登山や釣りなどのアウトドアシーンに重宝する「ヘッドライト」。両手が使える状態で手元や遠方を明るく照らせるため、暗闇での歩行や作業時に欠かせないアイテムのひとつです。
最近では各メーカーからさまざまなモデルが展開されているので、どれを選べばよいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。そこで今回は、ヘッドライトの選び方やおすすめのモデルをご紹介します。
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ヘッドライトとは?
キャンプや登山などのアウトドアでは、ヘッドライトが欠かせないシーンに遭遇することがあります。ヘッドライトは頭に装着するため、懐中電灯のように片手で持つ必要がなく、両手を自由に使えるのが魅力です。
両手が使える状態で手元や遠方を明るく照らせるので、夜間の作業時や暗闇のなかでの歩行時に活躍。また、最近では高照度・高性能モデルが数多くラインナップされており、災害時に役立つアイテムとしても注目されています。
ヘッドライトの選び方
明るさをチェック
ヘッドライトを選ぶ際の重要な項目のひとつが明るさです。明るさの単位である「ルーメン(lm)」で表記されており、数値が大きいほど明るく照らせて視認性にも優れています。夜間のアウトドアで使用するなら、100ルーメン以上が目安です。
ただし、必要以上に明るすぎるとキャンプ場内など公共性の高い場所では周囲の迷惑になる場合があります。一方、本格的な登山で暗いうちに出発するようなシーンでは、なるべく明るいモデルがおすすめです。
電源の種類をチェック
電池式
電池式のヘッドライトは、充電の必要がないのが特徴。電池を入れるだけですぐに使えます。また、充電用のUSBコードなどを必要としないので、荷物を減らせるのがメリットです。
一方で、電池が切れたら新たな電池を購入する必要があるのがデメリット。ランニングコストがかかる点には留意しておきましょう。
バッテリー式
バッテリー式のヘッドライトは電池を入れ替える必要がないため、電池式に比べてランニングコストがかからないのがメリットです。
しかし、バッテリーが切れてしまった場合は、充電を必要とするのがデメリット。非常時に備えたい場合は、電池でもバッテリーでも使用できるハイブリッドタイプのヘッドライトの購入も検討してみてください。
防水性をチェック
高い防水性を備えたヘッドライトなら、アウトドアで安心して使えます。堤防や磯での夜釣りなど、水辺でアウトドアを楽しむ際にも活躍します。
防水性能は、2003年に国際電気標準会議で定められた保護性能「IP」で確認可能です。防水性と防塵性能、またはどちらかのみを搭載しているかで表示方法が異なります。
例えば「IP68」と表記されている場合は防塵性能6、防水性能が8。目安として、IPX4以上の防水性を備えているかどうかをチェックしてみてください。
その他の機能をチェック
ヘッドライトはモデルによってさまざまな機能を搭載しています。用途や使用シーンに適した機能を搭載しているかをチェックしてみてください。点滅するストロボ機能を搭載したモデルなら、暗闇でもより自分の存在をアピール可能です。
また、フォーカスコントロール機能を搭載しているなら、スポットビームからワイドビームまで簡単な操作で無段階調整が可能なのでチェックしてみてください。
ヘッドライトのおすすめメーカー
ジェントス(GENTOS)
ジェントスは、創業40年以上のLEDメーカー。ユーザーに寄り添い、上質でユニークな製品を取り揃えているのが特徴です。
ジェントスのヘッドライトは、比較的リーズナブルな価格で購入しやすいのがメリット。また、製品のラインナップも豊富なので、自分に合うヘッドライトを見つけやすいのもポイントです。
マイルストーン(milestone)
マイルストーンは、日本のアウトドア用ヘッドライトメーカー。メインのLEDに、乱反射が少なく光を遠くまで届けられる「ナチュラル・ウォーム・カラー」を採用しているのが特徴です。
また、電池式やバッテリー式など、ラインナップが豊富な点も魅力。帽子とヘッドライトが一体となったモデルも展開しています。
ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
ブラックダイヤモンドは、アメリカの登山用品メーカーです。子ども用から大人用まで、さまざまなヘッドライトを取り扱っています。
状況に応じて色を変えられるナイトビジョン機能が付いているモデルや、誤った点灯を防ぐためのロックアウト機能が付いているモデルなどを取り揃えているのもポイント。機能性に優れたヘッドライトを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ヘッドライトのおすすめモデル
ジェントス(GENTOS) LEDヘッドライト VA-05D
楕円形に光を照射する、オーバルビームレンズを搭載したヘッドライトです。暖色系のサブLEDを採用しているのが特徴。進行方向はもちろん、手元も見やすく照らせるおすすめのモデルです。さらに、300ルーメンの照度を備えており、約66m先まで照射できます。
IP67準拠の防塵・防水性能を搭載しているのもポイント。また、単4アルカリ乾電池2本で動作し、Highモードで約3.5時間、Ecoモードなら約31時間連続で使用できます。
ジェントス(GENTOS) LEDヘッドライト HW-AG333HD
フォーカスコントロール機能を備えたヘッドライトです。レバー操作により、スポットビームからワイドビームまで無段階に調節できるのが魅力。利用シーンに応じて照射範囲を切り替えたい方におすすめです。
銀イオン抗菌加工が施されているのが特徴。清潔な状態を保ちやすいモノを探している方にも適しています。また、単3アルカリ乾電池3本で動作するのもポイントです。
ジェントス(GENTOS) LEDヘッドライト GH-200RG
最大1200ルーメンの明るさを備えた高出力のヘッドライトです。Maxモード時の照射距離が約283mあるため、遠くの状況までしっかりと確認できます。加えて、フォーカスコントロールを搭載しており、照射範囲が調節できるのも便利です。
IP66準拠の防塵・防水性能を備えているので、キャンプなどのアウトドアシーンで安心して使用できます。機能性に優れたヘッドライトを求めている方におすすめです。
ジェントス(GENTOS) コンパクト ヘッドライト HC-24
コンパクトかつ軽量なヘッドライトです。重さが約32gのため、快適に使用できます。また、IPX4準拠の防滴仕様で、多少の雨に対応できるのもメリットです。
ヘッドライトとクリップライトの2Way仕様なのもポイント。ヘッドバンドを利用して首から掛けたり、クリップで帽子のつばに固定したりと、用途や服装に合わせて使いやすい取り付け方法が選べます。
90°の可動式ヘッドを採用しており、照らしたい方向に合わせやすいのも便利。価格が安いので、コスパを重視する方にもおすすめです。
ジェントス(GENTOS) COB LEDヘッドライト NRX-180H
高輝度の白色COB LEDを採用したヘッドライトです。照射距離は最大時約34mと短いものの照射角の広さが特徴。広範囲をむらなく照らしたい用途におすすめのモデルです。
単3アルカリ乾電池3本のほか、USB充電方式に対応しているのも嬉しいポイント。状況に応じて給電方法を柔軟に選択できます。さらに、チャージングインジケーターを搭載しており、充電状態が分かりやすいのも便利です。
マイルストーン(milestone) ヘッドライト USB Multi Function Model MS-G2
超ワイド照射仕様のヘッドライトです。トレッキングやトレイルランニングなどにおすすめ。400ルーメンの明るさがあるため、足元の状態をしっかりと確認しながら移動できます。
マルチファンクション機能を搭載しているのも嬉しいポイント。明るさ調節をはじめ、点灯パターン記憶・ロック機能・電池残量インジケーターなどを備えています。
マイルストーン(milestone) ヘッドライト Standard Model WARM MS-A7
単3乾電池1本で動作するヘッドライトです。重さ約26gと軽いのがメリット。加えて、IPX4等級の防水性能を備えており、多少の雨などに対応できます。
エコノミーモードを搭載しているのもおすすめポイント。スイッチを押すと最大の30%で点灯するので、大きな光量が不要なときや電池残量が心配なシーンで重宝します。
マイルストーン(milestone) ヘッドライト Hybrid Model Cool MS-H1
単4アルカリ乾電池3本、または充電式のリチウム電池で動作するハイブリッドタイプのヘッドライトです。キャンプやトレッキングなど、アウトドアの幅広い用途で活躍します。
照射角が40°の超スポットと100°のワイド、2つのビームパターンを搭載しているのが特徴。遠くの状況を確認したり足元を照らしたりと、用途に合わせて見やすい照射角が選択できます。
ブラックダイヤモンド(Black Diamond) ヘッドライト ディスタンス1500
多面体光学レンズを採用しているヘッドライトです。スポットと広範囲を組み合わせた配光パターンが特徴。遠方から足元付近まで、幅広いエリアを同時に照らせるおすすめのモデルです。
IP67等級の高い防塵・防水性能を搭載しているのもメリット。さらに、ブーストモードを備えており、ワンタップで最大1500ルーメンに切り替えられます。
ブラックダイヤモンド(Black Diamond) ヘッドライト ストーム500-R
2400mAhの大容量リチウムイオン充電池を搭載したヘッドライトです。高照度モードで7時間、低照度モードなら350時間点灯します。加えて、バッテリー残量メーターを備えており、充電のタイミングが分かりやすいのも便利です。
赤色ナイトビジョンモードを搭載しているのが特徴。赤色のLEDを発光させるので、キャンプ場で星空を眺めたり天体観測を楽しんだりするシーンで重宝します。そのほか、ロックモードやストロボなどの機能も備え、機能が充実しているモノを求めている方におすすめです。
LNGOOR LEDヘッドライト 13502
バッテリーを搭載した充電式のヘッドライトです。フロント部分にセンサーを内蔵しているのが特徴。手をかざすだけで点灯と消灯をコントロールできます。厚手の手袋をしていてもスマートな操作が可能な、おすすめのモデルです。
XPGとCOB光源の組み合わせによる、5つの点灯モードを備えているのもポイント。状況に応じて、見やすいパターンが選択できるので便利です。
ヘッドライトを選ぶ際は明るさや電源タイプなどを確認し、使用目的に合うモデルを選ぶのが重要です。また、点灯時間もチェックしたいポイント。点灯時間の短いモノだと、急に電源が切れてしまう可能性もあります。ぜひ今回ご紹介した製品を参考にしてみてください。