最新の移動用デバイス、WHILL
![最新の移動用デバイス、WHILL](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2014/07/201406_1001.jpg)
スマートなデザインと先進技術を採用した移動用デバイス、WHILL。見た目は普通の車椅子のようですが、最新の技術が組み込まれたいま注目のデバイスなんです。WHILLは、日本発の製品。
![WHILLの開発チーム](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2014/07/201406_1002.jpeg)
国産だからこその品質と、乗物には絶対に必要な安全性能。そういった日本製ならではのコンセプトも、WHILLには搭載されているのでしょう。
WHILLの特徴
移動用デバイスとして何よりも重要なのは、ホイールや駆動系などのパーツでしょう。WHILLには小回りのきくホイールシステムを搭載しています。
![小回りのきく特殊なホイール](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2014/07/201406_1003-300x181.jpeg)
下の写真のような細い場所でも、スルスルと進むことができます。
![小回りのきくWHILL](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2014/07/201406_1004-1024x456.png)
WHILLはまた、4WD(四輪駆動)を採用しています。特徴的なカバーによって、芝生やダート、砂利道、雪道などの整備されていない路面でも、問題なく移動することが可能。
![芝生などの悪路も進めます](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2014/07/201406_1005.jpg)
10度ほどの傾斜であれば、坂道を登ることもできるようです。WHILLは、座席やアームの位置も、簡単に調整できるとのことです。移動用デバイスとしては、乗り心地は大切な要素。こういった細部まで、しっかりと配慮されて設計されていることはさすがですね。
WHILLのコントロール方法
WHILL本体はどのように動かせばいいのでしょうか?WHILLのコントロール方法をご紹介します。操作の手段は2通り。一つは、専用のスマートフォンアプリから操作する方法です。
![スマートフォンからリモート操作](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2014/07/201406_1006.png)
Bluetooth通信を利用して、ラジコンを動かすようにWHILL本体を操作することが可能です。上の写真は開発中のもののようですが、簡単に操作できている様子がわかります。
もう一つは、本体のコントローラから操作する方法です。コントローラは、本体のアーム部にあります。
本体のコントローラ部は、ユーザーの好みによって付け替えが可能。マウス、ジョイスティック、エルゴノミクスの3種類のコントローラから選択可能です。
こちらがマウスタイプ。
![マウスタイプのコントローラー](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2014/07/201406_1007.jpeg)
こちらはエルゴノミクスタイプ。
![エルゴノミクスタイプのコントローラー](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2014/07/201406_1008.jpeg)
WHILLの関連アクセサリー
WHILLはいくつかのアクセサリーも用意しているとのことです。
ドリンクホルダー
![ドリンクホルダー](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2014/07/201406_1009-300x200.jpeg)
フラッシュライト
![フラッシュライト](http://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2014/07/201406_1010-300x168.jpeg)
他にもスマートフォン用のホルダーもあるようです。
開発チームは、日産やトヨタ、ソニー、オリンパスなどの大企業で勤務経歴を持つメンバーがしめています。そうそうたるメンバーですね。ユーザビリティへの配慮も、さすが日本製といったところでしょうか。