スマホで本が飛び出すよ!
子どもの頃に大興奮した飛び出す絵本。大人になって久しぶりに見ても、あの独特の3Dの世界はやっぱり魅力的です。そこで Kickstarter のプロジェクトとして登場したのが、あの楽しさをそのままにARとVRを駆使した飛び出す本 FUNN Magazine です。いったいどんなことになっているのでしょうか?!
近未来の雑誌はこうなる?
FUNN Magazine はスマートフォンをかざして見ると動画などが3Dに飛び出すホログラフィックマガジン。
AR(現実世界にバーチャルなものを追加)と VR(バーチャル・リアリティー)をミックスさせた近未来的な雑誌なのです。
どうやって見るの?
たのしみ方は簡単! 開発チームが出版している印刷版か iPad などで見るデジタル版を、専用アプリをインストールしてスマートフォンを通して閲覧します。
アプリを起動すると自動的にスキャンが始まるので、見たいページに画面を合わせると、3Dになって浮かび上がってきます!
無限の楽しみ方
FUNN Magazine はコンテンツに合わせて、無限とも思えるくらいさまざまな楽しみ方ができます。
たとえば、Tシャツの広告では、バーチャルのモデルがその商品を着用してページ上にニョキッと登場! 着た姿をイメージできるので助かりますね。
また、プロサーファーの画像上では、実際のパフォーマンスの動画が見れるようにも! さらに、宙に浮いているボタンを押すなど、触れて操作も可能なのです。
現在25ドルから入手可能な印刷版の FUNN Magazine。プロジェクトが成功して、ホログラフィックマガジンを普通に読める日がぜひ来てほしいですね!
自治体によっては、広報誌の紙面上での動画の視聴を可能にするARの導入を果たしているところもあります。本が売れない、なんて言われていますが、技術の発展によって、本にしか出せない面白さを生み出すことができるかも!これからが楽しみですね。