万能ではなく、専用だからこその強みを持った端末。
もはや万能ともいえるスマートフォンですが、いろいろな用途に使える反面、専用端末ではないので時にもの足りなさを感じることもあります。
今回は、自転車乗りのための専用端末である、サイクルコンピューター「trimm One」をご紹介します。
自転車走行における課題を解決
「trimm One」は自転車に取り付けて使うサイクリングコンピューター。自転車で長距離走行する場合、なるべく荷物は軽くしたいものです。trimm Oneは、厚さ8.5mm、重さ52gという驚異的なコンパクトさを実現しています。
また、ディスプレイには大きさ3.2インチ、200dpiの高解像度である「Sharp memory LCD」を採用しており、日中の明るい日光の下でも情報が読み取りやすいように配慮されています。
読みづらくてディスプレイに気を取られる時間が長いと、事故にもつながりかねないので、視認性の高いディスプレイは自転車乗りにとってとても嬉しい要素です。
高い適応力を保持!
trimm Oneは単体で30時間、スマートフォンと連携すると最長150時間もの動作が可能です。道中でナビゲーションが途絶えてしまう心配がありません。
本製品はGPS、ジャイロセンサー、加速度計、高度計など、さまざまなセンサーを組み合わせることで、位置追跡のための消費電力を最小化ができているそう。また、オプションのソーラーチャージャーを使えば、太陽の下を走っているだけで稼働できます。
さらに、オフラインキャッシュを活用することで、ネットワークにアクセスできない環境下でも地図を確認することができるため、電波の届きづらいエリアに入ってしまっても心配ありません。
自転車走行時におけるさまざまな課題に対する適応力は、専用端末ならではのメリットです。
カラーバリエーションも充実
自転車に取り付ける機器やアクセサリーは、あれもこれもとたくさんつけられないからこそ、自分が気に入ったものを選びたいものです。
trimm Oneはカラーバリエーションがブラック・プラチナ・レッド・ピンク・オレンジ・グリーン・ネイビーと全7色もあり、自分の好みや自転車に合ったカラーを選べます。デザインもシンプルで上品な光沢のアルミボディなので自転車の素材感ともマッチします。
trimm Oneは現在、Kickstarterにて189ドル(約2万3600円)から出資を受付中です。
自転車走行に必要な最先端の機能を搭載していながら、白黒ディスプレイというアナログさも併せ持っており、非常に魅力的なデバイス。専用端末だからこそのメリットが詰まった製品です。