趣味目的から災害現場の調査まで、幅広い用途で活躍しているドローン。初心者や子供でも手軽に操縦や空撮を楽しめるモデルもラインナップされています。ただし、さまざまなタイプやモデルから選ぶ際に迷ってしまう場合も少なくありません。

そこで今回は、おすすめのドローンをタイプ別にピックアップ。あわせて選び方も解説するので、気になる方は参考にしてみてください。

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ドローンのおすすめメーカー

ディー・ジェイ・アイ(DJI)

By: rakuten.co.jp

ドローン市場で圧倒的なシェアと知名度を有する世界的な大手メーカーです。アクションカメラやスマホ用スタビライザーなどでも知られています。世界トップクラスのメーカーならではの豊富なラインナップが魅力。比較的買い求めやすい価格のモデルからプロ仕様のハイグレードモデルまで、用途やレベルに合わせて選べます。

なかでも、高機能ながらコンパクトなモデルに注目。高性能なCMOSセンサーを搭載し、本格的な空撮を楽しめます。最大45分もの長時間飛行を実現しているモデルも。高い映像伝送技術により、最大20km先からでも映像を伝送可能です。

RYZE

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2017年に中国の深センで設立されたドローンメーカーです。ラインナップが豊富で、子供から大人まで手軽に楽しめるモデルを販売しています。なかでも、トイドローン「Tello」が人気。DJI社やインテルから技術提供を受けており、直感的な操作性や高画質な空撮に対応しています。

ドローンの操縦だけでなく、Telloを通じてプログラミング学習できるのもポイント。初心者はもちろん、子供用として購入したい方にもぴったりです。ワンタッチ操作で自動的に離着陸する「ビジョンポジショニングシステム」を搭載しているなど、はじめてドローンを使用する方にも適しています。

ジーフォース(G-FORCE)

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ラジコン機器の輸入卸販売などを展開している日本の企業です。リーズナブルな価格のトイドローンを豊富にラインナップ。GPS機能を搭載し、高度なインテリジェントフライトを実現するモデルを販売しています。

送信機からチルトコントロールできるモデルなら、高画質な撮影を手軽に楽しめるのが魅力。高出力・高効率なブラシレスモーターを4基搭載し、フルHDカメラも備えたハイスペックモデルもラインナップしています。スマホやタブレットをライブモニターとして活用できる機能にも注目です。

ドローンのおすすめ|トイドローン

商品

RYZE Tello

ジーフォース GB040

Holy Stone HS130

Holy Stone HS420

Holy Stone HS430
販売ページ

カメラ搭載有無標準標準標準標準標準
動画解像度1280x7201920x10801920x10801920x1080
FPV
飛行時間13分7分11分6分13分
操作可能距離100m30m100m100m40m
充電時間80分70分60分100分
スマホ/タブレット対応
対応OSiOS 9.0以降/Android 4.4以降iOS 8.0以降/Android 4.2以上 iOS 11.0以上/Android 4.4以上iOS/AndroidiOS 9.0以上/Android 5.0以上
Wi-Fi内蔵
障害物検知

RYZE トイドローン Tello

RYZE トイドローン Tello

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重量約80gのトイドローンです。コンパクトモデルながら大容量バッテリーを搭載し、最大約13分の飛行が可能。最大飛行距離100mを実現しているなど、手軽に本格的な操縦を楽しめるおすすめモデルです。1回タップするだけで離着陸できる簡単な操作性で、初心者にも適しています。

高品質映像プロセッサーを搭載し、高解像度な写真や動画の撮影にも対応。2本のアンテナを内蔵し、安定した動画伝送が可能です。バッテリー残量が少なくなるとアラートで警告するローバッテリー保護機能を搭載。接続が切れても安全に着陸できるフェールセーフ保護機能を備えています。

正確なホバリングをサポートする「ピジョンポジショニングシステム」を搭載しているのもポイント。MIT開発のコーディングシステムを活用して、プログラミングの基礎を学べるのも魅力です。

ジーフォース(G-Force) LACIERO GB040

ジーフォース(G-Force) LACIERO GB040

重量80g軽量設計を実現したブラシレスモーターを搭載したドローン。100g未満ながら、高出力でパワフルかつ耐久性に優れたブラシレスモーターを4基搭載し、安定した飛行性能を発揮します。アーム部分は折りたたみ可能でコンパクトに収納可能。持ち運びに便利なキャリングケース付きです。

全面保護タイプのプロペラガードが標準装備され、安全性を確保。底部のビジョンセンサーによるオプティカルフローポジショニングシステムが搭載されており、操作しないときは自動でホバリングします。10段階のLED点灯パターンを楽しめるイルミネーションモードも魅的です。

前方から真下まで角度調整可能な4K/2K高画質カメラを搭載し、Wi-Fi接続でスマホへのライブビューも可能。ドローン初心者でも簡単に操作できる自動高度維持機能付きで、空撮を楽しみたい方におすすめの製品です。

Holy Stone ドローン HS130

Holy Stone ドローン HS130

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安価なドローンを求めている方におすすめのコンパクトモデル。タイプとしては100g未満、申請不要の製品で、子供でも十分楽しめるのが特徴です。

飛行時のサイズは23.6×20×4.8cmで、収納時のサイズは12.6×7.9×4.8cm。重さは95.2gで、片手でも気軽に持てるのが魅力です。

バッテリーひとつあたりの充電時間は約70分間で、飛行時間は約11分間。なお、パッケージには計3本のバッテリーが同梱されているので、トータルの飛行時間は約33分間が目安です。

Holy Stone ドローン HS420

Holy Stone ドローン HS420

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重量約31gの軽量モデルながら多機能なトイドローンです。手投げテイクオフモード・ヘッドレスモード・ホバリングモードなど初心者の操縦をサポートする機能が充実しているおすすめモデル。高速旋回モードや3Dフリップといったアクロバティックな機能も備えています。

プロペラガードを搭載し、安全性に配慮しているのもポイント。送信機でスピードを2段階で切り替えでき、操作レベルに合わせて楽しめます。720pカメラ内蔵で空撮も可能。アプリを活用したジェスチャー撮影や軌跡飛行モードなどにより、リアルな撮影に対応しています。

Holy Stone ドローン HS430

Holy Stone ドローン HS430

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バッテリー1個を装着した状態で重量75gと軽いトイドローンです。プロペラを折りたたんでコンパクトに収納可能。バッグやリュックなどに入れて持ち運びやすく、手軽に屋外で操縦を楽しみたい方におすすめのモデルです。機体の登録や申請手続きが不要なモデルを求めている方にも適しています。

手投げテイクオフやワンキー着陸など、操作に不安を感じている初心者をサポートする機能が充実。操縦者から見た飛行方向の前後左右をキープできるヘッドレモードを搭載し、送信機のスティックに慣れていない方でも安心です。3つのバッテリーを活用して、合計最大39分の飛行が可能。HD画質で撮影できるカメラも搭載しています。

ドローンのおすすめ|カメラ付き

商品

ディー・ジェイ・アイ DJI Avata 2 Fly More コンボ

ディー・ジェイ・アイ DJI Mini 4 Pro

ディー・ジェイ・アイ DJI Neo

ディー・ジェイ・アイ DJI Mini 4K

ジーフォース INGRESS BEYOND GB170

ジーフォース LEGGERO FPV GB075

ジーフォース moova GB451

ジーフォース LUCIDA GB120
販売ページ

カメラ搭載有無標準標準標準標準標準標準標準標準
動画解像度3840x28803840x21603840x28803840x21601920×10801920x10801280x7201920x1080
FPV
飛行時間23 分34分18分31 分13分10分5分6分
操作可能距離10000 m10000m6000 m300m30m20m35m
充電時間45 分70分50分150分80分40分60分
スマホ/タブレット対応
対応OSiOS 11.0以降/Android 7.0以降iOS 13.0以降/Android 7.0以降 iOS 13.0以降/Android 7.0以降iOS 7.0以降/Android 4.1以上iOS 8.0以降/Android 4.2以上iOS 8.0以降/Android 4.0.3以上iOS 8.0以降/Android 4.2以上
Wi-Fi内蔵
障害物検知
自動追尾機能
自動帰還

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Avata 2 Fly More コンボ

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プロペラ4基を備えたおすすめのドローン。ヘッドギアとセットで使うFPVタイプで、運用限界高度は5000m、最大航続距離は13km‌、バッテリーひとつあたりの飛行時間は約23分が目安です。

操作はシンバルでの片手操作で、前後フリップ、左右ロール、180°ドリフトなど、アクロバット飛行を簡単に行えるのが特徴。着陸時にひっくり返ってしまった場合は「タートルモード」が便利で、離陸時のポジションへと自動に戻るのが魅力です。

サイズは185×212×64mm、重さは約377g。カメラは超広角レンズを採用した4K対応で、迫力ある写真やスリリングな映像を撮影できるのもポイントです。

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Mini 4 Pro

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Mini 4 Pro

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コンパクトなカメラ付きドローンです。プロペラを折りたたんでコンパクトに収納できるのが特徴。屋外で持ち運びやすく、手軽に本格的な操縦や空撮を楽しみたい方におすすめのモデルです。安全な飛行をアシストする全方向障害物検知機能を搭載しています。

高性能カメラを搭載し、高品質な映像制作でも活躍。SNSに適した縦向き撮影や写真モードで約3倍、動画モードで最大4倍のデジタルズーム機能を備えています。夜でもクリアな映像を撮影できるナイトモードやスポーツシーンで役立つスローモーションなど、撮影をサポートする機能が充実しているのが魅力です。

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Neo

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Neo

手のひらでも離着陸できる小型の空中撮影用ドローン。135gの軽量ボディで、プロペラガードが全方位に配置されています。簡単なボタン操作だけで送信機なしで印象的な撮影が可能です。

4K/30fpsの解像度かつ、1/2インチイメージセンサー、DJI独自の安定化アルゴリズムにより、揺れの少ないクオリティの高い映像を撮影できます。「ヘリックス」や「サークル」などの多彩な撮影モードを搭載しているのが魅力です。

音声コントロールやスマホアプリでの操作に対応。18分の連続飛行時間を実現し、1度の充電で約20回以上連続して離着陸が可能。アウトドアでの思い出づくりや自分を主役にした映像撮影を楽しみたい方におすすめのドローンです。

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Mini 4K

ディー・ジェイ・アイ(DJI) DJI Mini 4K

初心者でも扱いやすいドローン。ワンタッチで離着陸や自動帰還が可能で、直感的な操作性を実現します。

1/2.3インチCMOSカメラを搭載し、鮮明な4K動画を撮影できるのが特徴。クイックショットやパノラマなどの多彩なインテリジェント機能により、印象的な空撮映像を簡単に作成できます。また、DJI O2映像伝送システムにより、最大10kmまでHD映像を安定して送信可能です。

最大31分の飛行時間を確保し、余裕を持った撮影が可能。レベル5の風速10.7m/sまでの耐風性能と、最大4000mの飛行高度に対応します。空撮を楽しみたい方におすすめのモデルです。

ジーフォース(G-FORCE) INGRESS BEYOND GB170

ジーフォース(G-FORCE) INGRESS BEYOND GB170

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高出力・高効率なブラシレスモーターを4基搭載しているドローンです。GPSセンサーの搭載とあいまって、高度なフライトを実現。着陸したポイントへ自動で帰還するRTHや、ホバリングしながら一定距離を保ちながら追従してフライトするフォローミーモードなどにより、操縦をサポートするおすすめモデルです。

機体底部のカメラに搭載しているビジョンセンサーの働きで、GPSの電波を受信できない場所で映像のズレを検知。気圧センサーが高度を保ちながら、自動でホバリングします。Wi-Fi接続に対応し、スマホ専用アプリでライブ中継も可能。HD画質で撮影でき、広角レンズ搭載のカメラとの組み合わせでダイナミックな撮影を楽しめるのも魅力です。

ジーフォース(G-FORCE) LEGGERO FPV GB075

ジーフォース(G-FORCE) LEGGERO FPV GB075

重量60gの小型ドローンです。スマホ用VRゴーグルが付属し、スマホを使って手軽にFRVフライトを楽しめるのが特徴。機体とスマホの映像伝送に2.4GHzのWi-Fiを使用しており、アマチュア無線の免許なしで本格的な空撮を楽しみたい方におすすめのモデルです。

静止画800万画素、動画200万画素の高解像度カメラを搭載しているのもポイント。チルト回転機構を備え、さまざまな角度の自由な構図で狙えます。機体底部のビジョンセンサーや気圧センサーによって、自動ホバリングも簡単。高輝度LEDヘッドライトを搭載し、暗い場所で視認性を確保できるのも便利です。

ジーフォース(G-FORCE) moova GB451

ジーフォース(G-FORCE) moova GB451

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超小型サイズのポケットドローンです。アームを折りたたんで収納でき、持ち運びしやすいモデルを求めている方におすすめ。手のひらサイズで、ポケットに入れて持ち歩きたいときに役立ちます。離陸や着陸もボタンひとつで操作でき、慣れていない初心者にもぴったりです。

真下に向けられるチルト構造のカメラを搭載し、高い位置から見下ろすようなダイナミックな撮影が可能。スマホやタブレットを使ってライブ中継にも対応できます。画面に描いたラインをトレースするとドローンが自動で飛行する「トラッキングフライトモード」で、新しい操作感覚を楽しめるのも魅力です。

ジーフォース(G-FORCE) LUCIDA GB120

ジーフォース(G-FORCE) LUCIDA GB120

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1080pFHDカメラを搭載しているドローンです。手のひらサイズのコンパクトモデルながら、HD画質で撮影を楽しめるおすすめモデル。広角レンズを採用しており、FPV飛行時に広範囲をとらえるダイナミックな撮影が可能です。

高度な空間認識機能を実現する「オプティカルフローポジショニングシステム」により、初心者でもホバリングが簡単。Wi-Fi接続でスマホやタブレットをモニターとして使えるなど、慣れていない方の操作をサポートします。名刺サイズのフォルダブルドローンで持ち運びも楽々です。

ドローンのおすすめ|水中ドローン

商品

CHASING DORY 水中ドローン

QYSEA FIFISH V-EVOシリーズ 水中ドローン

QYSEA FIFISH V6 EXPERT

PowerVision PowerDolphin
販売ページ
カメラ搭載有無標準標準標準標準
動画解像度1920×10803840x21603840x2160
FPV
操作可能距離15 m100 m
充電時間1時間90%充電150分
スマホ/タブレット対応
Wi-Fi内蔵

CHASING DORY 水中ドローン

CHASING DORY 水中ドローン

手軽に水中撮影を楽しめるドローン。コンパクトな設計で持ち運びやすく、バックパック付属により移動時の利便性が高いモデルです。

直感的な操作性により、初心者にも扱いやすい仕様。最大潜水深度は約15mで、機体を45°傾けた撮影が可能です。フルHDカメラとLEDライトで、色鮮やかな水中を記録できます。釣りやダイビング、水中観察など幅広いシーンで活躍するおすすめモデルです。

QYSEA FIFISH V-EVOシリーズ 水中ドローン

QYSEA FIFISH V-EVOシリーズ 水中ドローン

4K/60fpsの高解像度撮影が可能な水中ドローン。166°の広角カメラにより、水中の広範囲を鮮明に記録できます。AIアルゴリズムが水中映像の色を自動補正し、自然な色彩を再現するのも特徴です。

70Nの握力を持つロボットアームが付属しており、水中でのサンプル採取や作業が行えます。AIビジョンロック機能により、対象物を自動追尾できるのも便利です。

動作温度範囲は-10〜60℃で、さまざまな環境下での使用に対応。耐流速2.0ノットの性能も備え、流れのある水域でも安定した操作が可能です。水中調査や撮影を本格的に行いたい方におすすめのモデルです。

QYSEA FIFISH V6 EXPERT

QYSEA FIFISH V6 EXPER

プロフェッショナル向けの水中ドローン。1200万画素のセンサーと166°超広角レンズで鮮明な水中映像を撮影できます。さまざまな水中作業をサポートするアイテムです。

専門性の高いオプションパーツを組み合わせられる拡張インターフェースを備えているのも特徴。水中作業の内容に合わせて対応できます。6000ルーメンのLEDライトの搭載により暗所でも鮮明な映像が得られるのもメリットです。

PowerVision PowerDolphin

PowerVision PowerDolphin

水上と水中の角度から撮影できる水中ドローン。132°広角レンズを備えたカメラは、水平位置を基準に水中-150°から水上70°まで、最大上下220°の範囲で可動するので、広範囲の撮影が可能です。

高性能な魚群探知機「PowerSeeker」を搭載しており、水中の魚や地形をリアルタイムで確認できます。5800mAhの容量バッテリーを内蔵しており、最大約2時間の連続使用が可能です。最大速度4.5m/sの速度で進みます。

ドローンとは?

By: rakuten.co.jp

ドローンとは、無線での遠隔操作や自動操縦によって飛行する小型の無人航空機です。個人が飛行や撮影を楽しむ用途から気象観測、農薬散布、災害現場の調査までさまざまな場面で活躍しています。最近は、初心者でも操作しやすいおすすめのモデルも。初心者でも高度なテクニックを使って撮影やレースを楽しめます。

なかには、小さな子供でも扱いやすいおすすめのモデルもあり人気。プログラミングを学ぶ教育用としても、ドローンが用いられています。ただし、すべてのドローンを自由に飛ばせるわけではない点に注意が必要。100g以上のドローンを飛行させる場合は、機体の登録申請やリモートID機器の搭載が義務づけられています。

また、飛行させる場所によっては飛行申請も必要。空港の周辺や人口が集中している地域などでは飛行禁止空域が設けられているほか、事前に国土交通省の許可が必要です。ドローンを飛行させる際には、あわせて法令や条例などを確認のうえ安全に楽しみましょう。

ドローンの選び方

種類をチェック

手軽に使える「トイドローン」

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重量100g未満の軽量コンパクトなタイプがトイドローンです。小型で持ち運びやすく、手軽に使いやすいのが魅力。趣味として楽しみたい方や子供用として適しています。リーズナブルなモデルも多く、これからドローンの操作を覚えたい初心者にもおすすめです。

屋内で飛行を楽しむために設計されているモデルもラインナップ。「おもちゃドローン」や「ホビー用ドローン」とも呼ばれているものの、高精度なホバリング機能や高度なアシスト機能を備えたモデルも販売されています。

コンパクトで扱いやすい反面、風の影響を受けやすかったり、飛行時間が短かったりするのがデメリット。また、100g未満なら航空法の無人航空機規定の対象外ですが、屋外で飛ばす際には飛行禁止区域に注意が必要です。

撮影目的なら「カメラ付きドローン」

By: rakuten.co.jp

空撮に対応しているのがカメラ付きドローンです。製品の種類が多く、中級者〜上級者まで操縦レベルや用途に合わせて選べるのがポイント。なかには、本格的な空撮や自動追尾などの高度な飛行テクニックを手軽に楽しめるモデルも販売されています。

よりきれいな高解像度の映像を撮影したい場合はカメラの性能も重要なので、チェックしておきましょう。ただし、2022年から重量100g以上のドローンには、機体の登録申請やリモートID機器の搭載が義務づけられているので注意しましょう。

釣り・マリンスポーツで活躍する「水中ドローン」

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ドローンのなかには、水中で使うタイプもあります。カメラやLEDライトを搭載しており、水中の様子を確認しながら撮影できるのが特徴です。ジャイロコンパスや圧力センサー、推進器などによって機体を制御。深度や方位、機体の傾きなどの情報をリアルタイムに確認可能です。

水中ドローンは世界規模で急成長しており、釣りやマリンスポーツに活用できるほか、土木建築・インフラ設備点検・救助活動などさまざまな用途で活躍しています。とくに、人が進入できないような狭い場所や水深のある場所で威力を発揮。魚を養殖しているイケスで海中の様子を確認したり、網の損傷具合を確認したりなどと役立っています。

飛行可能時間をチェック

By: rakuten.co.jp

ドローンはモデルによって飛行可能時間が異なります。どの程度飛行できれば十分なのか、用途に合わせてチェックしておきましょう。飛行可能時間はバッテリーの容量が大きいほど長い傾向があり、一般的にドローンが連続で飛行できる時間は10~30分程度です。

用途によるものの、飛行可能時間が10分以下だと不便。予備のバッテリーを用意しても、交換する作業が多くなります。バッテリーの残量を気にせず使いたい場合は、30分以上連続して飛行できるモデルもラインナップされているのでチェックしてみてください。

サイズをチェック

By: rakuten.co.jp

ドローンのサイズはモデルによってさまざまです。本体が大きくなると重量が増えて航空法も考慮する必要があり、注意しなければなりません。サイズの大きなモデルは、高性能なカメラや大容量バッテリーを搭載しているのが特徴。本格的に空撮できるモデルを求めている方に適しています。

手軽に楽しめるドローンを探しているなら、小型サイズがおすすめ。プロペラやアームを折りたためるモデルは、バッグにも収納可能です。

なかには、手のひらサイズのミニドローンや5cm以下のマイクロドローンも。屋内で操縦の練習をしたり、子供が遊んだりするのに適しています。持ち運ぶ際には、本体にくわえてバッテリーや送信機なども荷物になる点は留意しておきましょう。

操作性をチェック

By: rakuten.co.jp

はじめてドローンを操縦する初心者や子供用として購入するなら、操作性をチェックしておきましょう。操作が難しく失敗してしまうと人やモノにぶつかったり、墜落したりする心配があります。重大な事故やトラブルを防ぐためにも、操作しやすい機能を搭載したモデルがおすすめです。

より簡単に操作できるモデルを探しているなら、ヘッドレスモードを搭載したモデルをチェック。コントローラーのレバーを倒した方向にドローンが飛行するモードで、前後左右が対称のモデルでも向いている方向を確認しやすくなります。機体の向きに関係なく、操縦者の目線で操作しやすいのが特徴です。初心者で操作に不安のある方はチェックしてみてください。

耐風性をチェック

By: rakuten.co.jp

ドローンを屋外で飛ばす場合、耐風性をチェックしておきましょう。耐風性の低いドローンだと、強風を受けてひっくり返って破損する恐れがあります。風速が5m/s以上になると操縦が難しくなるので、突風が発生している状況では飛行を見送るのが賢明です。

安心して使いやすいのは耐風性8m/s以上が目安。ただし、風の強さは常時同じではありません。また、建物の近くや海・山などでは風の状態を判断しにくいので、不規則な風に注意が必要です。くわえて、雨の日に飛行させると浸水して故障するリスクが高まる点にも留意しておきましょう。

安全機能をチェック

障害物検知機能

By: dji.com

ドローンには、人やモノを検知する機能を搭載しているモデルがあります。障害物を検知して停止したり、迂回したりするのが特徴。とくに、操縦にまだ慣れていない初心者は、障害物検知機能を搭載しているモデルをチェックしておきましょう。

障害物検知機能を搭載していないモデルの場合、壁や木などにぶつかって破損してしまう場合も。ドローン本体の破損だけでなく、操縦者や周囲にいる人にぶつかると重大な事故になりかねません。なかには、多数のセンサーで全方向から障害物を検知して、自動ブレーキをかける高性能なモデルも販売されています。

落下防止機能

By: rakuten.co.jp

ドローンの操縦に慣れていないと、墜落させてしまうリスクがあります。また、機体のメンテナンス不足や天候の急変、電波障害などによっても落下の危険性が高まるので注意が必要です。購入したばかりのドローンを破損させたり、人やモノにぶつけたりなどのトラブルを低減できるのが落下防止機能。操縦に不安がある方はチェックしておきましょう。

操縦技術が未熟なうちは、万一落下しても人やモノに被害を与えない場所で楽しむのも重要。高性能な落下防止機能を搭載したモデルでも、バッテリー切れや突然の故障で墜落を防げないケースがある点は留意しておきましょう。

GPS機能

By: amazon.co.jp

GPS機能を搭載したドローンなら、より安全な飛行をサポートします。GPSが衛生からの電波を受信して、位置と現在時刻を把握。端末に届くまでの時間差を計算し、正確な現在位置の特定が可能です。GPS機能を搭載していれば、同じ場所に留まって浮遊するホバリングを初心者でも簡単に操作できます。

ただし、山間部や渓谷など障害物が多い場所では、GPSとの通信が切れてしまう場合も。GPSを受信できないと、ドローンが風に飛ばされてしまい危険です。森林の中で突然GPSを受信できなくなると、ドローンを見失って紛失してしまうケースもあります。また、悪天候時の分厚い雲によっても信号が遮断されてしまうほか、屋内ではGPSを使用できない点にも留意しておきましょう。

自動帰還機能

By: gforce-hobby.jp

GPSによって記録された位置情報をもとに、離陸した地点に自動的に戻ってくるのが自動帰還機能です。「リターントゥホーム(RTH)」とも呼ばれており、ドローンの紛失やトラブルを防げます。とくに、操縦に慣れていない方はチェックしておきましょう。

自動帰還機能は、作動する条件によって種類があります。送信機との通信が途絶えた場合に発動する自動機能にくわえて、操縦者がボタンを押す手動の機能も。また、バッテリーの容量が一定以下になると警告を表示し、時間内に警告を解除しないと発動する機能もあります。

ただし、GPSの電波が弱い場所やコンパスが異常をきたすエリアでは、正常に自動帰還機能が働かないケースもあり注意が必要。なかには、通信状態が悪くなったら自動帰還モードに切り替えて、離陸した地点に自動で戻ってくるモデルも販売されています。

ジャイロ機能

By: amazon.co.jp

ドローンを選ぶ際には、角速度センサーや加速度センサーによるジャイロ機能を搭載しているのかをチェックしておきましょう。センサーによって振動や傾きを検知して、自動的に水平を保つのが特徴。風が強いときなど、安定したドローンの飛行をサポートします。

ジャイロ機能はほとんどのモデルに搭載しているものの、より安定した飛行にはセンサーの数が重要です。センサーが多いほどより安定した飛行が可能なので、チェックしてみてください。

その他便利な機能をチェック

自動ホバリング機能

By: rakuten.co.jp

ドローンを空中で静止させるホバリングを自動で行える機能を搭載しているモデルがあります。センサーやGPS機能を活用して、機体が位置を自動的に把握するのが特徴。操縦に慣れていない初心者でも、安定して空中で静止させられます。

なかには、GPSの電波が届かない屋内で自動ホバリングできるモデルも。加速度センサーやジャイロセンサーなど姿勢を制御する機能により、GPSの信号を受信しにくい場所でも安定したホバリングを実現します。

自動追尾

By: rakuten.co.jp

設定した被写体をドローンが自動で追尾しながら撮影する機能が自動追尾です。動きが速い、もしくは複雑な被写体を撮影したい場面で活躍。たとえば、マウンテンバイクで走行している様子を撮影できるなど、スピード感のある撮影を手軽に楽しめます。手動では難しい撮影に対応できるので、はじめて操作する初心者にもおすすめの機能です。

なかでも、画像認識によって動く被写体を追尾する仕組みの「アクティブトラック機能」に注目。アプリ内で追いかける被写体をタップすると安全な距離を保って自動追尾する機能で、GPS電波の受信が不安定な場所で使えます。ただし、公道に沿っての飛行が禁じられているなど、場所によっては許可が必要になる点は留意しておきましょう。

FPV機能

By: dji.com

ゴーグルのようなヘッドマウントディスプレイを見ながらドローンを操縦するのがFPV機能です。モニター外の視界をさえぎった一人称視点で、画像を見ながら操縦するのが特徴。没入感を高められ、まるで自分がドローンのコックピットに乗って操縦しているような臨場感を楽しめます。

ドローン本体とヘッドマウントディスプレイの受信にタイムラグが少なく、正確に操縦しやすいのもポイント。空撮に対応しているモデルあります。操縦技術を競うドローンレースにも採用されていますが、5.8Ghz帯を利用する場合はアマチュア無線4級や第三級陸上特殊無線技士の資格が必要です。

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