子

くだもの

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果物の美しさやみずみずしさを感じられる絵本です。優しい色使いで丁寧に描かれているのが特徴。食べ物に興味が出てきた子供への読み聞かせにおすすめです。平山和子が手がけた食べ物絵本には本作品のほかに『やさい』『いちご』などがあります。

ページの真ん中に描かれているのは丸くて大きな緑のすいか。次のページには”さあ どうぞ。”の言葉とともに、切り分けられた真っ赤なすいかが登場します。もも・ぶどう・なし・りんごなどの果物が次々と出てきて……。

果物の名前と短い言葉が繰り返されるシンプルな構成で、小さい子供でもすぐに覚えて楽しめるのが魅力。コミュニケーションをとりながら読み聞かせるのにぴったりです。

どんな いろが すき

フレーベル館 著者:100%Orange

どんな いろが すき

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童謡『どんないろがすき』をかわいいイラストで描いた絵本です。100%Orangeは、及川賢治と竹内繭子による2人組のイラストレーター。『ぶぅさんのブー』『思いつき大百科事典』『よしおくんが ぎゅうにゅうを こぼしてしまった おはなし』など数々の絵本を手がけています。

主人公はさまざまな色のクレヨンたち。赤いクレヨンは、赤を連想させる郵便ポスト・りんご・消防車・ハートなどのイラストを描きます。青いクレヨンが描いたのは、海・イルカ・魚・ヨットなどの青いモノ。ほかのクレヨンは一体何の絵を描くのでしょうか。

巻末には童謡の楽譜が掲載されており、口ずさんだり演奏したりしながら絵本の世界を楽しめるのが魅力。色への興味が出てきた子供への読み聞かせにおすすめです。

めっきらもっきら どおん どん

福音館書店 作:長谷川摂子 絵:ふりやなな

めっきらもっきら どおん どん

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物語を楽しめるようになってきた子供におすすめのファンタジー絵本です。3歳ごろからの読み聞かせにぴったり。物語の随所で古くから日本に伝わる信仰や文化を感じられるのが魅力です。

ある日、主人公のかんたはお宮にある大きな木の穴に落ちて、不思議な世界へと迷い込みます。落ちた先で待っていたのは一風変わった3人組。すっかり仲良くなったかんたたちは夢中で遊びまわり、気づけばあたりは夜になっていました。

タイトルの『めっきらもっきら どおん どん』は、かんたがでたらめに唱えた呪文の一部。この言葉をきっかけに不思議な冒険が始まります。シンプルでテンポのよいストーリー展開なので、小さい子供も飽きずに楽しめるのがポイント。プレゼントにもおすすめの1冊です。

ねずみくんのチョッキ

ポプラ社 作:なかえよしを 絵:上野紀子

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累計500万部を突破した「ねずみくんの絵本シリーズ」の第1作目となる作品です。1974年の刊行以来、世代を超えて親しまれてきた絵本。第6回講談社出版文化賞絵本賞を獲得するなど、高い評価を得ています。

お母さんがねずみくんのために赤いチョッキを編んでくれました。それを見た仲間たちが次々とやってきて、”ちょっときせてよ”と言います。ねずみくんは”うん”と言って貸してあげるのですが……。ねずみくんのチョッキは一体どうなってしまうのでしょうか。

余白をいかした独特の構図や鉛筆を使用したモノクロのイラストが特徴。少ない言葉で語られるシンプルなストーリーが心に響きます。3歳・4歳・5歳ごろの子供に読み聞かせる、定番の絵本を探している方におすすめです。

バムとケロのおかいもの

文渓堂 著者:島田ゆか

バムとケロのおかいもの

おおらかでしっかり者の犬・バムと、遊びやいたずらが好きなかえる・ケロの日常を描いた絵本。「バムとケロシリーズ」のなかでも人気の高い1冊で、4~5歳の子供に向いています。

1週間の真ん中水曜日。今日は月に一度のお買い物の日のため、いつも朝寝坊のケロちゃんが早起きして張り切っています。バムとケロと、友達のアヒル・かいちゃんが、車に乗って市場へお出かけです。市場でみんなはどんなモノを買うのでしょうか。

かわいらしいバムとケロのやり取りに、子供だけでなく大人まで心を掴まれます。部屋の家具やおやつなどの小物が細かく描かれた絵や、絵の端に隠れている小さいキャラクターといった、飽きない工夫が凝らされているのも魅力。何度読み返しても楽しめる、おすすめの絵本です。

パンどろぼう

KADOKAWA 著者:柴田ケイコ


パンどろぼう

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町のパン屋さんからパンを盗む「パンどろぼう」が巻き起こす騒動を描いた人気の絵本です。リブロ絵本大賞の大賞やTSUTAYAえほん大賞1位など、さまざまな賞を受賞しました。

2021年に最も売れた児童書となり、2025年に絵本としては異例のシリーズ累計450万部を突破。パンどろぼうのキャラクターグッズも多数展開されたほか、アニメ化もされ、子供だけでなく大人にも高い人気があります。

町のパン屋さんからサササッと逃げ出すひとつの影がありました。パンがパンをかついで逃げていきます。”おれはパンどろぼう。おいしいパンをさがしもとめる おおどろぼうさ”。パンに包まれたその正体は何なのでしょうか。

読み聞かせに適したユーモアにあふれた物語が魅力です。また、かわいらしく面白いパンどろぼうの、豊かな表情に笑う子供が多数。親子間でコミュニケーションを取りながら読みやすい、おすすめの話題作です。

おまえ うまそうだな

ポプラ社 著者:宮西達也

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ティラノサウルスが繰り広げる愛情物語を描いた、3~5歳児向けの絵本。本作品から始まる「ティラノサウルスシリーズ」は15冊を超え、累計200万部を超えるベストセラーとなりました。アニメ映画化もされています。

大昔に火山が噴火して、そのときに生まれたのがアンキロサウルスの赤ちゃんでした。しかし、広いところに1人ぼっち。とぼとぼ泣きながら歩いていたアンキロサウルスと出会ったのは、彼の何十倍も大きいティラノサウルスでした。

ティラノサウルスは”ガオー!おまえうまそうだな”とアンキロサウルスに近づいていきます。しかし、ティラノサウルスが飛びかかろうとしたその瞬間……。

草食恐竜と肉食恐竜の種を超えた愛情は、多くの読者の心を打ちました。ユニークではっきりとした絵柄、しっかりとしたストーリーで、子供にも理解しやすいのが魅力。「愛」や「優しさ」がテーマの絵本を探している方におすすめです。

ぶたのたね

絵本館 著者:佐々木マキ

ぶたのたね

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シュールなイラストとユーモアたっぷりのストーリーが魅力の絵本です。1989年の発売以来、多くの子供と大人たちに愛されてきた「ぶたのたねシリーズ」の第1作目。続編となる『また ぶたのたね』『またまた ぶたのたね』『あやしい ぶたのたね』も人気です。

主人公はぶたよりも足が遅いオオカミ。どうしてもぶたをつかまえたいオオカミは、きつね博士からぶたの実がなる「ぶたのたね」を分けてもらいます。半信半疑でたねを植えると、やがて木が生えてきて……。

木にぶらさがったぶたの姿に笑ってしまう読者が多く、その後の展開も奇想天外です。ユニークでナンセンスな物語を楽しみたい方にぴったり。自宅での読み聞かせにはもちろん、学校や幼稚園などの読み聞かせ会にもおすすめの作品です。

いるの いないの

岩崎書店 作:京極夏彦 絵:町田尚子

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「怖さ」を楽しめる怪談絵本です。”「怪談」を通じて豊かな想像力を養い強い心を育んでほしい”という願いから生まれた「怪談えほんシリーズ」の1作。直木賞作家の京極夏彦と、独特のイラストで人気の町田尚子が手がけた美しくも怖い絵本です。

しばらくの間おばあさんが住んでいる古い家で暮らすことになったぼく。古い家の天井は高く、上の方は真っ暗で何も見えません。ぼくはその暗がりのなかに誰かがいるような気がして……。

不気味なタッチの絵と、不穏さを感じさせる構図がポイント。背筋がぞくっとするような怖さを感じられる作品です。対象年齢は小学校高学年以上。本格的な怪談絵本を求める方におすすめです。

絵本のおすすめ|海外

ぎゅっ

徳間書店 著者:ジェズ・オールバラ

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1歳ごろからの読み聞かせにぴったりの絵本です。”ぎゅっ”という短い言葉で展開される、心あたたまるストーリーがポイント。ジェズ・オールバラが手がけた「ぎゅっシリーズ」には、本作品のほかに『たかいたかい』『やだ!』『あそぶ!』があります。

主人公は子ざるのジョジョくん。森を散歩していたジョジョくんは、友達の動物たちが”ぎゅっ”としているのを見ているうちに、ママが恋しくなってしまいました。泣き出してしまったジョジョくんを心配そうに見つめる動物たちでしたが……。

詳細なストーリーがなくても、優しいタッチで描かれた動物たちの豊かな表情からさまざまな感情を読み取れるのが魅力。出産祝いや誕生日のプレゼントにおすすめです。

いたずら きかんしゃ ちゅう ちゅう

福音館書店 著者:バージニア・リー・バートン

いたずら きかんしゃ ちゅう ちゅう

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累計発行部数139万部を超えるミリオンセラーの絵本です。『ちいさいおうち』『せいめいのれきし』など数々の名作を手がけたバージニア・リー・バートンの作品。1961年に初版が刊行されて以来、日本でも多くの子供たちに愛されてきたおすすめの絵本です。

小さな機関車ちゅうちゅうの仕事は、客車や貨車を引いて走ること。ところがある日、ちゅうちゅうは1人で勝手に走り出してしまいます。早く走れる姿を見せて、みんなの注目を集めたかったちゅうちゅうでしたが……。

黒1色で描かれた躍動感のある絵が魅力。文章の配置も独特で、絵の中に組み込むような形でデザインされているのがポイントです。細部まで丁寧に描かれたイラストに注目しながら読んでみてください。

とらっく

金の星社 著者:バイロン・バートン

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小さい子供向けの乗り物絵本です。さまざまな乗り物を題材にした「バートンののりものえほんシリーズ」の1作で、ほかに『でんしゃ』『ひこうき』『ふね』があります。乗り物が好きな子供への読み聞かせにおすすめです。

パンを運んだり、ゴミを集めたり、石油を運んだり、町のあちこちでさまざまな役目を果たしているトラック。交差点では高所作業車を使って、おじさんたちが信号を直しています。

美しい色使いで描かれたかわいいイラストと短く簡潔な文章が特徴。小さい子供でも飽きずに楽しめます。乗り物だけでなく働く人たちの姿も描かれているため、日常生活のひとコマとして親しみやすいのが魅力です。

おやすみなさい おつきさま

評論社 作:マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵:クレメント・G・ハード

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アメリカ・イギリス・フランス・スウェーデンなど世界各国で親しまれている絵本。アメリカでは1000万部を超えるベストセラーとして知られています。多くの子供たちに読みつがれてきた有名な絵本を読んでみたい方におすすめです。

窓の外にはお月さま。大きな緑のお部屋では、子うさぎが眠りにつこうとしています。子うさぎは、お部屋の中にあるすべてのモノに”おやすみなさい”と語りかけていって……。

淡々とした短い文章と少しずつ変化していくイラストが魅力です。繰り返しのリズムが心地よいので、寝る前の読み聞かせにぴったり。誕生日やクリスマスなどのプレゼントにも喜ばれる1冊です。

おおきなかぶ

福音館書店 再話:A・トルストイ 画:佐藤忠良

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ロシアの有名な民話をベースにした絵本です。小学校の国語の教科書にも長年にわたって掲載されており、大人にとっても懐かしい作品のひとつ。ロシアの生活文化を力強く表現した佐藤忠良の絵と、内田莉莎子によるリズミカルな訳文が魅力です。

大きく甘く育ったかぶを引き抜こうとするおじいさん。”うんとこしょどっこいしょ”のかけ声で引っ張りますが、なかなかかぶは抜けません。困ったおじいさんはおばあさんを呼んできて、今度は2人で”うんとこしょどっこいしょ”。かぶは無事に抜けるのでしょうか。

シンプルな繰り返しのリズムとユーモラスな絵がポイント。小さい子供でも覚えやすいかけ声なので、かぶを引き抜く場面では一緒に声にしながら楽しめます。言葉が発達し始める3歳ごろの子供におすすめの絵本です。

てぶくろ

福音館書店 著者:エウゲーニー・M・ラチョフ

てぶくろ

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ウクライナ民話をもとにしたロングセラー絵本です。著者はロシアの代表的な絵本作家である、エウゲーニー・M・ラチョフ。日本では1965年に発売されて以来、長年読み継がれています。

雪深い森で、おじいさんが片方の手袋を落としました。雪の上に落ちた手袋の中に、ネズミが住みこみます。そこへ、カエル・ウサギ・キツネなど、次々と動物がやってきて手袋の中に入っていきました。

手袋は少しずつ大きくなっていき、今にもはじけそうです。最後には大きなクマまでやってきて、手袋の中は満員。そこにおじいさんが手袋を探しに戻ってきます。一体どうなるのでしょうか。

繊細に描かれた絵柄や、個性豊かな動物たちの表情が魅力。手袋に動物が入っていくたび、大丈夫かと大勢の子供がドキドキします。読み聞かせなら3歳ごろから、自分で読むなら小学生ごろの子供におすすめです。

ぜったいにおしちゃダメ?

サンクチュアリ出版 著者:ビル・コッター

ぜったいに おしちゃダメ?

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“このボタンを押しちゃダメ”というルールが設けられている参加型絵本です。子供がとにかく笑うと話題を呼び、累計100万部を突破しているベストセラー作品。対象年齢は2~6歳とされています。

このボタンを押してはダメというルールがあるものの、不思議なモンスターたちが”おしたらどうなるんだろう?””おしちゃおうか?”としつこく誘惑してきます。

誘惑に負けてボタンを押してしまうと、モンスターが黄色くなる、水玉になる、何匹にも増えるなど大さわぎです。絵本をふったりおなかをこすったりしてモンスターを元に戻してあげましょう。

モンスターのラリーがボタンを押すたびに巻き起こる、ハチャメチャな出来事が面白いと評判。ボタンを押すとどうなるか、ドキドキ感を味わえる魅力もあります。親子間でコミュニケーションを取りやすい絵本を求める方におすすめです。

カラーモンスター きもちは なにいろ?

永岡書店 著者:アナ・レナス

カラーモンスター きもちは なにいろ?

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全世界で600万部を超えるベストセラー絵本です。スペイン生まれのアナ・レナスが絵と文を手がけた「カラーモンスターシリーズ」の第1作目。あたたかみのある独特の絵柄と、シンプルでおしゃれなデザインが魅力です。子供たちの心の成長をサポートする絵本として人気があります。

さまざまな感情が入り交ざって自分の気持ちがよく分からなくなってしまったモンスター。そこへ女の子がやってきて、色ごとに気持ちを分けてみてはどうかと言ってくれました。女の子に手伝ってもらいながら、モンスターは自分の気持ちを整理していきます。

感情を把握したり、コントロールしたりするのが難しい子供たちに優しく寄り添い、手助けしてくれる1冊。繰り返し読むことで、自分の中にあるさまざまな感情に気づき、表現できるようになります。誕生日や入園・入学祝いなどのプレゼントにおすすめです。

かっても まけても いいんだよ

主婦の友社 著者:オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ

かっても まけても いいんだよ

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フランスの乳幼児セラピストが手がけた絵本です。「ガストンのソーシャルスキルえほんシリーズ」の第1作目。続編の『しっぱいしたって いいんだよ』も人気です。小さい子供と一緒にソーシャルスキルを学べるおすすめの絵本です。

主人公はユニコーンの子供・ガストン。ある日、友達とサッカーをしていたガストンは、なかなかゴールが決まらずイライラしてしまいます。家でゲームをしているときも、思い通りにいかなくてグズグズ言い始めるガストン。そんなガストンに、ママは優しく語りかけます。

子供がやっかいな気持ちを持て余しているとき、親としてどう接すればいいかのヒントを得られる絵本です。自分の気持ちや他人との付き合い方を子供と一緒に学べるのが魅力。4歳ごろからの読み聞かせにぴったりです。

しずくのぼうけん

福音館書店 作:マリア・テルリコフスカ 絵:ボフダン・ブテンコ

しずくのぼうけん

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温度によって形を変える水の様子をユーモラスに描いた絵本です。子供たちにとっても身近な「水」の性質を、物語を通して分かりやすく解説しているのが特徴。楽しみながら知識を得られるおすすめの絵本です。

ある日、水のしずくはバケツから飛び出し冒険の旅に出かけました。太陽の光に照らされたしずくは水蒸気になり……。しずくは、雨になったり氷になったりしながら旅を続けます。

詳しい内容が理解できなくても、しずくの冒険譚として楽しめるのが魅力。4歳ごろの子供に読み聞かせる易しい科学絵本を求めている方はチェックしてみてください。

としょかんライオン

岩崎書店 作:ミシェル・ヌードセン 絵:ケビン・ホークス

としょかんライオン

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「図書館」という場所の魅力を感じられる絵本です。ニューヨーク在住のミシェル・ヌードセンによる心あたたまるストーリーと、物語の細部まで丁寧に表現されているケビン・ホークスのイラストがポイント。3〜4歳ごろから小学校高学年まで、幅広い世代の子供におすすめの絵本です。

静かな図書館に1頭のライオンがやってきました。最初は驚いて怖がっていた人たちでしたが、言いつけを守って行儀よく過ごすライオンを見て次第に仲良くなっていきます。

公共の図書館はルールさえ守れば誰もが利用できる場所。物語の面白さを楽しみつつ、ルールを守ることについて考えるきっかけにもなる作品です。

チャレンジ ミッケ! / 1 おもちゃ箱

小学館 著者:ウォルター・ウィック

チャレンジ ミッケ! / 1 おもちゃ箱

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国内累計985万部を突破した人気シリーズの第1作目です。ジオラマ写真の中に隠れているモノを探したり、迷路や間違い探しのクイズに挑戦したりして楽しめるのが魅力。小さい子供から大人まで年齢を問わず人気のある絵本です。

トランプ・積み木・ロボットをはじめとするたくさんのおもちゃたち。写真の中には銀の車やテントウムシが隠れています。

遊ぶたびに新たな発見がある体験型絵本です。1人でゆっくり挑戦するもよし、家族や友達と一緒に盛り上がるもよし。さまざまな楽しみ方ができるおすすめの絵本です。

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