そろそろ次世代型が望まれる理由。
アメリカ軍用ヘリの設計は1960年代から何十年も運用されています。なので、上の画像を見ると「エッ?ドローンじゃないの?」となってしまうくらい斬新なデザインに見えるわけです。それで、戦場に戦闘員を送り込むヘリコプターの新コンセプトが登場しています。今回、幾つかをご紹介しましょう。
シコルスキー/ボーイング社
アメリカ陸軍は多目的軍用ヘリのプロトタイプのために2社を選びました。そのうちのひとつがシコルスキー/ボーイング社。
上のコンセプト画像がSB-1 Defiantです。通常のヘリコプターの後ろのローターと違って、後ろ向きに付いてますね。プッシュプロペラと言うそうですが、このおかげでメインローターだけのヘリよりも速く飛ぶことができます。
ベル社
今度はベル社のコンセプトを見てみましょう。どこかで見たことないですか?そうです。日本配置で話題になったオスプレイそっくり。
ベル社のV-280 Valorはそのオスプレイをスリムにしたような感じです。最終目標として最高速度515km/hを想定しています。
V-280 Valorには3つのタイプがあります。人や物資の搬送用、救護用、そして攻撃用です。どちらのコンセプトにも実用化されている技術が搭載されるので、登場は本当に近い将来かもしれません。
SB-1 Defiantは、メインが同軸反転ローター。そしてプッシャープロペラなので、これだけでも近未来感があります。2つのモデルとも、平和目的に大活躍してほしいですね!