朝日が昇り、夕日が沈む如く。
「Onne」は、不思議な文字盤を持ったデジタル腕時計。我々が知っている文字盤はそこにはなく、色のグラデーションのみで時刻を表しています。
それはまるで、太陽の周辺を回る地球を表しているかのようです。
色のグラデーションで時刻を表現
Onneは、3つのサークルで構成されています。
ここでは仮に、これらを内側から「核」「内周」「外周」と定義しましょう。核は時、内周は分、外周は秒を表します。
グラデーションの最も濃い部分から薄い部分に向かって、その境目が移動します。これこそが時計の針です。核と内周と外周のグラデーションが上方に一致した時、それは0時を示します。
無限に流れる川のように
この文字盤を見ると、時は無限に流れる川のようなものだということが分かります。
グラデーションは決して終焉することはなく、コペルニクスが発見した地動説を証明するかのように常に周回し続けます。使用者の気分に合わせて8つのトーンを設定することができ、老若男女どのような人の手首にも馴染みます。
哲学の詰め込まれた腕時計
まさに、自然化学による地球の動作を表現したこの時計。そこには開発者の哲学が詰め込まれているようです。
Onneはクラウドファンディング「Indiegogo」での出展を予定しています。
太陽は常に人類史とともにありました。古今東西、東から昇り西から沈む太陽は人間の暮らしを支えています。Onneの文字盤を眺めると、そのような自然原理が見えてくるようです。