キャリーケースのように運べる折りたたみ式電動バイク。
コンパクトに折りたためる電動バイクのラインナップがまたひとつ増えそうです。日本の公道では運転免許はもちろん、ナンバープレート取得やヘルメット着用が義務付けられる製品ジャンルではありますが、近年注目度の高いアイテム。今回紹介する「Aero」は持ち運びの用途が改善されています。
最小サイズレベル
Aeroシリーズは、開発チームいわく“最小レベルのサイズの折りたたみ電動バイク”。上位モデルの「Aero S」は折りたたんだサイズが77×32×120cm、重さは22kgです。
3秒で折りたためる
Aeroの特長は折りたたみの構造で、セッティングはわずか3秒! キックスタンドともなる小型ローラーを出すとキャリーバッグのように手軽に持ち運ぶことができます。
走行性能はどうなの?
折りたたみとはいっても電動バイクなので原動力はバッテリー。3つのグレードがあるAeroは、上位クラスの「Aero S」であれば、最高時速は35km、走行可能距離は最長70kmと、チョイ乗りには十分なスペックです。
ブレーキ機能やスムーズに走行するためのサスペンションも搭載しており、12インチタイヤを採用しており乗り心地も快適。 サイズ的に小回りも利くので、入り組んだエリアの走行でも使い勝手は良好です。
他の装備は?
Aeroに搭載されるライト類はLED。ヘッドライト、テールライト、そしてウインカーも搭載。またデジタルメーターにより、距離やスピード、バッテリー残量もしっかり確認できます。
Aeroシリーズの価格は上位クラスの「Aero S」が、Indiegogoで949ドル! かつて流行したキックボードのように折りたたみ式の電動バイクの市場シェアが拡大すれば、日本でお目見えする日もそうと遠くはないかもしれません。
自動車と自転車の電動化は進んでいる一方、バイクに関しては国内の道路交通法の制限によって、思いのほか需要が拡大していないのが現状です。ただ、海外で爆発的にヒットすれば日本への上陸もありえるので、気になる方は要チェックです。