ランプ型ロボットという新しい形。
Pinokio(ピノキオ)はロボットの可能性を探るためのビクトリア大学のプロジェクトです。形は普通のランプに見えるかもしれませんが、6軸制御のサーボモーターを備えたロボットです。Pinokioには独自開発の制御基盤やアルゴリズムが搭載され、周りの状況に合わせた行動をとるように設計されています。
Pinokioはカメラでユーザーの動作や顔認識を行い、常にユーザーの気を引こうとします。音入力もあるので、手をたたいたりすると反応もしてくれます。その点では小動物のような行動を示す、ペットロボットと言ったほうが良いかもしれません。さらに、Pinokioは電源をオフにされることを嫌います。ユーザーがスイッチをオフにすると、ランプの部分を使って自分でオンに切替えちゃいます。
ライトがPinokioの顔の代わりです。常にユーザーに顔を向けているので、実際にランプとしては使えないかもしれません。ユーザーの動きにあわせて動くので手元を照らしてくれるわけではありません。ペットロボットなのでランプとして使おうとする方は要注意です。
動画は必見です▼
ランプとして使えそうにないので、実際の用途はわかりませんが、電源を勝手にオンにしたりする動作は本当の生き物をみているようで面白いです。