スマートウォッチに革命?
「近未来感がスゴい!」とさわがれた、腕がスマートフォンのタッチスクリーンになるブレスレット。腕の”タッチスクリーン化”はますます加速しているようです。そんな中、今度は前腕をタッチスクリーンとして、スマートウォッチをコントロールするテクノロジーをカーネギーメロン大学の研究チームが発表しました。スゴいです、この未来感!
小さなディスプレイに悩まなくてもいい!
スマートウォッチは確かに便利なのですが、人によってはあの小さなディスプレイがストレスになることも。そこで開発されたのが、前腕がタッチスクリーンになるテクノロジー。
SkinTrack とよばれるこのテクノロジー。腕の上で指を動かすことにより、今まで小さなディスプレイでしていた操作のほとんどができるとのこと。しかも、服の上からもOK!
どんなしくみ?
では SkinTrack はどんなしくみになっているのでしょうか? 専用のリングを操作する方の指にはめ、スマートウォッチには電極が埋め込まれた専用のストラップを装着。
前腕の表側のX方向(長さ)、Y方向(幅)をストラップの電極が感知、指の置かれている場所を特定して、スマートウォッチをかなり正確にコントロールできるとのこと。
どんなコントロールができる?
SkinTrack では、スマートウォッチに求められる操作をほとんどカバ一。ズームイン・アウト、スクロールなどは当たり前、絵などを描くのはもちろん、ゲームを楽しむことだって可能。スマートウォッチのディスプレイだけでは無理な芸当ですね。
手の甲をダイヤルパッドに見立てて、ディスプレイを見ながら押します。その際、「ホバリング機能」で押したいボタンをポインティングすることも可能!
開発チームによると、99%の正確さがあるとされている SkinTrack のタッチコントロール。近いうちに、スマートウォッチのあり方に劇的な変化がおとずれるかもしれません。
SkinTrack のいいところは、専用リングもウォッチストラップも、すでに普段から身に着けているアイテムであるところ。ぜひ製品化に成功してほしいですね。