2017年7月に発売された教育用ロボット「Airblock」。プロペラの配置や数を変えて空中を飛行するドローンとしてだけではなく、水陸両用のホバークラフトとしても楽しむことができるのが特長です。
Kickstater(キックスターター)からプロジェクトがスタート
そもそも「Airblock」は2016年にアメリカのクラウドファウンディングサービス「Kickstater(キックスターター)」でプロジェクトがスタート。およそ100万ドル(約1億円)もの支援金を集めたことで話題となりました。
プログラミングの教材としても注目
対象年齢は8歳から。なお、梱包品には子どもでも読みやすい日本語のマニュアルが付属しているので親子で楽しめるのも魅力です。
なお、本製品はScience(科学)やTechnology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合した教育分野、いわゆる「STEM教育」でのプログラミング教材としても活用が期待されており、実際同年11月には国内の中学校でドローンプログラミング講座が開催されるなど、今後の取り組みにも注目されています。
組み立ては簡単
バッテリー挿入口や超音波センサーを搭載したマスターコントロールモジュールと6つのプロペラで構成されているのが特長。組み立てはマグネットの力で簡単に装着することが可能です。
各ブロックは衝撃を受けても壊れにくい頑丈な素材を採用。防水仕様ではないものの軽量でドローンの場合だと総重量は150g、ホバークラフトの場合は梱包されているベースと組み合わせるので、総重量は195gです。
操縦はアプリで対応
スマホまたはタブレットに専用のアプリ「Makeblock」をダウンロードし、Bluetoothをオンにして機体とスマホをペアリングすれば準備完了。画面中央上部の電源ボタンをタップすれば、すぐさまフライトが開始します。操作も簡単で、左側のスティックで上昇と下降、左右の回転を行い、右側のスティックで前進と後退、左右への水平移動を行います。
なお、プログラムを立ち上げてると、ドローンが「前へ行く」や「上昇をする」などのアイコンが日本語で表示されます。これをパズルのように組み合わせることで、フライトをプログラミングすることが可能。
表示のように、ボタンが押された時にドローンがどのように飛行させたいかを選択し、オリジナルのフライトコースを作成すれば、あとは自動でドローンが動き出します。
実際に試してみると初心者でもとても簡単に設定ができ、遊びながらプログラミングの仕組みを知ることができます。日本でも2020年までにプログラミングによるSTEM教育を学習の必修化として取り組む検討をしており、今まで以上にプログラミングが身近になる時代がやってくると言われています。興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
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