最新の移動用デバイス、WHILL
スマートなデザインと先進技術を採用した移動用デバイス、WHILL。見た目は普通の車椅子のようですが、最新の技術が組み込まれたいま注目のデバイスなんです。WHILLは、日本発の製品。
国産だからこその品質と、乗物には絶対に必要な安全性能。そういった日本製ならではのコンセプトも、WHILLには搭載されているのでしょう。
WHILLの特徴
移動用デバイスとして何よりも重要なのは、ホイールや駆動系などのパーツでしょう。WHILLには小回りのきくホイールシステムを搭載しています。
下の写真のような細い場所でも、スルスルと進むことができます。
WHILLはまた、4WD(四輪駆動)を採用しています。特徴的なカバーによって、芝生やダート、砂利道、雪道などの整備されていない路面でも、問題なく移動することが可能。
10度ほどの傾斜であれば、坂道を登ることもできるようです。WHILLは、座席やアームの位置も、簡単に調整できるとのことです。移動用デバイスとしては、乗り心地は大切な要素。こういった細部まで、しっかりと配慮されて設計されていることはさすがですね。
WHILLのコントロール方法
WHILL本体はどのように動かせばいいのでしょうか?WHILLのコントロール方法をご紹介します。操作の手段は2通り。一つは、専用のスマートフォンアプリから操作する方法です。
Bluetooth通信を利用して、ラジコンを動かすようにWHILL本体を操作することが可能です。上の写真は開発中のもののようですが、簡単に操作できている様子がわかります。
もう一つは、本体のコントローラから操作する方法です。コントローラは、本体のアーム部にあります。
本体のコントローラ部は、ユーザーの好みによって付け替えが可能。マウス、ジョイスティック、エルゴノミクスの3種類のコントローラから選択可能です。
こちらがマウスタイプ。
こちらはエルゴノミクスタイプ。
WHILLの関連アクセサリー
WHILLはいくつかのアクセサリーも用意しているとのことです。
ドリンクホルダー
フラッシュライト
他にもスマートフォン用のホルダーもあるようです。
開発チームは、日産やトヨタ、ソニー、オリンパスなどの大企業で勤務経歴を持つメンバーがしめています。そうそうたるメンバーですね。ユーザビリティへの配慮も、さすが日本製といったところでしょうか。