ライトはお任せ、走行に集中!
夕暮れ時から夜間にかけて、自転車で走行する際には、ライトの点灯が欠かせません。特に大通りや小道を使い分けて走ることが多い方にとって、ライトの切り替えは煩雑なものです。
「See Sense BEAM & ICON2」は状況に合わせて明るさを変えたり、点滅したりする自転車用のインテリジェントなライト。これを自転車に取り付ければ、切り換えに気を遣うことなく、走行に集中できるようになります。
状況に合わせて光をコントロール
「BEAM」は、道路の明るさや周囲の状況に反応し、照度を適切に合わせてくれるフロントライトです。スマートフォンアプリで速度をモニターするように設定すると、速く走っているときは遠くまで見通せるように明るく照らし、遅いときは電力消費を軽減できます。
また、対向車のヘッドライトを検知してハイビームとロービームを自動的に切り換えるように設定可能です。
危険な箇所で急速点滅
交差点などの危険な場所にさしかかると、自動的に明るく点滅して他の車両から目立つようにしてくれます。
700ルーメンという明るいLEDの動作時間は「リアクティブ点灯」モードで2-5時間、「リアクティブ点滅」モードで30時間。電池残量が20%以下になると「うちへ帰ろう」モードに。サイズは110×31mmで、重量は100gです。
ICON2
ICON2はフロント400ルーメン、リア300ルーメンで、スマートフォンのアプリから「ブレーキモード」にすると、車のブレーキランプと同じように連続点灯。
交差点などの危険な場所にさしかかると、ICON2も自動的に明るく点滅して目立つようにしてくれます。動作時間は「リアクティブ点滅」モードで16時間、サイズは70×28×18mm、重量は50g以下。
BEAMとICON2はどちらも防塵防水性能IP67で、サイクルコンピューターに使われる低電力の無線通信プロトコルANT+に対応しています。
BEAMとICON2のセットはKickstarterで99ポンド(約1万4400円)からの出資枠を公開中です。
夜間に車を運転している際、暗がりから不意に自転車が現れると本当にドキッとします。自転車のライトの被視認性がよくなれば、車の運転者にとってもありがたいことでしょう。ただ、自転車の装備が豪華になればなるほど、盗難対策が悩みの種になりそうです。