手のひらサイズの高機能ロボット、Droidles
今回ご紹介するのは、手のひらサイズのロボットDroidles。Droidlesの特徴は、小さいだけではありません。ロボット同士がコミュニケーションを取って、ソーシャルに動きまわるんです!さらに、Droidlesのソフトやアプリはオープンソースです。
▼Droidlesの紹介動画はこちらから。
小型でかわいい見た目のDroidlesですが、実は最先端の技術でつくられています。Droidlesのボディは、いま話題の3Dプリンターを使い、PLA樹脂で成型されています。Droidles本体には3軸のモーションプロセッサー(ジャイロスコープなど)が搭載されており、Bluetoothで操作することが可能です。
Droidlesの機能とスペック
ロボット本体、スマホアプリ、クラウドサービスの3つから構成されている、Droidles。ロボット本体については、上述したので割愛しますね。
ロボット本体のファームウェアと同様、Droidlesのスマホアプリもオープンソースです。独自にアプリを開発(カスタマイズ)して、Droidlesにオリジナルのアクションを組み込むことも簡単にできてしまいます。スマホに搭載されている傾きセンサーやGPSと連動させてもおもしろそうですね!
Droidlesのクラウドサービスも、オープンソース。専用のAPIが用意されているので、クラウドに保存されている他のDroidlesのデータを利用することも可能です。もちろん、Droidlesのモーションセンサーで得られたデータも利用可能。
Droidlesの開発者も述べているのですが、個々のDroidlesに搭載されている機能やシステムはシンプルなものです。しかし、多数のDroidlesがグループを構成して相互作用していくことが、他にはない最大のおもしろみですね!
とてもかわいく動きまわる、Droidles。ソーシャルにアクションしたり、オープンソースを活用できるところが、Droidlesならではの特徴ですね。アートイベントや工業用途、教育現場など、幅広く活躍してくれそうです。